ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.3.17 閲覧300万頁達成御礼

2016-03-17 22:01:05 | 日記
 昨日と打って変わって今日はすっかり春めいた陽射しに溢れた日になった。開花予想が次の3連休との報道に、こんなに寒いのにそんなに早く?と思っていたけれど、この暖かさで蕾もぐっと膨らむのだろう。

 朝、自宅前に沿った植え込みの沈丁花の甘やかな香りを胸いっぱいに吸い込み、すっかり癒される。そして出勤途上、学内のお気に入りのハクモクレンの木に今年も純白の花が沢山開いているのを見つけ、こちらの背筋もシャンとする。
 何分単純なので、すっかり嬉しく、心なしか風邪の状態もよくなってきたように感じる。

 さて、アクセスカウンターを見ると、昨日で閲覧300万頁を超えていた。200万頁を達成したのが2014年9月末のことだから1年半弱である。
 単純に一日で割りかえしてみれば日々1,900頁弱ご覧頂いている計算になる。ただただひたすら長すぎる嫌いのある(少なくともスマホでご覧頂くには息切れがして途中で放り出してしまう長さだろう)文章を綴り、美味しそうなお料理や旅先の綺麗な写真を載せるということもなく、ただただ字だけの地味なブログであるのに、読んでくださる方がこれだけいらっしゃるということが、引き続き私の励みになっている。

 1年半前に次は250万頁を、出来れば300万頁をも目指して細く長くしぶとく、書き続けていきたいものである、と書いているが、これでその目標も叶ったことになる。振り返れば、思えば遠くへきたものだといった感じだ。
 そうそう読者の方が増えるとは思えないので、このままの勘定で行けば、500万頁達成には3年弱かかることになる。果たしてどうだろう。いずれにせよ、綴り続けられる限り、綴り続けていきたいと思う。

 これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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2016.3.16 採血後診察、カドサイラ(T-DM1) 18回目(減量8回目)

2016-03-16 20:54:04 | 治療日記
 前回は白血球と好中球が足りずにカドサイラ(T-DM1)の投与が出来ずじまい。3週間の休薬明け、今月初の通院日である。
 今日は夫も通院ということで、たっぷり2回分の洗濯を干した後、2人で一緒に家を出た。夫は上り、私は下りホームで電車を待つ。最寄駅でも乗り換え駅でも、電車は順調。
 
 乗換駅で始発電車に乗り込み、今日の1冊目は乃南アサさんの短編傑作選「岬にて」(新潮文庫)。ブルーライトカット眼鏡やシールのお蔭か、あるいはパタノール点眼薬のお蔭か、目の痛みが緩和され、涙目もなくなり、読書が快適になった。
 乃南さんの作品は長編も大好きなのだが、短編も実に上手い。本書には14の短編が掲載されているが、帯にある「サスペンスの名手のベスト・オブ・ベスト」は言い得て妙。もう最初の作品からのめり込み、あっという間に病院最寄駅に到着。

 昨日は久しぶりに青空だったが、今日はまた雲の多いはっきりしないお天気。風もあり、またしても寒さが身に沁みる。自動再来受付機でも採血受付でも殆ど待たずにスムーズ。採血は待ち人数10数人で、10分ほどで終了した。今日は女性の検査技師Sさん。4本の採血で、刺針も抜針もイマイチ。

 コートやストールをエコバックに詰め、止血しながら腫瘍内科受付へ移動。月初めの保険証チェックを終え、席を確保してから読書再開。狂気に走る母、嫉妬に狂う妻、初恋の人を想う女性など、狂気あり、追慕あり、復讐はたまた嫉妬ありと女性心理描写の際立つ巧さにはいつもながら唸らされる。いや、どれもこれも文句なく面白い。

 そこへ今は遊軍の針刺名人のOさんがみえて、声を掛けられる。何か良からぬことがあったかとビックリする。「申し訳ないことに前回ランマーク注射の請求が漏れていたので、今日併せてお願いします」とのこと。私も薬局で気付いたけれど、今日にも請求があると思い、戻ってお支払いせずに失礼しましたと応じる。

 1時間ほど待って、“中待合へどうぞ”の番号が電子掲示板に出る。読書に夢中で血圧測定は今日も後回し。99-58、脈拍は73。まあ、このくらいが血圧低めの私の至適数値かなと思う。
 
 中待合で30分ほど待つと、先生がお顔を出された。私の挨拶の声を聞くなり「あれ、風邪ですか。」と問われ、「そうなのです・・・」とお答えすると「風邪だと思っているとインフルかもしれませんよ、僕が先週B型でした」と仰る。しっかり予防注射をされていたので軽く済んだそうだが、去年と同様今年も沢山の方が罹っているようだ。

