一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1279   深爪や晩夏の湖畔にて痛む   じょう

2014年07月22日 | 

 最近、テニス仲間二人が「巻爪」になった。足の親指で、爪が肉に食い込み(陥入爪とも言う)、歩けないほど痛くなり、二人とも病院で手術したという。一人は、ひと月もテニスを休む羽目になったのだ。原因は、どうやら短く切り過ぎる「深爪」が原因らしい。指に合わせて丸く切るとなりやすいとか。

 爪が長いと、靴下に穴が開きやすいから短く切りたくなるのだろうが、予防には、爪は長めにして丸く切らないことが重要です。いづれにしても老化現象ですね。

 さて、やっと梅雨が明け本格的な夏がやって来たと思ったら、今はもう晩夏です。8月7日の立秋まで、まあ20日余りありますが、「晩夏」と聞くと一変に淋しくなります。作者も又、とっくに過ぎた人生の「晩夏」を、深爪の痛みと共に懐かしんでいることでしょう。

 それでも、高原の湖畔にいることが唯一の救いでしょうか。羨ましい限りです。

オオバギボシ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする