6時起床。ここ数日は9時ぐらいに起きていたので、かなり眠い。電車では、品川から座ることが出来たので、30分ほど眠ることが出来た。
午前中は、休んでいる間に溜まっていた事務仕事を片付けたり、基本的な事項に関する勉強(先輩曰く「リハビリ」)をして過ごす。昼食は、韓国料理屋の石焼ビビンバ。これを食べられただけでも、今日出勤した甲斐があったというものだ。
午後からは、先輩と一緒に某団体の某申請のため、某役所へ。今年度から所管行政庁が変更になったため、この役所へ行くのは先輩も私も今日が初めてである。そして、私たちはそこで絵に描いたような「お役所仕事」に遭遇する。「ここの文言が様式と違います」、「ここの番号の書式はこのマニュアル通りにしてください」など、細かな訂正がとにかく多い。マニュアルや様式はあくまで参考(例)であって、それと完全に同一化させる必要はないのだが、どうもそれが理解出来ないらしい。所管行政庁が変わると、ここまで変わるのか…。押さえるべき要点がわからないから、全てを形式通りにしないと不安なのだろう。そう考えると、普段お世話になっている県庁には、やはり優秀な人材が集まっている。何の意味もない訂正を散々させられたあとに庁舎を出て、先輩と一緒に大笑い。お役所仕事は頭に来るが、度を超えると面白くなってくるのだ。一方で、私たちも行政との関係が深い団体なので、注意していないといつの間にかお役所仕事になってしまうかもしれない。「人の振り見て我が振り直せ」である。
その後は、オフィスに戻って内部の新人研修。この新人研修は、本当に勉強になる。講師を務める総務の先輩が、毎回かなり入念な準備をしてくださっているおかげだろう。質問も気兼ねなく出来るので、疑問をそのまま放置してしまうこともない。レジュメもわかりやすくまとめられており、別添の参考資料も興味深い。本来私はOJT派なのだが、この研修だけは毎回楽しみにしている。
研修終了後、同期や先輩方と少しお喋りしてから、18時半前に退社。途中まで、同期と一緒に帰ってくる。自宅の最寄り駅より1駅手前で電車を降り、30分ほどかけて歩いて帰宅。特に理由はないのだが、結構汗をかいてスッキリした。
ゆっくりお風呂に浸かった後、夕食をとってから部屋で読書。鬼門ともいえる長期休暇明けの初日が終わった。少し疲れたが、思ったよりは難なく社会復帰することが出来たようだ。