 そして、3週間のご報告。「サインバルタの離脱症状が酷く、ちょうど3週間前の通院日に診察室を出るあたりからふらついていましたが、その後眩暈と耳鳴りとふらつきにかなり悩まされました。ネットでいわゆるシャンビリだと判ったので、様子を見、2週間を過ぎたところでようやく収まってきましたが、まいりました。脳転移かもとも思いましたが、とりあえず落ち着いたので大丈夫でしょうか。」と言うと、「そうでしたか、症状がだんだん酷くなるとか長く続いているということでなく、改善されていれば頭は心配しなくてよいでしょう」とのこと。

 「そんなわけで休薬中であったのに、サインバルタの離脱症状と風邪引きでイマイチの体調でした。寒い日が続いたので胸痛もあり、頓服でロキソニンのお世話になりました。」と追加報告。「それでも痺れや痛みは酷くなっていないと思います。目も落ち着いており、あの突き刺すような痛みや涙目は軽減しています。目薬のお蔭なのかブルーライトカットのお蔭なのか・・・前回のアレルギーチェック結果はどうでしたか」と問うと、スギ、ヒノキ、ハウスダスト全て(-)とのこと。
 「こうした検査結果には出ない時もあるし、抗アレルギー目薬で軽減しているということなら、やはり何かアレルギーかもしれない」と仰る。うーん、何のアレルギーなのだろう。

 そして、PCの画面を見ると、腫瘍マーカーのグラフが出ている。赤い線が若干下がっている。1割ほどだが、相変わらず上限値を超えてはいるものの、嬉しい。採血結果では白血球は4,500、好中球も40%なので1,800。今日は治療再開出来ますね、とのこと。

 とりあえず治療が続けられるということでほっとする。次回3週間後はレントゲンなしで採血・ランマーク注射とカドサイラ(T-DM1) 19回目の予約が入った。そして、11月以来撮影していない造影CTの予約を来月2回目の治療の前週に入れて頂く。この結果も踏まえて治療変更するのかどうかと判断することになる。

 診察室での検温は6度5分。3週間分の2種類の漢方、デノタスチュアブル、ロキソニン、パタノール点眼薬、ヒルドイドローションを処方して頂き、ご挨拶をして診察室を後にした。

 化学療法室へ移動し、夫やお友達に報告LINEやメール。夫とはお互い病院からのLINEで、うーん、これはもう老境の夫婦だね、と言い合う。針刺名人OさんがCTの予約表を持ってきてくださる。

 15分程待って、クラークの方から窓際の奥のリクライニング椅子に案内された。陽射しがあれば温室のようなこの席も、今日はどんより曇っているので残念。体勢を整えてポートの針刺しを待っていると、認定看護師の資格取得のために休職中だったOkさんが見えていて針刺しをしてくださる。
 「お久しぶりです。復帰されたのですね、資格取得、素晴らしいですね」と声をかけると、「まだ最後の大変な試験が残っているんですが・・・」とお話くださる。あっという間にポートの針刺し。全く痛みがなく「さすがです!」と御礼。

 逆血も問題なく、読書しながら薬が届くのを待っていると、男性の薬剤師さんとOさんがみえて、「大変申し訳ありませんが、薬の調合にトラブルがあって調剤し直しになったそうで、あと1時間半くらいかかるとのことです。食事に出られますか」とのこと。うーん、終わってからだと殆ど夕方近いランチになるか、とは思ったが既に針刺をしているし本も読みたかったので、大丈夫です、このまま待ちますとお答えする。そんなトラブルもあるのだな、と思う。記憶にある限り8年以上お世話になっていて初めてだと思う。廃棄にするとなると数十万円、大変な損害である。

 そんなわけで、今日は順調と思ったのだが、結局ここで1時間以上読書タイムが追加。途中で眠くなってちょっとウトウト。薬が届いてから、最初に生食でチューブを満たし、1時間ほどで140mgに減量したカドサイラ(T-DM1)の8回目の投与。最後は生食を15分で流す。
 2週間ほど前から、最後にもう一度生食でポートを洗浄することになったとのことで、一つ工程が増えたが、無事終了した。今日は避難訓練実施ということで途中大きなサイレンが鳴り、色々な放送が流れた。

 終了後の血圧はKrさんが来られて、98―60、脈拍は62と問題なし。抜針はKbさんがみえたが、ちょうどその時息子から「京都ポケモンセンターオープン!入場制限3時間」という能天気な写真がLINEで飛んでくる。Kbさんに「ポケモン誕生と同時に生まれた20歳の息子が未だにポケモンなんですよ」と苦笑いしつつ言うと、「私は小学校1年の時にポケモンが始まったので、その気持ちわかります。私もポケモンと共に育ちました !」と仰る。
 いやはや娘といっても可笑しくない方にこうしてケアして頂いているのだ、としみじみ齢を感じる。
 ご挨拶して化学療法室を後にする。待合で20分ほど会計を待つ。自動支払機へ移動して、採血、点滴、前回の注射を3割負担。14万円弱をカードで支払う。

