「行先を探す」とは、①時間はいくらでもあるのに、用事がなくて行くあてがない。つまり「どこに行こうかな」と、どうでも良いような行先をこれから探さなければならない。多くの年金生活者、浮浪者などがこれに当たる。
②行先は決まっていて、例えば、これから本屋を探す。しかし、それならばはっきり「本屋を探す」とすれば良いわけだ。但し、それが「ガソリンスタンド」や固有名詞など短縮できない場合もあるにはある。
結局この句の意図は、①番だろう。
タラノキ(楤木)の新芽(たらの芽)
「行先を探す」とは、①時間はいくらでもあるのに、用事がなくて行くあてがない。つまり「どこに行こうかな」と、どうでも良いような行先をこれから探さなければならない。多くの年金生活者、浮浪者などがこれに当たる。
②行先は決まっていて、例えば、これから本屋を探す。しかし、それならばはっきり「本屋を探す」とすれば良いわけだ。但し、それが「ガソリンスタンド」や固有名詞など短縮できない場合もあるにはある。
結局この句の意図は、①番だろう。
タラノキ(楤木)の新芽(たらの芽)
標高400mの、我が家の近辺の大島桜、山桜も満開になった。ところが、一昨日から当分雨模様である。
さて、「花吹雪」という季語がある。桜が吹雪のように散っていることを言う。
「花の雲」は、桜が雲のごとく満開であることを言う。
「花の雨」は、桜が咲いている時に降る雨のことである。実にややこしい。
では、先日のように雨を伴った強風の嵐の時は、「花嵐」ではなく、花の雨に倣って「花の嵐」と使うべきだろうか。
いづれにしても、今年の我が家の山桜は雨と強風にたたられて散々であった。
アメリカ、オレゴン州ユージンの町で展示会をした時、誘ってくれた大学教授が、アメリカの一般家庭のホームパーティーに3回ほど招待してくれた。
アメリカでは、家の天井に明かりがなく、ほとんどが笠付のスタンドによる間接照明であった。それは、日本の家庭と比べるとかなり暗かった。
何故、日本の照明は明るいのか、明るさを求めるのか、理由が分からない。国民性ではないのか、などと括ってしまう気にはなれない。とにかく日本人は、特に女性は、明るいのが大好きのようである。
ところで、この話を以前書いたかどうか不安になり、「アメリカ」で検索したところ、なんと37もあった。実際、この話はなかったので安心したが、さすがアメリカ、話題が多い。1478分の37が多いかどうか、疑問ではあるが・・・・・
岩戸窯では、毎月2回、句会を開いています。
◎ 岩戸句会 毎月最後の土曜日、夕方5時より
お酒飲みながらの夕食あり。会費1000円。宿泊もできます。
投句 6句 以内
◎多留男句会 毎月最後の火曜日、午前10時より
句会後、壺中庵で食事、会費4000円
投句 7句以内
句会には、どなたでも参加できます。年齢、性別、初心、経験は問いません。
参加ご希望の方は、右下の「メッセージ」の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。
花辛夷夜半の明かりとなりにけり 稱子
山笑うパン屋に今朝も長き列
夕東風や利島新島近寄りぬ 豊春
仄暗き露地に散り敷く紅椿
節くれの指にマニキュアして花見 洋子
海鳴りにまじりて届く初音かな
もの思ふ宵の花冷え足裏より 章子
春灯生きる証しの句作かな
幼児はまず茹で卵花見かな 歩智
老櫻薄墨色にいとさみし
白鶺鴒チュンチュンと春の小川 一煌
春燈や指きらめかせ杯をあげ
花上野ビニール敷きつめ友と飲む 余白
孫三人桜花よりいと愛し
目刺焼き手を俎板に豆腐切る 雲水
生若布さっとさみどり茹で上がる