社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月26日(水) 焼肉といえば安楽亭。

2018年12月27日 09時47分27秒 | 2018年

 0時過ぎ、娘の泣き声で起きる。妻があれこれとあやしているが、一向に泣き止む様子がない。1時前になって私が交代し、居間で抱っこをしながらあやす。すぐにおとなしくなって目をつぶってくれるが、布団に寝かせるまではいかない。結局、無事に布団に寝かせたのは1時半過ぎだった。

 9時起床。大阪に住む祖母から宅急便が来て、お菓子や衣類、絵本に加えて一足早く娘宛てのお年玉が入っていた。しかも、袋の絵が手書きである。なぜドキンちゃんなのかはわからないが、味のある絵だ。

送ってくれた絵本が直球過ぎて思わず笑ってしまう。

 朝食は先日小田原の山上蒲鉾店さんで購入してきたさば蒲鉾。思っていたよりさばの風味がしっかり出ている。以前に頂いたいさき蒲鉾もそうだったが、地魚100%のこういう蒲鉾が食べられるというのは嬉しい。

 昼から妻が外出したので、娘と一緒に買い物がてらお散歩に出掛ける。今日はこの時期にしては暖かく、日差しを浴びて娘は気持ち良さそうにしている。しかし、岸根公園に着いた頃にはすっかりお昼寝に入っており、ベンチに座って起きるのを待っていたが、結局1時間近くそのまま眠っていた。確かに心地よく眠れるお天気ではあったが、芝生で遊ぼうと思っていたお父さんはちょっぴり寂しくもありました。

 帰りにドラッグストアに寄り、娘のお菓子(柔らかいおせんべいとウエハース)を購入。会計の時になってようやく娘が目を覚ました。

 14時半過ぎに帰宅。ミルクを飲ませ、買ってきたばかりのお菓子をあげて少しすると、カーペットに大きな染みができていることに気付く。よくよく見てみると、カーペットだけではなく、娘のズボンにも、私のズボンにも、大きな染みができていた。どうやら、排便したものがおむつから漏れてしまったようだ。とりあえず娘にシャワーを浴びさせてから着替えさせ、次に自分の服を着替え、カーペットや衣類を洗濯する。その最中にちょうど妻が帰ってきてくれたので助かった。自分のおむつの穿かせ方に丁寧さが足りなかったのもあるし、そもそもやはりまだ暖かい日とはいえ外にいる時間が長すぎたのかもしれない。

 今度は、私が外出。まだ昼食をとっていないので、お腹がぺこぺこだ。そして、そのお腹は無性に焼肉を欲していた。しかも、ただの焼肉ではない。安楽亭の焼肉だ。安楽亭といえば私の地元・埼玉では至る所にある焼肉屋だが、神奈川ではあまり数が多くない。調べてみたら、最寄りのお店は京急線の生麦駅の近くだった。思っていたよりも遠い。ただ、今日の私の焼肉欲、もとい安楽亭欲は強力で、とにかく歩き出していた。

 とりあえず鶴見駅行きのバスに乗ることを目指し、妙蓮寺駅を越えて歩いていく。坂の上り下りを繰り返す。

娘が生まれてから、この手の表現に敏感になっている。深夜の女性の1人歩きが危険な原因は男性にあるのだから、逆に深夜の男性の外出を禁止するという発想にはならないのだろうか。まあ、そうすると漏れなく私も外出禁止になるわけだが。

 バスで鶴見駅へ出て、京急線で生麦駅へ。駅からすぐのところに安楽亭はあった。何だかんだで、はるばる来てしまった。

 17時ぎりぎりということでランチが注文できる。ファミリーカルビとミスジが100gずつのランチセットに、ハーフサイズのハラミと中落ちカルビを追加する。久しぶりに食べた安楽亭のお肉は、相変わらずちょっと不恰好で安っぽく、それにも関わらずとても美味しく感じられた。若い頃に散々通ったので、このお肉とタレこそが焼肉だと私の味覚は洗脳されているのだ。おかげで、私の中では「がっつり食べたい安楽亭、ちょっと背伸びして牛角」という学生のような価値観が今もなお残っている。

