散日拾遺

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4月7日/丙舍傍啟 甲帳對楹 ~ 千字文 056

2014-04-07 07:22:59 | 日記
2014年4月7日(月)

 1945(昭和20)年のこの日、戦艦大和沈む。
 『戦艦大和ノ最期』が読み継がれることを願う。

 1994(平成 6)年のこの日、ニックネームによるプロ野球選手登録開始。「パンチ」と「イチロー」が嚆矢となった。
 僕は直前の3月末に渡米したので事情を知らず、その後の「イチロー」の活躍を聞いて、これはまた面白い名前の外人選手が現われたと感心したものだ。

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◯ 丙舍傍啓 甲帳對楹(ヘイシャ・ボウケイ コウチョウ・タイエイ)
 丙は甲・乙に続く第三の意、宮中三番目の屋舎から転じて、宮中にある多くの部屋を代表するという。
 啟は岩波文庫版では啓に置き換えられている。同じ字なのかな。
 甲帳は漢の武帝の時代に作られた、宝玉で飾った最高の帳(とばり)、
 楹は「はしら」だそうだ。

 (正殿の)傍らに多くの部屋の入り口が開き、美しい帳が柱に対面して掛かっている。

 啓は「ひらく」、啓蟄、啓発、啓蒙など。この字には思い入れがあり、殊に春にはふさわしく感じられる。