 外に出ると陽射しがなく、肌寒い。相変わらずコートにストール、ショートブーツの出で立ちだ。薬局は5,6人の方が待っていたが、いつものように順番を抜かされやはり1時間近く待って最後に。サインバルタの離脱症状の話をして、4,000円弱をカード払いした。

 今日は、診察まではスムーズだったけれど、途中調剤トラブルがあり、病院と薬局の滞在時間は合わせて6時間半。当然駅ビルのランチタイムは終わっていたけれど、薬も飲まなければならないし、昼を抜くわけにもいかず、定食屋さんでしっかり食事を摂ってきた。
 すっかり遅い時間になり、帰路の電車は座れないかと思ったが、幸運にも途中駅で席が確保出来、ちょっとウトウトしいながら本を読み切った。

 帰宅は殆ど普段と同じ時間になった。さすがにグッタリ。地元の総合病院に行った夫は午前中で色々な検査も終わり、今後の日程も決まったとのこと。
 明日は会議のハシゴ、明後日は父の病院付き添いでまた休暇を頂かなくてはならない。年度末はやはり慌ただしいものである。
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2016.3.15 弥生半ばはカフェ日和

2016-03-15 22:05:22 | 日記
 1週間ぶりにようやく青空が広がった。待ち侘びた太陽の顔を臨むことが出来、なんとなく気持ちが綻ぶ。
 昨日まで最高気温が5度、6度という真冬日。それに加え冷たい雨が降り続き、すっかり本格的な風邪をひいてしまった。痰の絡んだ咳がゴホゴホ、鼻水もズルズル。トホホの冴えない体調である。とはいえ熱は出ず、頭痛もなく、食欲もあるので、風邪薬を飲み早寝をしつつ、なんとか普通の生活を続けている。

 今日は学内に新規オープンしたカフェのオープニングセレモニーに臨席する機会を得た。学内にある生協食堂、フレンチレストランとコンビニ併設食堂という3箇所の飲食施設は、かつてに比べ大幅に学生定員が増えたことで、いつ見てもどこも一杯である。
 ちょっとしたカフェがあって、ゆっくりお喋りすることが出来たら・・・というのは、おそらく長年にわたって教職員、学生皆の望みだったのだろう。

 もちろん、今では駅前まで足を伸ばせば、複数のファストフードやカフェがあるけれど、学生たちにとっては決して安価とはいえない。だから、地元の就労支援団体が運営するリーズナブルな値段の新しいカフェは、ウエルカムであること間違いないだろう。

 我が家の夫も、駅まで行かずに(帰路坂道を上がることなく・・・、この辺りは行きは良い良い帰りは怖い、の丘陵地帯なのである。)大学の入り口付近にカフェが出来れば、散歩がてら土日ごとに通うんだけど・・・と常々言っていた。今回のカフェオープンを話したところ、いいねいいね!と身を乗り出してきた。

 当面は月~金のウィークデーの朝から夕方までの営業とのことなので、残念ながらその恩恵には被れないが、おいおい授業がある土曜日の営業も構想中とのこと。セレモニーは学生たちによるアカペラの歌のオープニングに続き、関係者による挨拶、テープカット、室内楽団の祝演を経て、内覧会となった。

 白と赤のカジュアルな椅子とテーブルが可愛らしく並んでおり、パンやお弁当などのショーケースとカフェのカウンターがこじんまり。残念ながら大いに混んでおり、昼休みの時間内には、並んでもお弁当やお土産を買うことは出来なそうで、諦めた。

 帰宅すると、今月2回目のお花が届いていた。すっくと伸びた純白のカラーが3本、淡いクリーム色のアルストロメリアが2本、可愛らしいいちご草が2本、そして緑が眩しい麦が3本。花言葉はそれぞれ「清純」、「清々しさ」、「友情」、「富」だという。ガラスの花器に無造作に投げ入れたら、部屋の中がぱっと春らしく明るくなった。

 さて、3月も残すところあと半分。週末からはお彼岸の入りである。暑さ寒さも彼岸まで・・・の言葉どおり、どうかこのまま早く暖かくなってほしいものである。



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2016.3.13 ホワイトデーイヴはリフレとヨガとショッピング

2016-03-13 21:47:50 | 日記
 昨日に引き続き今日も洗濯日和には程遠いお天気。ここにきて春より冬が勝るような寒い日が続いているが、溜まった洗濯物は放置してもおけず。起床時間に洗い上がるように予約して休んだのだが、最近、土日は何故か目覚ましなしでパッチリ目覚めるという夫が一足先に起き出して、洗濯物を干してくれていた。

