社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月3日(水) 都の西北。

2019年04月05日 22時14分59秒 | 2019年

 6時45分起床。今日から娘が保育園へ通うので、何となく早く起きてしまった。本格的に通い始めると私が預けに行く担当になるのだが、しばらくは慣らし保育で預ける時間が9時前後に決められているため、私のデビューはもう少し先になりそうだ。

 朝食はオフィスでおにぎりとパンを食べる。

 9時過ぎに妻からラインが入り、無事に娘を保育園に預けてきた(気づかれないうちに外へ出てきた)という報告。続いて1時間後には、迎えに行ったら娘が部屋の入口のドアのところで泣きながら待っていたという報告が入った。娘にとって両親の顔を1時間も見ないというのは初めてだったので、さぞかし不安だっただろう。しかし、普段私たちがいないところにも勝手にどんどん行ってしまう娘を見ていて「保育園も最初から全然大丈夫だったら、それはそれで寂しいな」と思っていた親の立場としては、普通の反応で良かったというのが正直なところである。

 昼前にオフィスを出て、早稲田へ出張。西早稲田の駅を下りて、文キャン(文学部キャンパス)方面へ歩く。せっかくなので新しくなった文キャンを散策しようと、時間に余裕をもって会社を出てきた。新しい文キャンは、全体的にとても奇麗になっていた。建物も近代的なデザインだ。ただ、そこはもはや「母校のキャンパス」ではなくなっていた。懐かしさも感じないし、思い出が呼び起こされることもない。ただの「出身校のキャンパス」だ。しかし、それはそれでいいのかもしれない。呼び起されないだけで、思い出が消えたわけではないし。それに、ひとりの卒業生として、後輩たちが昔より良い環境の施設で学べているのは喜ばしいことである。

かつてこの場所が喫煙所だったことを知っている人はどれほどいるだろうか。眺めも良くて最高の場所だったのだが。

スタバがあるなんて、早稲田らしくない。

 昼食は「おとぼけ」と迷った結果、「ごんべえ」で食べることにする。注文は辛子かつ丼。かつてこのメニューは賄い用だったことを知っている現役学生はもういないだろうか。私たちが現役の頃、賄い用だったこのメニューが裏メニュー的に広まり、正規メニューに定着したのだった。ここにはまだ懐かしさが残っていた。

 大学での打ち合わせを終え、私が卒業生だという話をすると、「学生時代に戻りたくなったりしましたか?」と聞かれる。それに対して「いえ、全然」と答えると、相手の方からは「今が充実しているということですね」という反応が返ってきた。一見普通のやりとりだが、よく考えたら随分と失礼なことを言われたんではないかと後から思えてきた。10年以上も経って学生の頃より充実度の低い人生を歩んでいるなんて、笑えない。

 18時過ぎにオフィスへ戻り、22時前まで残業。

 妻から「今日の夕飯はセルフでお願いします」とのラインが入っていたので、コンビニで買って帰る。そういえば、お昼にもうどんを食べたっけ。

 1時過ぎに就寝。


4月2日(火) その仕事もこっちでやるのかしら。

2019年04月05日 21時04分20秒 | 2019年

 7時起床。娘と戯れてから、いつもよりゆっくりめに家を出る。

 8時過ぎに出勤し、コンビニのおにぎりとパンを食べながら新聞を広げる。昨日発表された新元号に関する記事から、由来となった万葉集の歌やその解説をじっくり読む。個人的には「令和」という漢字からも「れいわ」という音からも何となく冷たさを感じたのだが、由来の歌は春の歓びをじっくりと噛みしめる内容のものだった。結構いいネーミングなんじゃないだろうか。ただ、行政関連の文書を多く作る仕事をしている立場からすると、元号が変わるというのはかなり面倒臭い。

 午前中は打ち合わせが2件。今年度の担当業務が明らかになってきて、どうやらかなりの負担になりそうだということがわかってきた。同じ状況の先輩と顔を合わせて、思わず苦笑いする。

 昼前から後輩と出張に出て、二俣川へ。昼食は、駅ビルに入っている「ダッキーダック」でオムライスと、食後のデザートにケーキを食べる。後輩の話を色々と聞くことができて、楽しい時間だった。

 出張を終え、夕方にオフィスへ戻る。その後は、本格的に残業。

 日付が変わる少し前に帰宅。入浴をして洗濯機を回し、妻が用意しておいてくれた夕食を食べる。

 1時半過ぎに就寝。