 京急線で仲木戸に出て、横浜線に乗り換えて新横浜へ帰ってくる。帰宅は18時過ぎ。

 娘のお風呂を終えてから、夕食。焼肉から4時間しか経っていないが、案外普通に食べられた。

 21時半に就寝。


12月25日(火) そういえば、クリスマス。

2018年12月26日 10時51分17秒 | 2018年

 8時起床。夜間断乳を始めて9晩目にして、初めて娘が夜泣きをしなかった。まだこの先どうなるかはわからないが、とりあえず大きな一歩である。一方、私のほうはというと朝まで畳で寝たので途中で何度も起きてしまい、眠いし全身が痛い。

 実家の母が娘宛てにクリスマスプレゼントを送ってきてくれた。絵本だ。ありがたい。

 朝食は昨日小田原で買ってきたういろうのお菓子「菊桐ういろう」。

 娘のお昼寝が一旦終わって抱き上げたらまたそのまま眠ってしまったので、再び布団に寝かせる。どうせすぐに起きて来るだろうからとそのまま隣に寝転がってスマホをいじっていたのだが、結局そこから更に1時間も眠った。その途中、ごそごそと首を上げ目を開けてこちらを見て、私と目が合うと安心したようにまた眠るということが何度かあった。普段もこういう風に寝たり起きたりを繰り返しているのかもしれない。もし昼寝中もずっと傍にいたら、これまでより長く眠れるのだろうか。

 昼食はりんご。

 午後、妻が娘を連れて病院へ。お腹の調子がなかなか戻らないからである。下痢ではないのだが、柔らかめの便がかなりの頻度(それこそ何かを食べたり飲んだりする毎に)で出ている。今回の診察の結果、新しい薬が処方されたそうだ。これで良くなればいいのだが。

 夕食は、ラムチョップを中心としたクリスマス仕様。ホワイトシチューには牡蠣も入っていた。

 娘のお風呂を終えてから寝かし付けは妻にお願いして、ウォーキングに出掛ける。菊名駅を通り越して大倉山駅方面へ、これまでに通ったことのない線路沿いの細い道を歩く。

 大倉山駅を越えて、これまた知らない細い路地を歩き、新横浜駅方向へ。思ったよりも遠回りをしてしまい、一瞬どこを歩いているのかわからなくなってしまった。深夜の住宅街で道に迷うと結構心細い。

 新横浜駅周辺の繁華街に入る少し手前あたりのところで、お洒落なレストランを見つける。結婚式も行われるような高級路線のフレンチらしい。もう少し子どもが大きくなったら食べてみたい。

 歩行距離が5キロを超えたので、「モリバコーヒー」で休憩。季節限定の「濃厚カカオとラズベリーのショコララテ」を注文。最初の数口はとっても美味しいと感じるが、甘党の私でも段々とその甘さがつらくなってくる。ただ、それは商品の問題ではなく、飲んでいる私の舌が変化してきているからだろう。段々と甘いものへの欲求が弱くなっているような気がする。

 新横浜の駅前を通り、家に帰ってくる。ちょうど横浜アリーナでのイベントが終わったところのようで、駅に向かって歩く人々が列を成していた。

 21時半過ぎに帰宅。歩行距離は5.6キロ。

 入浴して身体を温めて、23時前に就寝。


12月24日(月・祝) 小田原は、美味しい。

2018年12月25日 15時26分29秒 | 2018年

 2時45分、娘の突進を受けて目が覚める。体感的に「あ、もう朝かな」と思ったのだが、こんな時間だった。ほどなくして妻も起きてきた。娘はご機嫌で、おっぱいが欲しくて起きたというよりも単純に目が覚めたようだ。そうなると簡単には寝てくれない。麦茶を飲ませたら排便があったのでおむつ交換とシャワーを済ませ、しばらくは寝室で自由にうろちょろ、ゴロゴロさせる。おっぱいを欲しがる素振りも見せるが、それほど執着はないようだ。この成長は大きい。しばらくすると段々動きが緩慢になってきたので、一旦抱き上げて2階へ行き、静かなところでしっかり眠らせてから寝室に戻って布団に寝かせる。多少ぐずりはしたものの、比較的スムーズに眠ってくれた。ただ、時刻はいつの間にか4時50分。何だかんだで2時間が経過していた。

 8時起床。朝食は苺大福。

 10時半前に家を出る。今日は小田原へお正月用の蒲鉾を買いに行く。新横浜から小田原までは東海道新幹線で1駅(15分)だが、往復乗るのは贅沢だろうということで、横浜線で横浜へ出て東海道線に乗り換える。しかし、東海道線のホームに出ると、ちょうど踊り子号(横浜駅10時54分発の特急踊り子109号 伊豆急下田・修善寺行き)が入線してきて、自然と車内に吸い込まれる。小田原までの所要時間は40分弱。185系車両が現役でいられるのはそう長くないだろうから、じっくり楽しむ。個人的には、「ウィーーーン」というエンジン音が頑張って走っている感があって好きだ。

