毎週の土曜の朝は、ほぼ昼頃まで喫茶店の窓辺の明るいカウンターでコーヒーをすすりながら、前夜の漂流でのウニ状態の修復と新聞と業界紙や種々雑学の知識習得。
秋葉原周辺の下町界隈は、夜の居酒屋には事欠かないが、日中もカフェも豊富である。特にこのところ明るく安い喫茶店が増えている。ドトール、ベローチェ、カフェ・ド・クリエ、スターバックス、タリーズ等まだまだある。個人的には店の明るさや雰囲気などカフェドクリエやドトールが好きだ。これらの多くの店には新聞を開くことができる窓際のカウンター席があるのもいい。御徒町のクリエは最近の御用達。手頃には全館禁煙のヨドバシのベローチェなど。スタバやタリーズは正直言って味が好みでない。店の作りも落ち着いて新聞を広げるムードにない。
喫茶店も時代に合わせていろいろと出現し、昔ながらの街の喫茶店は風前の灯火だ。軽井沢、京都、名古屋あたりから進出した高級喫茶店、ネットカフェ、漫画喫茶、ジャズ喫茶、今は見かけないノーパン喫茶や歌声喫茶、
そしてアキバと言えば萌え喫茶。秋葉原東口の萌え喫茶の老舗?「ひなふぁ」はいつも長蛇の列だった。道路から数尺下のガラス越しに中が覗ける。なんで受けるのかオジンにはよう分らんが、この年になっても好奇心は衰えない。話題になり始めた去年の春にはご近所の景気動向の調査がてらに萌えに潜入調査。
実況見聞で「萌え喫茶」の儲けの仕組みを了解。店の設備、調度品、ディスプレイにまったく金をかけてない。ベンチみたいな椅子とディスプレイは壁いっぱいに掛けたコスチュームで誤魔化している。ブームの短い期間に稼ぐだけ稼いでバイバイを決め込む腹だとまるっと全部(ぜ~んぶ)お見通し。せいぜい一年勝負で償却を目論み、ブームが続けばあとはお駄賃だ。
最近では、同じ穴のムジナの過当競争とおバカなお兄ちゃんの絶対的頭打ち。そろそろ風俗まがいも出現してブームの終焉間近とみた。早めに退き陣しないと火傷をするよ。