一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

917  ひげ面の窯場の親爺新緑光   多留男

2013年05月01日 | 

 私の俳句の師匠,多留男先生は御年94歳である。今日の句会に、弟子がお迎えに行ったのだが、「句が出来ない」と嘆いておられたとか。それでも私の仕事場に到着して、なんとか3句作って投句なされた。その内の一句が掲句である。

 「ひげ面の親爺」とは勿論私のことで、こんな言われ方は初めてなので情けない気もするが、実際私はそういう年なんだ、と素直に聞き入れてしまった。師匠に言われたからこその強い説得力であった。

トキワマンサク(常磐万作)  マンサク科

コメント (2)
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