一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1033  颱風の去りし街角秋刀魚買う

2013年09月18日 | 

 「台風」は、江戸時代までは「野分」と言われていた。ところが、明治になってギリシャ語の「Typhon」に由来する「Typhoon」という英語が入って来た。

 情けないことに、日本は「野分」を止めて、それに「颱風」という漢字を当てたのである。その後、当用漢字から「颱」の字を外して、「台」を当てたそうである。

 ところで、「颱」の字は一字で「台」と「風」があるのだから、一字で「たいふう」と読んでもおかしくはない、と私は思うのだが・・・・とにかく、「野分」が本来の台風のことなのだが、残念ながら今では一般的には通用しない。

 「何?この句の「颱風」と「秋刀魚」が季重ね?・・・阿保か!」

ノハラアザミ(野原薊)


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