水城なつみさんは8年前のデビュー時から注目し、期待してきた歌手です。
6月23日に発売された新曲『恋紅』は、彼女自身が語るように、これまでとは違った世界観が感じられる曲です。
キャッチコピーでは「水城なつみの“哀愁”と“癒し”にあふれる歌声を生かした新曲」「抒情歌タッチで描きます」とあります。
演歌・歌謡曲に抒情歌といったジャンルがあるかどうかは別として、この『恋紅』は抒情歌のイメージがしっくり来ます。
ゆったりとした懐かしさを感じさせるメロディーで、内容は恋する相手との再会を喜ぶ女性の純な心情を歌ったものです。
歌詞にちりばめられた「汽笛」「かくれんぼ」「下駄の音」「祭り囃子」といったフレーズが、主人公の胸中にある故郷の懐かしい情景を呼び覚ますようです。
聴いていて本当に優しい気持になれる、ほほえましい素晴らしい曲だと思います。
カラオケでのポイントは彼女自身がサビの部分、1番では「月も雲間に 月も雲間に」の繰り返しのところとコメントしています。ここで場面転換するので、ゆったりした気分で歌うといいかもしれません。
彼女の持ち味にぴったりのいい曲なので、是非ヒットしてほしいものです。
https://www.youtube.com/watch?v=XGw7kaCRpMI