 小田原駅には11時半に到着。この時間ならもしかして入れるのではと思い、「天史朗鮨」に行ってみる。大半の席が既にいるお客さんと予約で埋まっていたが、カウンター席の空いているところに滑り込むことが出来た。注文は、地魚握り。ここのお寿司は本当に美味しい。毎回なんでこんなに美味しいのかと新鮮な驚きがある。普通なら脇役になってしまう巻物にも凝っていて(今日は3種類の塩辛で作られていた)、もっと食べたいと思わされる。

 小田原駅からお目当ての蒲鉾屋さんまで歩く。普通に歩けば15分掛からないくらいの場所だが、途中で雨が降ってきて雨宿りをしたり、アーケードのある商店街を選んで歩いたりしていたので、30分近く掛かってしまった。

 お目当ての「山上蒲鉾店」に到着。小田原かまぼこを製造・販売しているお店は全部で13軒あり、どのお店も良質な蒲鉾を製造されていて俗に言う「はずれ」はないのだが、私はその中でも特にこの山上さんのかまぼこが好きだ。その理由は、自分たちで生魚を捌いてすり身を作っているから。蒲鉾屋さんがそうするのは当たり前に思えるかもしれないが、実際には日本中の大半のお店は自分たちですり身を作ることはなく、業者から冷凍のものを仕入れている。もちろん、それでも美味しい蒲鉾を作っているお店はたくさんある。ただ、生魚から蒲鉾を作るという「当たり前」を愚直に貫いている姿勢とそれを支える高い技術、そこから生まれる高品質の商品に、私は大きな魅力を感じるのだ。

 最高級品の「梅鶴」(紅白2本)とさば蒲鉾をセットにして、私と妻の実家へそれぞれ配送してもらう。合わせて、持ち帰り用でもさば蒲鉾をひとつ購入した。先に述べた技術によって、山上さんでは地元の漁港で揚がったイサキやカマス、サバなどでも蒲鉾を作っている。ただ、基本的には季節限定商品なので、食べたい方はそれぞれの魚が獲れる時期に合わせてお早目にご購入ください。ちなみに、今日はサバ以外は売り切れでした。

 お店から出るとまた雨が降っていたので、すぐ近くで見つけた喫茶店「途上園」で雨宿り。店内に入って、その独特の雰囲気に圧倒される。店内中が魅力的な品々で囲まれてうまく写真が撮れなかったので、詳細はホームページに譲る。

 お店の雰囲気的に美意識に特徴があってこだわりの強い中年のおじさまがやっているのかと思ったが、出てきた女将さんは若くてとても柔和な雰囲気の方だった。良い意味で予想外だ。注文は、ベリーのカップケーキとホット生姜レモンのセット。これが、どちらも予想をはるかに超えて美味しい。特にカップケーキは一見お家で出てくるような手作り感満載なのだが、味はもちろん口触りの心地良さも絶妙だった。この年の瀬に来て、私の中で今年のスイーツ部門ナンバーワンかもしれない。生姜レモンのほうも、厚めに輪切りされた生姜が何枚も入っていて程良い刺激があり、身体が温まった。雨のおかげでこんなに素晴らしいお店に出会えるとは。

 雨も上がったので、小田原駅まで歩く。晴れ間も見えてきた。

 駅前にある「ういろう」で、お土産用にういろうで作ったお菓子を購入。知っている人は少ないかもしれないが、ここが元祖ういろうのお店である。外郎(ういろう)さんが作ったから、「ういろう」という名前がついている。発祥は名古屋ではない。小田原なのだ。

 小田原駅14時12分発の東海道新幹線こだま650号に乗り、新横浜へ。所要時間は15分。頭ではわかっているが、実際に乗っていると「え?本当に小田原から新横までこんな早いの?」と驚かされる。帰宅は14時40分。小田原を出て30分後に家にいるという不思議。

