一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1809   朝寝してうつらうつらの秀句かな   海人

2017年03月27日 | 

 この句を見た時、笑ってしまった。つまり、夢の中で、作者はとても素晴らしい句ができたと自句自賛し、うつつと勘違いしてその秀句に狂喜したのだ。

  ところが、目が覚めたらその俳句がどんな俳句だったのか、季語は何だったか、様々思いを巡らし、ああでもないこうでもないと、どんなに思い出そうとしてもどうしても思い出せない。・・・・・いわゆる「まぼろしの秀句」だったのである。

 思い出して駄句だとがっかりした可能性もあるが、秀句と言っているのだから、思い出せない方が面白いし余韻がある。

ゼンマイ(薇)


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