つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

2007年11月11日 | 芸能
             「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のワンシーン

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を孫の凌也君と一緒に観に行った。
日本アカデミー賞を獲得した「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編。
前作はテレビ放映していた。続編はその翌日に映画館の大きなスクリーンで観賞。

前作同様にVFX技術により昭和34年当時の東京を再現していた。
東京駅、羽田空港、首都高速が無い日本橋、新幹線開通前の超特急「こだま号」等々。情緒あふれる風情が当時を思い出させてくれる。

前作は昭和33年の東京タワー建設中の模様であった。
新作は東京タワーが完成して、東京オリンピックの開催が決定し、日本の高度経済成長が始まろうとしていた昭和34年当時の夕日町の人々の模様が描かれている。
芥川賞を目指している小説家の茶川に育てられている淳之介(須賀健太)と鈴木オートの長男・一平(小清水一揮)の子役2人の存在が物語を楽しくしている。
茶川(吉岡秀隆)とヒロミ(小雪)の行方は。
鈴木オートの社長(堤真一)とおかみさん(薬師丸ひろ子)、そして六子(堀北真希)が好演。三浦友和、もたいまさこ、小日向文世の脇役人も引き締める効果が絶大。

クライマックスは、茶川が芥川賞の最終選考に残り、連絡を待っているシーン。
鈴木オートに近所の人たちが集まり、受賞の準備をしている。
一方、ヒロミはこだまで大阪へ向う列車の中で、候補作品の掲載されている本に目を通す。題は「踊り子」。

前作同様に泣かせるシーンもある。
ラストシーンは、新設された東京タワーの展望台に昇って夕日を見る鈴木オート一家。
一平が「今日の夕日は目に沁みる」を言って笑わせる。
日本橋から夕日を眺める茶川とヒロミと淳之介の3人。
日本映画にも楽しい作品があった。

(11月11日記 池内和彦)


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1 コメント

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映画って・・ (上州の狼)
2007-11-11 00:39:44
熱い想いやメッセージ、情熱が伝わる。

自分の感性を高めるのはいい経験と同時に勉強になる。

私も見に行きたい作品です。
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