 家に帰ると、ホットカーペットが敷かれていた。娘と遊んでいるうちに、温かい床の上で寝てしまう。

 夕食はハンバーグ。

 娘が21時頃に眠ったので、夜泣きに備えて私も早めに就寝。22時前には布団に入った。

 23時過ぎに娘が一旦起きてきたが、すぐに再度眠ってくれた。ただ、私のほうに寄ってきて布団の真ん中で眠ってしまったため、私は畳の上で眠ることになった。


12月23日(日) 挑戦に敬意を。

2018年12月24日 09時51分25秒 | 2018年

 6時半起床。昨晩私は起きなかったが、娘は2時前に一度起きたそうだ。妻が抱っこをしたら、30分ほどで眠ってくれたらしい。

 娘の朝食と洗濯を終えてから、朝食にトーストとウインナーを食べる。

 娘のお腹の調子はかなり回復してきており、それに伴っておむつかぶれもだいぶ良くなってきた。まだ赤いところはあるが、娘が痛がる様子は見られなくなってきた。ただ、ここで油断してはいけない。完治するまでは、頻繁なおむつ交換とその際のシャワーは不可欠だろう。

 妻が大掃除をお手伝いするために川越の実家へ出掛けていったので、娘と2人で過ごす。いきなり下痢の排便があってシャワーコースという幸先の良いスタート切った後はこれといったトラブルもなく、娘もご機嫌で遊んでくれた。そして、11時前からスムーズにお昼寝に入った。午前中は理想的な過ごし方である。これで午後からお散歩にでも行ければ完璧なのだが、あいにく外は雨が降っている。

 娘が眠っている間に、おやつ感覚でシュトーレンを食べる。クリスマス気分が出る。

 昼食は、出前で届けてもらったビーフシチューパン、サラダ、チキン、ポテト。娘の相手をしながらなので、何だかんだで食べるのに2時間くらい掛かる。冷えたポテトを食べるのは苦行でしかないが、捨ててしまうのはジャガイモさんに申し訳ない気がする。ビーフシチューパンも、いつの間にかシチューがパンに染み込みすぎていた。

 今日は競馬ファンにとって年末の風物詩、有馬記念である。今年もグランプリに相応しいメンバーが集まった。その中でも注目は、やはり障害の絶対王者、オジュウチョウサンである。普通に考えればさすがにこの馬が馬券に絡むことは考えにくいのだが、先日の公開枠順抽選で武豊騎手が1枠1番という最高の枠を引いたこともあって、もしかしたらという雰囲気が増している。競馬には何があるかわからないということは、それなりに競馬歴がある人ならば誰でもわかっていることだ。

 オジュウチョウサンへの注目は別として、私にとって今回の有馬記念にはこれといって思い入れのある馬が出ていないので、馬券は妻の誕生日(7月3日)と娘の誕生日(2月15日)にちなんで、馬単とワイドを末広がりの800円ずつ購入した。あとは、新聞を読んでいる時に隣から娘が割り込んできて指を指していたミッキースワローの応援馬券と、障害王者の挑戦への敬意を表してオジュウチョウサンの応援馬券を少し買った。どれも当たるとは思っていないが、そもそも有馬記念は当てにいくレースではない(という言い訳をしておく)。

 発走は15時25分。テレビからでも現地の熱気がひしひしと伝わってくる。スターターが台に上る前から大きな拍手が起き、ファンファーレが鳴る。驚いたことに、隣で見ていた娘もファンファーレに合わせて最近覚えたての拍手をしている。まさか、有馬記念を娘と一緒に楽しめるとは。父として感無量である。

 レースの結果は、3歳馬のブラストワンピースが優勝。私の馬券は、悪い意味で予想通りだが、全然当たらなかった。ただ、あれだけのメンバーの中でオジュウチョウサンが9着に入ったことには感動したし、最後の直線に入った時は一瞬「これはもしや」とワクワクさせてもらった。走破タイムも2分33秒0と、昨年のキタサンブラックの走破タイムよりも0.6秒早い。馬場状態やレース展開によってタイムは大きく変わるからそれだけで良し悪しは言えないということはわかっているが、それでもこの時計で走れたのはすごいことだ。オジュウチョウサンの素晴らしい勝負根性と、武豊騎手の緻密な計算に基づいた好騎乗にあっぱれ。

