FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

秋明菊 子株も咲いた

2011-09-15 13:01:21 | ガーデニング

アナベルの茶色くなった花に、見たことのない虫がいた。


蝶のようにきれいだが、触覚が羽状なので、蛾に違いない。
調べてみたら、ホタルガという名前だった。
蛍だなんて、蛾にしてはきれいだからついた名だろうか。
翅にくっきりしたラインがあるだけでなく、頭が赤いし、
触覚にはブルーのアクセントまで入っている。


2年前に植えた赤花の秋明菊はよく殖えて広がったので、
この春、端の方の芽を東の庭のハナミズキの根元に移植した。
ごく小さい芽だったのに、ここまで育って花を咲かせた。
   


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秋と夏が混在

2011-09-14 13:40:29 | ガーデニング

9月に入っていったんは涼しくなったのに、また暑さがぶり返して、
今日の正午、デッキの気温は37度もあった。
これは日陰の温度計なので、日向はさらに暑いはず。
でも、夏によく鳴いていたクマゼミの声はしなくなり、
ツクツクボウシの声が聞こえるようになった。
ツクツクボウシは用心深いのでなかなか写真が撮れないが、
これはめずらしくシャッターを押すまで逃げなかった。


真夏に咲くはずのポーチュラカだが、こぼれ種から育ったこれは
今日やっと初めての花を咲かせた。


そして、去年の秋に掘りあげて、春に植えたクルクマの球根が
ようやくつぼみをつけるまでになった。



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図書館がお休み中は

2011-09-13 14:06:35 | ガーデニング

図書館が改装工事中、2か月近く休みになると不便だなーと思っていた。
小説はネットで予約しておけば、分室などで受け取れるが、
ガーデニングやクッキング関係の本は中を見て借りていたので、
休みのあいだは借りられなくなるものと思ったのだ。
でも、今日、英語クラスの帰途、分室に寄ってみて気づいた。
ここにも少しだけど蔵書があるということに。
しかも、図書館とは違う本が置いてある。
本館ではガーデニング関係のめぼしい本はほとんど借りてしまったので、
これはかえっていい機会かもしれない。


ブラシノキの花。木の花はたいてい年1回しか咲かないが
これは春と秋に咲くところがいい。


ルリマツリの花の青は涼しげないい色だ。
でも、何もせずに放任しておいたので、枝が乱れてしまった。
来年はきれいにまとめるつもりでいる。



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また歯医者通い

2011-09-12 17:53:50 | 日常のスケッチ

先月の20日に歯の治療が終わってほっとしていたら、
金曜の夜、奥歯が欠けているのをはっけーん!
またまた、歯医者に通うことになってしまった。
先月までの通院は長かったものの、軽い治療ばかりだった。
でも、この奥歯は、インレイを新たに作り直すことになった。
神経ぎりぎりだそうで、歯医者さんはかなり慎重に削っていた。
おかげで痛みはなかった。

歯医者さんのカルテによると、奥歯にこのインレイをかぶせたのは
21年前とのこと。そんなに昔から通っていたなんて。
当市に引っ越してきて以来のつきあいだから、当然なんだけど、
あらためて21年と言われるとちょっと驚く。
常に新しい技術を取り入れて研究熱心なので、
この先も当分おつきあいは続きそうだ。

9月になって色づいたイチジクはこれまでの実に比べてかなり色が濃い。

実の底が1cmくらい開いたら収穫するとネットには書いてあるが、
さわるともうぷよぷよだし、重みで枝から垂れ下がっていたので、
底は開いてなかったが、収穫して食べてみた。
すっかり熟していて、柔らかく甘かった。

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「古書の来歴」

2011-09-11 15:51:41 | 日常のスケッチ

じつにおもしろい本だった。サラエボ・ハガダーという本を中心に据え、
現代の古書鑑定・修復家がその本の謎を読み解いていくのと並行して、
500年の歴史のなかでその本にかかわってきた多くの人間の物語が交互に描かれる。
「ダ・ヴィンチ・コード」のような知的な謎解きにわくわくさせられた。
帯に「まるで古書版CSI。古書を科学捜査する」とあるとおり、
ほんの小さなワインのしみや、挟まってい蝶の翅の断片から、
焚書の手を辛くも逃れて、この本がたどってきた道筋を推理するのだ。

その一方で、サラエボ・ハガダーの歴史はユダヤ人迫害の歴史でもある。
ユダヤ人の迫害の最たるものは、ナチスドイツによるものだが、
現代アメリカ映画の中でも、ユダヤ人を軽蔑する表現が出てきたりする。
いったいなぜユダヤ人はそこまで蔑まれるのか不思議だったが、
このサイトの説明を読んでみて、ようやく理由がわかった。

小説の最後で、現代の古書鑑定家が、未来の古書鑑定家に向けて
小さな〝種〟を仕込む。そのことで、彼女もサラエボ・ハガダーを
取り巻く人間のひとりになるという趣向がすてきだった。


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