2013年11月5日(火)
のどかな晴天の連休明け、今日は体を動かした。
屋敷の西の竹林、勢いよく伸びて増えて、伐っても伐っても追いつかない。
竹の青々としてまっすぐな姿は好きだし、風が吹くと竹と竹のふれあう不思議な音がするのも魅力だが、残念なことにタケノコができないので価値が甚だ低い。しかも隣家に侵入して屋根を害する勢い。
なので今朝はこれを「伐れるだけ伐る」という親父殿の命で、ひたすら伐りまくった。
竹を伐るのは、ノコがあれば造作ない。二引き、三引きで潔く切れる。繊維の方向にはめっぽう強くて「しなり」も強靱だが、垂直方向の切断には弱いのである。
問題はその後で、6~7mにも及ぶ竹の先端に葉が良く茂り、しかも初めから隣家へ向けて傾いていたりすると、伐った途端に倒れて屋根を傷めることになりかねない。しかも竹林は屋敷の北西隅の、足場の悪い斜面に密集しているから、これを引っ張り出すのが難儀なのである。それで父ひとりの手には余ったのだ。
2時間あまりも伐っては運び伐っては運び、半ばで今日は終わりにしたが、積み上げたものを後で数えたら、ざっと百本近くあった。
昼過ぎにNTT西日本がやってきて、インターネットのルータ交換。
室内での作業とあわせ、外では工事車が電柱からの引き込み部分をいじり、さらに交通整理のおばちゃんがスクーターで同道してきている。100m向こうにバイパスができてから、うちの前はほとんど車通りがなくなったから、手持ちぶさただったろう。
午後は雨樋の掃除に、実をつけないクルミの巨木の枝おろし、竹狩りの続きに剪定と、庭周りで一日すごした。
あっという間に黄昏が近づき、海にかかった夕陽を背景に荒れた庭が色を落としていく。その中で庭のあちこちのサザンカが、白、紅、ピンクの花をぼんやり浮かばせる。サザンカって、良い植物だ。丈夫で気取りがなく、それでいて和菓子のように美味しそうな花をつける。
この庭はサザンカが多いのだ。
特に前庭と中庭の境にあるサザンカの大木は圧巻で、ハチやアブや蝶など常に千客万来、互いに争いもせず高低棲みわけて、てんでに蜜を吸っている。花は白、枝のしだれるのが珍しい。夏の日に、きらきら光る長いヘビが太い枝に巻きついていたっけ。
サザンカをふと面影に重ねたり (子規、ではない)
サザンカにふと面影を重ねたり (これも子規ではない)
サザンカにその面影を重ねたり (これも違う、でもこれがいいや)
追伸・・・というのもヘンだが、PCを閉じて寝ようと思ったら、足もとをでっかいネズミがコトコトと走っていった・・・
のどかな晴天の連休明け、今日は体を動かした。
屋敷の西の竹林、勢いよく伸びて増えて、伐っても伐っても追いつかない。
竹の青々としてまっすぐな姿は好きだし、風が吹くと竹と竹のふれあう不思議な音がするのも魅力だが、残念なことにタケノコができないので価値が甚だ低い。しかも隣家に侵入して屋根を害する勢い。
なので今朝はこれを「伐れるだけ伐る」という親父殿の命で、ひたすら伐りまくった。
竹を伐るのは、ノコがあれば造作ない。二引き、三引きで潔く切れる。繊維の方向にはめっぽう強くて「しなり」も強靱だが、垂直方向の切断には弱いのである。
問題はその後で、6~7mにも及ぶ竹の先端に葉が良く茂り、しかも初めから隣家へ向けて傾いていたりすると、伐った途端に倒れて屋根を傷めることになりかねない。しかも竹林は屋敷の北西隅の、足場の悪い斜面に密集しているから、これを引っ張り出すのが難儀なのである。それで父ひとりの手には余ったのだ。
2時間あまりも伐っては運び伐っては運び、半ばで今日は終わりにしたが、積み上げたものを後で数えたら、ざっと百本近くあった。
昼過ぎにNTT西日本がやってきて、インターネットのルータ交換。
室内での作業とあわせ、外では工事車が電柱からの引き込み部分をいじり、さらに交通整理のおばちゃんがスクーターで同道してきている。100m向こうにバイパスができてから、うちの前はほとんど車通りがなくなったから、手持ちぶさただったろう。
午後は雨樋の掃除に、実をつけないクルミの巨木の枝おろし、竹狩りの続きに剪定と、庭周りで一日すごした。
あっという間に黄昏が近づき、海にかかった夕陽を背景に荒れた庭が色を落としていく。その中で庭のあちこちのサザンカが、白、紅、ピンクの花をぼんやり浮かばせる。サザンカって、良い植物だ。丈夫で気取りがなく、それでいて和菓子のように美味しそうな花をつける。
この庭はサザンカが多いのだ。
特に前庭と中庭の境にあるサザンカの大木は圧巻で、ハチやアブや蝶など常に千客万来、互いに争いもせず高低棲みわけて、てんでに蜜を吸っている。花は白、枝のしだれるのが珍しい。夏の日に、きらきら光る長いヘビが太い枝に巻きついていたっけ。
サザンカをふと面影に重ねたり (子規、ではない)
サザンカにふと面影を重ねたり (これも子規ではない)
サザンカにその面影を重ねたり (これも違う、でもこれがいいや)
追伸・・・というのもヘンだが、PCを閉じて寝ようと思ったら、足もとをでっかいネズミがコトコトと走っていった・・・