一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1480   満開の花の嵐となりにけり

2015年04月05日 | 

  標高400mの、我が家の近辺の大島桜、山桜も満開になった。ところが、一昨日から当分雨模様である。

 さて、「花吹雪」という季語がある。桜が吹雪のように散っていることを言う。

「花の雲」は、桜が雲のごとく満開であることを言う。

「花の雨」は、桜が咲いている時に降る雨のことである。実にややこしい。

では、先日のように雨を伴った強風の嵐の時は、「花嵐」ではなく、花の雨に倣って「花の嵐」と使うべきだろうか。

 いづれにしても、今年の我が家の山桜は雨と強風にたたられて散々であった。

コメント
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