散日拾遺

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田園日記 その2

2013-11-03 07:38:25 | 日記
2013年11月3日(日)

東京では6時過ぎに目が覚めるのに、今朝はあっさり寝過ごした。
何しろ静かで、しかも朝が遅い。

え~っと、ざっと1000㎞西に来たとして、これが赤道周径なら40000㎞に対する40分の1だから時間にして36分。実際には1000㎞はないけれど、緯度が高い分、距離の効果は大きいから、やっぱり30分ぐらい日の出が遅いはず、ほんとかな?

ネットで確認したら、本日の日の出時刻は東京が6時5分、松山が6時30分、25分の違いだそうだ。あらまし正解。
加えて僕らのところは、四国の北西端にある高縄山(標高1000m弱)の西の山麓に位置するので、東側が山で西側が海なのだ。その分、さらに朝が遅い。
で、7時過ぎまでぐっすり眠った。

夜半に雨が降ったらしく、庭一面がしっとり濡れている。
塀越しに南を望むと、父が鍬を打っている。これがほんとの朝飯前。

昨夜の田中、初めから体が重そうで本来の彼ではなかった。
高校生の時分から体調不良を口にしない男で、早実との激戦の時もそうだった。無理するなよ~

父がサラダ菜とチンゲンサイを抱えて戻ってきた。
輝くような緑である。

***

その後、ふたたび降り出した雨が本降りになり、外回りの作業は今日はお休み。

昨日、到着早々に父がマメの種まきを急かしたのは、この見通しもあったのだ。
今日の雨を見込んで、昨日のうちに種を播いておく。
雨の今日は人間は休み、播かれたばかりの種には天然スプリンクラーが何よりのプレゼントになる。正確な天気予報は、田園生活の必需品だ。

これ幸いと遅れている原稿をはかどらす・・・はずが、アクビばっかりしていてまるで集中できない。
NHK杯 △瀬戸(中押し)向井の熱戦が終わった後、ちょっと横になったら夕方までぐっすり眠ってしまった。
静かというのもあるが、何だか空気からして違うのだ。イナカは実に良く眠れる。
何だろう、何かあるよ。

***

日本シリーズ、7戦になっては巨人有利と思っていたが、美馬・則本がよく投げたね。
みんなヘトヘトだろう、ごくろうさま。

美馬は身長169cm、僕ぐらいしかないんだが、無失点で2勝を挙げMVPの立派な活躍。最終回の田中登板、田中にずいぶん勝たせてもらったナインが、今日は田中に最後の1イニングをプレゼントした感じかな。

牧田のホームランボールをスタンドのファンがグラブで好捕。
喜ぶおじさん、背番号18の楽天のユニフォームを着ていたよ。
試合後、大勢のファンが雨の中で泣いていた。
「日本一のチームのファンにしてくれて、ありがとう」
と書いたプレートを掲げる女性がいた。
今年はこれで良かったね。

***

10月末に高校野球四国大会があり、今治西が池田高校に10-0で勝って優勝したのを、愛媛新聞のバックナンバーで見た。センバツ出場ほぼ確定。
安楽を擁する済美は今治西に県大会で敗れたから、今回は厳しい。じっくり体を養って夏に備えることだ。

今治西は昨夏、神奈川・桐光学園の松井に22三振の記録を進呈している。
名誉挽回しておくれ!