一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

701  来世も人口過多や秋彼岸   孝子

2012年09月11日 | 

 

 この句のお陰で、猿人が生まれたのはアフリカで、およそ100万年前。新人が生まれたのがおよそ10万年前と言われているが、以来この世に累計何人の人間が生まれ、あの世に逝ったのだろうか、などというつまらぬことを考えてしまった。

 およそ世界の人口は、4,500年前で1億人、2,000年前で2億人、1,000年前で3億人、200年前で10億人、100年前で20億人、その後あれよあれよで現在が70億人、

そこで累計を計算すると、一説によると200億人、又は750億人、1,300億人という説もある。どうしてそんなに違うのか。累計計算の元になるデータが、それぞれ異なるからだろう。

 今、核戦争で人類が滅亡したと仮定すると、200億説ならば、3人に一人は私と一緒に死んだ70億の現代人ということになる。

 「私が死んだら、先に逝った愛しい夫に、あの世で会えるだろうか。数百億人の中から、夫を探し出し巡り合うのは、至難の業かもしれない・・・・・・などというつまらぬ心配をするのは、作者以外にも結構いるかもしれない。

ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科の多年草。

ツリガネソウ、フウリンソウ(風鈴草)、チョウチンバナ(提灯花)ともいう。

コメント
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