 今日は1か月ぶりのリフレクソロジーの日。昨夜まで何ともなかったのに、朝起きると何となく風邪っぽくくしゃみと鼻水。慌てて葛根湯を飲んで出かけた。

 いつものハンドリフレと下半身すっきりコースに10分延長のフルコース。鼻がスッキリして心地よいユーカリブレンドの冷えと凝り対策オイルをチョイスした。お互いの近況報告で話しが尽きない。眠いのだけれど、寝てしまうのはもったいない、お喋りもしたいというジレンマの中、後半はやはりウトウト。

 鼠蹊部や腰の反射区である踝がかなり痛んだが、終わる頃にはすっかり流れが良くなって、5本一緒に固まっていたような足の指もスッキリし、指1本1本が主張するようになった。やはり寒さの所為で、手先足先がいつにも増して冷えているようだ。

 施術後は身体ポカポカブレンドのハーブティに加え、オーナーがファスティングにトライした時に飲んだという、お薦めの酵素ジュースを味見させて頂いた。来月の予約を済ませ、再び最寄駅まで送って頂いた。

 駅ビルで簡単にカフェランチを済ませ、午後からヨガスタジオで美脚ヨガのクラスに参加。リフレとの相乗作用で足が軽くなって気分もスッキリしたところで、夫と待ち合わせ。日用品の買い物を済ませ、お茶だけのつもりが軽食をとることになってしまった。

 お腹ごなしにショッピングモールへ。明日はホワイトデーということでちょっとおねだりをした後、前から気になっていたヨガウェア等もゲットしてきた。ウロウロしている間に辺りはすっかり暗くなる。レシートを握りしめて2人で抽選をしたけれど、参加賞の入浴剤ばかりでちょっとガッカリ。
 
 帰宅後、夕食は質素に済ませた。また明日から新しい1週間が始まる。来週は3週間ぶりに自分の通院に加え、父の通院付添いもあり、病院ウィークになる模様。今年度も残すところ半月。実際に出勤する日は10日ほどになってしまった。

 思えば昨年の今頃は、退職だの再就職だので公私ともにドタバタしていたが、振り返れば本当にあっという間の1年だった。
 こうして入院することもなく無事に1年勤められたことを改めて感謝しながら、また新しい年度を迎える準備をしなくては。

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2016.3.12 歯科検診と家事・ヨガ・映画

2016-03-12 23:54:15 | 日記
 ようやくの土曜日。今日は朝一番に3ヶ月ぶりの歯科検診へ。土曜日のプチ贅沢“ベッドで朝の連続テレビ小説”は諦めて、早めに起床した。お天気がはっきりしない。かなり冷え込んでいるし、雨も降り出しそうだったので洗濯は明日回しに。

 前回12月の検診は、食事をしているとたまに右奥歯がズキーンと痛み、歯根膜炎やら顎骨壊死の予兆だったら、と心配を抱えての受診だった。今回はその時のアドバイス通り、調子が良くてもその歯には負荷をかけないで、大切に使う・・・を心がけたので、痛みもなく3カ月過ごすことが出来たとご報告。

 検診の結果は「やはり歯並びの問題でブラシを当てづらい所があるので、特に念入りにケアしましょう」とのこと。該当部分の掃除と消毒をして頂き、3か月後に予約を入れて、僅か10分で無事終了した。おかげで口の中もスッキリ。

 帰宅後は、先週の日曜日に、携帯切り替えのアクシデントですっかりしそこなった掃除を念入りにしてスッキリ。どうしても、土曜日に用事を入れて掃除が日曜日回しになるけれど、こうして土曜日に片付けておけば、明日は気分的に楽ちんである。

 簡単にランチを済ませて、午後からは久しぶりに別店舗に異動になったKさんの出張ヨガレッスン、フローベーシックのクラスに参加してきた。随分前に1回参加したところ、ノンストップの動きに閉口し、以来すっかりご無沙汰だったのだが、常温ヨガスタジオでフローの動きのクラスに参加することで少し体力がついたのか、今日はとても楽しめた。

 夕方、美容院にカットに出かけた夫と合流して夕食を済ませ、久し振りに映画館へ。私が観たかったものには付き合ってもらえず、お一人様レディスデーに回すことにして、「映画はスパイモノ、もしくは面白くてハッピーエンドでなければいけない、深刻なものはお断り」という夫の持論のもと、家族ものの喜劇を観てきた。

 数年前に観た「東京物語」と全く同じ俳優陣の家族のドタバタ物語。夫婦関係は全く同じとはいえ、バックグラウンドは異なっていて、最初はちょっと混乱したけれど、沢山笑って、ちょっぴりほろりとして最後はホッとハッピーエンド。

 ごくごく日常の土曜日。こうして無事に過ごせることに改めて幸せを感じるちょっと夜更かしの夜である。
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