社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月27日(金)

2012年04月28日 00時22分48秒 | 2012年

  6時半起床。「今日が終わればゴールデンウィーク」と自分自身に言い聞かせながらベッドから這い出る。

  朝一で、旧内部監査チームと経営層の会議。内部監査の話から派生して業務全体の話になったのだが、「各部署長を通して聞いていると思うけど」という語り出しで始まった話の中に全く聞いていなかったものがいくつかあった。つまり、経営層が「組織全体に伝わっている」と思っている方針や指示が、中間管理職を経由する過程で取捨選択され、私たちに届いていないのだ。もちろん、経営層の全ての話が末端まで伝わる必要はないし、中には管理職の間だけで留めておくべき情報や指示もあるだろう。しかし、経営層が「全体に伝えるべき」だと思っている話を中間管理職が「伝える必要はない」と判断してしまっている現状は明らかに健全ではない。現場の人間が、本来伝えられるべき情報や指示を知らず、しかもそのことにすら気づかずに業務を進めている現状では、組織が組織として機能するはずがない。幸い、最近は段々とこうした問題が顕在化してきたので、状況は徐々に改善していくだろう。

  昼食は、「青空」の期間限定メニュー「混ぜそば」。名前の通り、器の中身を念入りに混ぜてから食べる。コクがあるタレに具材それぞれの旨みと辛みそがうまく絡み合って、良い意味でパンチのある味がする。最後に残ったタレとご飯を混ぜて食べるのも良い。これまでは名物の「青空タンメン」ばかり食べていたが、今後は他のメニューも食べてみたくなった。

  午後は、事務処理と会議。事務処理では、前任者が放置していて山積みになっていた書類を先輩と後輩と分担して少しずつ減らしていき、最終的には全てを片付けた。それにしても、あれだけ仕事を溜め込んで、しかもそのままバトンタッチするなんて、前任者は一体どういう神経をしているのだろうか。考えられへん。

  18時前にそそくさと退社し、前々から一度試してみたかったバスでの帰宅にチャレンジする。通常は電車で20分掛けて通勤しているのだが、実はバス1本でも通勤することが出来る。尾上町(関内駅近く)からバスに乗り、上大岡駅を経由して大船駅を目指す。所要時間は、予想以上の1時間10分。1番前の席に座ってずっと景色を眺めていたが、残念ながらそれほど代わり映えのしない景色が延々と続いた。

  家の最寄のバス停で下りず、大船駅まで出る。ルミネの中に入っている「新星堂」に立ち寄り、「ももいろクローバーZ」(通称:ももクロ)のCD「BATTLE AND ROMANCE」(アルバム)、「労働讃歌」の2枚を購入。実は、数ヶ月前にテレビで彼女たちを知って以来、いつの間にかすっかりファンになってしまった。最近は、毎朝仕事に出掛ける前にYouTubeで彼女たちのコンサート動画(http://www.youtube.com/watch?v=cgvWkn8f_ME&feature=colike)を見るほどハマっている。彼女たちを見ていると、とにかく元気が出るのだ。激しいダンスや個性的なパフォーマンスを繰り広げる彼女たちは良い意味で「三枚目アイドル」なのだが、あれだけの激しい動きの中で生歌を貫くあたりはプライドを感じるし、迫力もある。CDなんか買わなくたっていくらでも楽曲を聴くことが出来るこの時代に、握手券が付いてくるわけでもなく、総選挙があるわけでもないのに彼女たちのCDを敢えて私が買ったのは、そんな彼女たちに対する敬意や感謝、応援の気持ちを示すためである。この「CDを買う」という行為が、彼女たちへの1票なのだ。この年になって10代のアイドルにハマることも、それをここでカミングアウトすることも少し恥ずかしいのだが、素晴らしいものは素晴らしい。

CDを買うと特典で写真がついてくるあたりは、一般的なアイドルと一緒だ。

  大船で夕食をとってから帰ろうと思っていて、めぼしいお店も見つけたのだが、パスタが1,500円という価格設定を見て、「じゃあ1,500円分コンビニで食べたいもの買ったほうがいいや」と思い直し、セブンイレブンに立ち寄ってから帰宅。本当にただただ目につくものの中で食べたいと思ったものをかごの中に入れていったので、随分と統一性のない食事になってしまった。

  さて、ついに明日からゴールデンウィークが始まる。栄えある初日は、職場の先輩、同期、後輩と一緒に東京競馬場(青葉賞)へ行く。人生初の競馬である。とりあえずスポーツ新聞を買って競馬欄を読んでみたが、そもそも読み方すらわからない。しかし、ギャンブルにはビギナーズラックというものがあるので、明日は気合いを入れて一発大穴を当ててやろうと思う。