一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1696   夜ならばジーン・ケリーに梅雨の朝    照れまん   

2016年06月16日 | 

 映画、「雨に唄えば」の名シーン。雨の中であんな風に踊ってみたいと思うが、朝はちょっと恥ずかしい。かといって、夜でも踊れるわけではないのだが・・・(掲句への作者自身のコメント)

 

 さて、今年3月26日に、作者の俳句ブログが1年振りにアップされた。気が付いたのが今日だから、私は彼のブログを3か月見ていなかったことになる。

ところどころ若木に代はり花の道      照れまん

銀舎利や死が近づけば花眩し     照れまん

余韻余白余生余命予後余寒         照れまん

この3句の後に、「安心して下さい、何とか息をしておりますよ!!」と、作者は言っているが、この3句は、「若者に託す」「生への感謝」「生死の現実」など、作者自身の死の予感が主題である。

 とにかく、会ったこともない彼から学ぶことが多かった。気休めに「頑張って」などという気はないが、いづれにしても彼の予感が外れることを切に願う。

 熱海からのスカイツリー

こんなに鮮明なのは

カメラのせい?、空気のせい?

 

コメント (4)
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