カモミールにはジャーマン・カモミールとローマン・カモミールがあるが、
庭にはその両方を植えてみた。苗のときは少ししか違わなかったのに、
育ってきたら、まるで違う姿になった。
こっちがジャーマン・カモミール。周りにいろいろ生えていて紛らわしいが
中央から大きく広がっているのがカモミールで、花はUFO型。
左にちらっと見えているふつうの形の白い花はノースポールだ。

下がローマン・カモミール。つぼみはたくさんついているが、
まだ咲いていない。グランドカバーに使えるだけあって、こんもりとまとまっている。

今日は、ローマン・カモミールのほうを摘んで、お風呂に入れてみた。
うちは沸かすタイプのお風呂ではないので、あらかじめ鍋で煮出してから放りこんだ。
かすかに香っていい感じだった。
ジューンベリーは毎日少しずつ赤い実が増えていて、熟したのから摘んでいる。
先日、実は20個くらいと書いたけれど、よく見たらその倍はありそうだ。
虫食いの実が2、3個あったが、なんと、それが一番甘かった!


朝、ごみ出しに行く時間は、ちょうど小学生の登校時間に当たっている。
わたしは、ときどき、まっすぐ家に戻らず、散歩して帰る。
この時期、どの家でも花が咲き乱れていて、とてもきれいだから。
そういうときにすれ違う小学生はみな「おはようございます」と
向こうから進んであいさつしてくる。もちろん全然顔見知りではない。
最近は、知らない人と話してはいけません、などと教えなければいけない世の中だが、
少なくともここの小学校では、地域の人にあいさつするように教育しているようだ。
ここは大きいながらよくまとまった住宅地で、朝、道を歩いているのは
まず地元の人間にまちがいない。そういう事情があってこそなのだろう。
こどもにかぎらず、大人同士でも、道で会うとあいさつする。
班が違えば面識はぜんぜんないのだが、この団地の住民という連帯感があるようだ。
おそらく、地震などの大きな災害時には、それが力を発揮するだろう。
そういうとき、ここを選んでよかったと思う。
家を建てるとき、家自体はもちろんだが、周辺の環境もとても大切だ。
ところで、2階の窓にハンギングしてあるディコンドラの伸び方がすごい。

2週間弱前に撮った写真がこれ。
