つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

思い出の写真「宮田章司師匠」

2020年08月01日 | 演芸

                     宮田章司師匠(浅草ビューホテル)

宮田章司師匠は、江戸物売り声としては日本で唯一の演芸人です。
宮田章司一門をまとめており、漫才の宮田陽・昇さん、同じく漫才の左利きの宮田小介さんが弟子として立派に育成させました。
宮田小介さんは、群馬県神流町の出身です。地元の「800匹が泳ぐ鯉のぼり祭り」でイベントの司会を担当したQ太さんにお笑いの道に進みたいと願い出たところ、宮田章司師匠を紹介されて弟子入りしました。宮田章司一門会で国立演芸場や深川江戸資料館劇場、浅草東洋館に出演してから、浅草東洋館の定席に出演しております。今では18年となる中堅どころとして活躍しております。
そのような関係で、宮田章司師匠とも親しく交流させていただきました。私が主宰していた「豊島区文化研修会」では、講師として出演をしてくれまして、多くの来場者の中で、江戸の物売り声についてお話と物売り声を披露してくれました。物産飴屋、七味唐辛子の売り声も良かったです。その後、霞会(東京国際大学同窓会)の新春の集いでも、お得意の江戸物売り声を披露してくれました。
宮田章司師匠を神田明神前のあま酒の天野屋の皆さんへ紹介したところ、五代会長である天野彌一氏と意気投合してその後も交流が続いております。演芸場などで物売り声を披露するときには「あま酒」の売り声と天野屋について話をすることが多くあります。
江戸物売り声は、他に演ずる人がおりません。貴重な演芸人が宮田章司師匠です。

(8月1日記)

 


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