 一方で、レース後の長山オーナー(オジュウチョウサンの馬主)の談話で、「武騎手にはもっと思い切って乗って欲しかった」とコメントしたというニュースにはがっかりさせられた。望みが薄いにも関わらず競馬ファンの期待に応えて騎乗してくれた武さんに対して、その言い草はないだろう。オーナーは大逃げか、向こう正面からのスパートを期待していたのだろうか。確かにスタートは良かったが、外から強引にハナを奪おうとしたキセキともしあそこでやりあっていたら、もしくはあのタイトな流れの中であれ以上に早くスパートしていたら、きっと最後の直線を迎える前に力尽きていたと思うが。ペースも早くなっていたし、キセキを先に行かせて2番手から3番手を確保したのも、スパートのタイミングも、どう考えても馬の力を最大限に活かした乗り方だったと思う。勝負師らしく、力が足りない中でも勝てる可能性を追求したレースをしたのだ。もし惨敗してもいいからとにかく目立ちたかったというのなら、何のために武さんに乗ってもらったのかわからない。オジュウチョウサンの走りに感動しただけに、そのオーナーに水を差されたのは残念でならない。馬に罪はないのでこれからも応援するが、こういう精神性の人間は嫌いだ。

 18時半過ぎに妻が実家から帰ってきた。今日のワンオペ育児は、とにかくおむつ交換に明け暮れたものだった。記録を見たら、日中だけで6回もおむつを交換している。つまり、それだけ排便があったということだ。下痢ではなく柔らかめの普通のうんちになっているのだが、やはり高い頻度で少しずつ出ているから、まだ本調子にはほど遠いのだろう。おむつ交換のたびにお尻をシャワーで流し、うちわとドライヤーで乾燥させて薬を塗るというのを繰り返す内に、随分と私の作業スキルは向上した。ちなみに、おむつかぶれはかなりマシになってきたし、本人はすこぶる元気で食欲も有り余るくらいあるから、それほど心配はしなくてよくなったかなというところである。

 娘の入浴を終え、20時過ぎからウォーキングに出掛ける。まずは、菊名駅へ向かって歩く。真っ暗な住宅街を歩くのも新鮮で良いものだ。

 菊名駅前の喫茶店「コロラド」で一服。ロイヤルミルクティーとコーヒーゼリーを頂く。こんな時間なのでさすがに店内は空いている。

 菊名駅を回って、再び歩き出す。ラジオで、先日放送されたTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」ならぬ「山崎静代の不毛な議論」を聴く。山ちゃんが虫垂炎でお休みになってしまい、代役でしずちゃんが登場したのだ。冒頭から独特のトーンと世界観で笑わせてもらい、途中からはサポート役にGAGの宮戸さんも入って見事にしずちゃんの魅力を引き出していた。山ちゃんのラジオも大好きだが、しずちゃんのトークも聴き心地がとても良く、歩いているのも忘れるくらい聴き入っていた。

 ラジオに集中するあまり知らない道を好き勝手に歩いてきたら、見覚えのあるバス停を見つける。先日道に迷った際にたまたま見つけた新横浜駅方面へのバス停だ。今日は、先日とは反対側から歩いてきたようである。ちょうどバスが来たので、新横浜駅までワープする。

 新横浜駅を歩いていると、後ろからとてつもなく大きな奇声が聞こえてくる。イヤホン越しでこれだけ聞こえるのだから、よっぽど大きな声だったのだろう。振り返ってみると、サンタのコスプレをした若い女性の集団がハイテンションに何かを叫びながら闊歩していた。すごいエネルギーだ。(嫌味ではなく)人生楽しそうでいいなあと思いながら、一方で将来自分の娘がこんなことをしていたらつらいなあなどと思いながら帰途につく。

 ラジオを聴き終えるまで、自宅周辺で少し遠回り。最終的な歩行距離は5キロを超えた。

 22時過ぎに帰宅。夕食は、妻が実家から頂いてきたお義母さんの手作りカレー。スパイスの調合から自分でやっているらしい。優しい辛さの中にしっかりとした刺激があって、美味しい。

 デザートに、これまた妻が実家から頂いてきた苺大福とみかん、ヨーグルト(これは生協で買ったもの)を食べる。今日は全体的にちょっとカロリーオーバーな気がする。

 日付が変わる頃に就寝。ウォーキング後はちょっと身体がだるかったのだが、食前に葛根湯を飲んだおかげだろうか、この頃にはもう元気になっていた。


12月22日(土) 育児は若いうちがいい。

2018年12月23日 11時06分20秒 | 2018年

 時系列では、昨日の日記からそのまま続く。

 そろそろ寝ようと思った0時過ぎに娘が起きてくる。これまでの経験からいって、この時間帯なら起きてもまたすぐ眠れるだろう、本番は次の明け方だろうと思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。抱っこをしている段階からなかなか眠らず、しっかり眠ったと思っても布団に置いたら起きてしまう。更に、起きた後も少し様子が違って、決して眠くないわけではないのだが、とにかく甘えたい、くっついていたいという欲求を強く感じた。夜間断乳やお腹の不調で、大きな不安を感じているのかもしれない。結局、13回連続寝かし付け失敗という過去最高記録を叩き出し(実際はそれ以上だが、13回以降は数えるのをやめた)、2時を過ぎた頃に妻に交代してもらった。私はもう半分意識がなかったので定かではないが、妻が何とかうまく寝かし付けてくれたようだ。

