一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1031  地鳴りして台風来たる闇夜かな

2013年09月16日 | 

  台風は常に北極を目指すらしいが、自力走行はできない。実際は、南風に押されたり、偏西風のジェット気流に乗ったりして進路が決まるそうだ。勿論、北極に到着する前に必ず消滅する。

 さて、どんなに台風が地響きをたてていても、例えば県営住宅などを家賃で借りていれば、大して心配はしないだろう。万一被害があっても、県が直すだろうからだ。地震や台風を心配するなら、半端な財産は持たないに限る。

 風速が2,30メートルになると、建物が震え森の木々が揺れて地響きを立てる。深夜ともなれば、身を固くして聞く意外になす術はない。

クズ(葛)


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