祝嶺育代 カンプラスポーツセンター(ヘルシンキ大学)での練習風景
今回のサマーキャンプはヘルシンキ大学のキャンパス内にある「カンプラスポーツセンター」で行われました。
参加者約70人、とても活気のある合宿でした。
「躰道における経絡について・・・」という指導内容でした。
フィンランド躰道連盟から指導要請を依頼された谷鐵太郎、山本清隆両先生の静でしなやかな動きの指導法は、日頃の鍛錬の賜物なのでしょう・・・・
とても素晴しく、両先生のお歳を聞き知った20代、30代の若い受講生を魅了していました。
激しく動くだけが武道ではない・・経絡の作用を習得する事が肝要・・・との「新感覚」を伝授されていましたので、若い彼らにはとても新鮮に映ったことと思います。
外国の人が武道を学ぶ根底には「強くなりたい」と望む以上に、日本文化を学びたい、伝統文化に触れより深く理解した・・といった想いがあるようです。
道着姿の彼らの武道に対する真摯な姿勢は、私の目には日本人以上に日本的に感じられました。
総じて、人口530万人ほどのフィンランドにおいて、「躰道」は言うに及ばず、「玄制流空手」もしっかりと根付いているとの印象を受けました。
先駆的に指導に当たられた方々の苦労が偲ばれます。
多くの空手の流派、また合気道や剣道といった他武道があるなか、躰道人口は1000人を超えているとのことです。
その人達の学ぶ「姿勢」や学びの「質」について深く考えさせられるものがありました。
日本人として、武道を実践している者として、そしてなにより創始者の遺志を継ぐものとして・・・・・
今回のフィンランド行きを契機に、これからも「祝嶺の型研究会」として海外の現状を把握していく予定でおります。
既に「研究会」のメンバーのうち、次回の視察に同行を希望している者もいます。
また、海外で玄制流空手や躰道を学んでいる人々との交流を図っていく計画もしています。
一人の武道家(祝嶺正献先生)が創始した二つの武道が老若男女問わず、多くの人に愛好されるよう、益々頑張って精進しようと決意も新たにした今回のフィンランド行きでした。
当地でお世話になった多くのFinnishに感謝いたします。(終り)
(祝嶺育代記)
今回のサマーキャンプはヘルシンキ大学のキャンパス内にある「カンプラスポーツセンター」で行われました。
参加者約70人、とても活気のある合宿でした。
「躰道における経絡について・・・」という指導内容でした。
フィンランド躰道連盟から指導要請を依頼された谷鐵太郎、山本清隆両先生の静でしなやかな動きの指導法は、日頃の鍛錬の賜物なのでしょう・・・・
とても素晴しく、両先生のお歳を聞き知った20代、30代の若い受講生を魅了していました。
激しく動くだけが武道ではない・・経絡の作用を習得する事が肝要・・・との「新感覚」を伝授されていましたので、若い彼らにはとても新鮮に映ったことと思います。
外国の人が武道を学ぶ根底には「強くなりたい」と望む以上に、日本文化を学びたい、伝統文化に触れより深く理解した・・といった想いがあるようです。
道着姿の彼らの武道に対する真摯な姿勢は、私の目には日本人以上に日本的に感じられました。
総じて、人口530万人ほどのフィンランドにおいて、「躰道」は言うに及ばず、「玄制流空手」もしっかりと根付いているとの印象を受けました。
先駆的に指導に当たられた方々の苦労が偲ばれます。
多くの空手の流派、また合気道や剣道といった他武道があるなか、躰道人口は1000人を超えているとのことです。
その人達の学ぶ「姿勢」や学びの「質」について深く考えさせられるものがありました。
日本人として、武道を実践している者として、そしてなにより創始者の遺志を継ぐものとして・・・・・
今回のフィンランド行きを契機に、これからも「祝嶺の型研究会」として海外の現状を把握していく予定でおります。
既に「研究会」のメンバーのうち、次回の視察に同行を希望している者もいます。
また、海外で玄制流空手や躰道を学んでいる人々との交流を図っていく計画もしています。
一人の武道家(祝嶺正献先生)が創始した二つの武道が老若男女問わず、多くの人に愛好されるよう、益々頑張って精進しようと決意も新たにした今回のフィンランド行きでした。
当地でお世話になった多くのFinnishに感謝いたします。(終り)
(祝嶺育代記)