羽山みずきさんは、若手の女性演歌歌手の中でも、古風な控えめの女性という雰囲気があります。やはりデビュー前に巫女をしていたこともあるのでしょう。
昨年発売された『古いタイプの女です』は、そんな彼女のイメージをストレートに表現した曲だったのですが、タイトルも内容も直接的すぎて、ファンでもちょっと引く人が多かったのではと思います。私もこの曲についてはこのブログで取り上げませんでした。
今回7月24日に発売された新曲『雪割り酒』は、今は季節外れの感じですが、今後、秋から冬にかけて売り込むにはいいタイミングだと言えます。
彼女にとっては初の酒もの演歌で正統演歌なので、彼女にとってはこれまでのアイドル的なイメージから脱皮するきっかけになると思われます。
覚えやすいメロディーで、歌詞は韻を踏んだ面白みもあり、カラオケでは多くの人に親しまれそうです。
「みちのく娘」のユニットでの活動も期待しますが、第一にはこの『雪割り酒』のヒットにより、若手正統派演歌の担い手として抜きん出てほしいと思います。
※なお、本日現在、YouTubeでレコード会社によるPVがアップされていませんので、ガイドボーカルの動画を貼り付けておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=p3dU2kDO04g