一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2008   カキフライ音色と香り立ち込めし    洋子

2018年12月01日 | 

  今月の兼題は「牡蠣」だった。そこで牡蠣の俳句比べ。静岡は牡蠣が採れないから、産地の牡蠣筏、牡蠣船、牡蠣殻、牡蠣を剥く、などの句はなかった。

  さて、フライ(fry)とは、食材に卵の白身やパン粉を付けて油で揚げた日本で独自に発展した西洋風料理。肉を揚げるとカツと呼ばれる。この句の場合、やはり表記は、「牡蠣ふらい」ではなく、「カキフライ」が正しいだろう。

  てんぷらや揚げ物をしない人が増えているらしいが、私もその一人、油汚れや清潔に保つのが面倒臭いからだ。もっぱら揚げ物は、スーパーなどのお惣菜を買っている怠け者である。

いそぎく(磯菊)

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