(すりこぎを しっとりにぎる りっかかな)
擂粉木を握ったら、しっとり湿り気があった。唯それだけのことだが、それが立夏となると「えっ」と立ち止まらざるを得ない。
つまり、しっとりするはずのない時期に、しっとりしている意外性に驚いているから、「立夏かな」なのであろう。
(すりこぎを しっとりにぎる りっかかな)
擂粉木を握ったら、しっとり湿り気があった。唯それだけのことだが、それが立夏となると「えっ」と立ち止まらざるを得ない。
つまり、しっとりするはずのない時期に、しっとりしている意外性に驚いているから、「立夏かな」なのであろう。