市が主催する中山道鵜沼宿文化財ツアーに参加した。
雨にもかかわらず、熱心な参加者でいっぱい。
ボランティア・ガイドの案内で、10人ずつのグループになって
江戸時代の旅籠や農家などの古い民家を訪れた。
そういう建築物にはこんな銘板がついている。
日本版ブループラークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7f/aa4ebc6a0146565f4af767a91c0eba4c.jpg)
濃尾大震災で倒れたりして、すべてが江戸時代から残る家ばかりではないが、
どれも年代を感じさせる梁や大黒柱が残る旧家だ。
(震災後建て直された家でも、柱はそれ以前のものを再利用している)
じっさいに子孫が住んでいるため、ふだんは内部非公開だが、
今日だけ特別に公開されたというしだい。
車で通りすぎるだけだった中山道も、ゆっくり歩き、
家々に立ち寄ってみると、なかなか興味深い。
また、道々、これまでは単に木の生い茂る小山だと思っていたものが
古墳だということも初めて知った。しかも、ひとつ、ふたつではない。
終点の村歌舞伎舞台「皆楽座」まで2キロほど。
皆楽座では、コンサートや地元酒造会社による新酒イベントが開かれていて、
雨にもかかわらずテント下の席は満員の盛況ぶりだった。
わたしは日本酒はあまり好きではないので飲まなかったが。