 次に起きたのは4時半。娘が大きな声で泣いている。妻も途方に暮れている。再び起きて娘を受け取り、おむつを交換してから居間で抱っこで過ごす。私もめちゃくちゃ眠くてふらふらだが、それは娘も同じだ。いつものお姫様抱っこではなく、正面から抱きしめるようにしたら安心したようで、そのまま私の肩に顔を乗せてうとうとし始めた。ここで布団に置くのを失敗して起こしてしまうのは可哀そうなので、そのまま椅子に座って抱っこを続ける。途中で何度か目を覚まし、その度に歩いたり踊ったり(揺らしたり)したものの、最終的には完全に熟睡し、布団に置くこともできた。安らかな表情で眠る様子を見て、心から安堵した。時刻は6時を回っていた。

 9時半起床。妻と娘はもう起きている。妻に聞いたところ、7時半過ぎに起きたそうだ。娘はほとんど眠っていないということだ。大丈夫だろうかと心配したが、それなりにご機嫌は良さそうだし、早めのお昼寝も結構長く眠れたので良かった。

 昼前に家を出て、駅の反対側にあるウインズ(場外馬券売場)へ。寝ぼけ眼を擦りながら歩く。今日の阪神競馬場の第5レース(2歳新馬戦、芝1800m)に、私が今期のPOGで1位指名した馬、リスト(父・ディープインパクト、母・シルヴァースカヤ)が出走するのだ。初めてのPOGで指名したシルバーステートのとてつもない走りに魅了されて以降、この兄弟は毎回指名している。ただ、今回のリスト君はお兄さんたちとは違って調教での走りが良くないので、正直なところ現時点ではそれほど期待できないのかなと思っていた。

 応援馬券を購入し、そのままウインズでレースを観戦。スタートしてから終始ジョッキー(武さん)が押しっ放しで、それでも勝負所の第4コーナーあたりでついていくことが出来ず、何の良いところもなく8着に敗れた。調教を見て覚悟はしていたが、やはりドラフト1位の指名馬がこの惨敗はショックである。失意の中、明日の有馬記念の馬券を買ってから帰宅する。

 午後、水道屋さんがいらっしゃる。1週間ほど前からお風呂場のシャワーから水漏れが起きていて、当初はぽたぽた程度だったものが段々と水量が増えてきた。大家さんに連絡をして、水栓を交換してもらうことになったのだ。いらっしゃったのは以前にも来て頂いたことのある方で、作業をやりながらも色々と教えて下さり、今回も私は作業を隣で見ながら「ふむふむ」と勉強していた。そして、無事に水漏れは直り、新しい水栓とシャワーが設置された。この家は築40年なので、こういうトラブルは今後も起こるだろう。しかし、大家さんはいつも真摯に対応して下さるし、私たち夫婦もそういったものを楽しめるタイプである。生命に支障が出ない程度の故障やトラブルなら、たまには構わない。

 昼食はピザ。

 整腸剤の効果もあるのだろう、娘の下痢はそれなりに快方に向かっている。しかし、おむつかぶれのほうがひどくなってきて、赤くただれてきてしまった。そのため、おしっこをするだけでも沁みるようで、その度に泣いている。おかげですぐに気付けておむつを交換してあげることは出来るが、排泄のたびに痛い思いをするというのはかわいそうだ。しばらくは排便のたびにお湯でお尻を洗ってからしっかり乾かして薬を塗るという基本を大切にして、出来る限り清潔な状態を保つようにしよう。

 娘のお昼寝に合わせて、居間で1時間ほど眠る。

 入浴を終え、娘を寝かし付けてから夕食。久しぶりにキムチを食べた。辛かったが、何となく元気が出るような気がする。

 22時過ぎに一度娘が目を覚ましたが、すぐにまた眠ってくれた。

 23時前に就寝。さすがに眠くて仕方ない。今更ながら、子育ては体力勝負だということを痛感する。あと10年、いやせめてあと5年早かったらどんなに楽だっただろう。