一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

704  女郎花立つに寝そべる男郎花   鉄之介 

2012年09月14日 | 

(おみなえし/たつにねそべる/おとこえし)

  オミナエシは、秋の七草の一つで、黄色の小花が密集していて、高原に咲いて美しい。しかし、花が終わると、その実には強い悪臭がある。オトコエシは、同型のやや大型で花は白く、咲き終わると同様の悪臭がある。そこでかわいそうに女郎、男郎といういかがわしい名がついた。

 さて、この句をそのまま読むと、女郎花は普通に咲いていて、男郎花は倒れていたとなる。これが事実だった、と言われたらそれまでだが、「寝そべる」が、作者が男女を意識しての選択だったことは読み取れる。

 この句の女郎花と男郎花をひっくり返して、「男郎花立つに寝そべる女郎花」とすれば、素直な表現になるのだが、わざとひっくり返した作者の意図は?

ハナシュクシャ(花縮砂) ショウガ科の半耐冬性球根草

別名 ジンジャー

コメント
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