一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1481   駅出でて行先さがす花の雨   ひろし

2015年04月08日 | 

「行先を探す」とは、①時間はいくらでもあるのに、用事がなくて行くあてがない。つまり「どこに行こうかな」と、どうでも良いような行先をこれから探さなければならない。多くの年金生活者、浮浪者などがこれに当たる。

②行先は決まっていて、例えば、これから本屋を探す。しかし、それならばはっきり「本屋を探す」とすれば良いわけだ。但し、それが「ガソリンスタンド」や固有名詞など短縮できない場合もあるにはある。

結局この句の意図は、①番だろう。

タラノキ(楤木)の新芽(たらの芽)

コメント
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