社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月15日(金)

2013年02月16日 00時53分52秒 | 2013年

  7時起床。昨日の夜が遅かったので、いつもより体が重い。

  午前中は事務処理。

  昼食は、韓国焼肉屋で。新メニューの石焼ハンバーグ定食を食べる…はずが、料理が出てくるまでに30分掛かり、しかもハンバーグの中が生焼けで、下げてもらう。オーナーさんが機転を利かせてご飯と海苔を出してくれ(韓国の海苔なので美味しい)、しかもお金も取られなかったのでまあ良しとしなければならないが、何ともやりきれない昼食となった。ただ、ハンバーグそのものはかなり美味しそうなものだったので、改善を期待してもう1度チャレンジしたい。

  午後、明日私の担当先で実施する出張パソコン教室の準備のため、機器を会場に運ぶ。先輩が車を出してくださり、しかもそれがBMWで、何だかお金持ちになったような気持ちになった。うちの給料でもこんな車が買えるとは。

  19時前に退社し、先輩がおすすめする吉野町のラーメン屋「鶏喰(TRICK)」へ、先輩2人と行く。このお店には醤油と塩の2種類のラーメンがあり、今回は塩を選んだ。鶏ガラベースのあっさりしたスープは美味しいし、肉団子、胸肉、チャーシューと全てに鶏肉を使用したトッピングも絶品で(特に肉団子が美味しい)、大当たりだった。

  20時半前に帰宅。諸事情により日曜日の夜までにマーティン・セリグマンのポジティブ心理学に関する著作を読みたくて、Amazonで見つけた『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』を購入した。彼の名前を知らなくても、犬に電気ショックを与え続ける実験(学習性無力感)は聞いたことがあるのではないだろうか。彼は、これまで心の病気を治すことに注力してきた心理学に対し、良いところを伸ばして幸せを手に入れることを目指してきた研究者である。

  そんな彼の著作には非常に興味があったのだが、結論から言えば、半分ほど読んだところで挫折した。内容が難しいのではない。ただただ、面白くないのだ。理屈が通らないとか、論理の飛躍が半端ないとか、いろいろ文句はあるのだが、根本的にそもそも彼の言っている”幸せ”の定義がピンとこない。つまり、心理学において色々と小難しい定義によって定められた”幸せ”自体が、嘘くさいのだ。更に言えば、誰かが「私は幸せです」と口にすることと、本当にその人が幸せだと感じていることはイコールではないと思う。もちろん、きちんとした学者さんなので、きっとしっかりとした理論に基づいた主張なのだろう。ただ、これは直感的なものだが、彼の言う”幸せ”は、私の求める”幸せ”とは乖離している。

  ちなみに、私はこのように怒っているが、本書によると、怒りは心臓病等の危険性を高め、幸福への障害となるものなので、その原因を分析し、受容することが必要らしい。アホか。

  と、散々文句を言ってみたものの、たった1冊で拒絶するのも安易なので、別の著作も読んでみたい。ただし、買うのではなく、図書館で借りることになるが。