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4月19日(金) 慣らし保育、完了。

2019年04月20日 23時09分41秒 | 2019年

 6時半起床。今日は娘の慣らし保育最終日。その最終日にして、娘は自ら手を伸ばして先生に抱っこされにいった。その瞬間、先生も私も「おっ」というリアクション。ギャン泣き、泣きべそ、悲しそうな表情、平静ときて、遂にここまで辿り着いたか。もちろんまだ家で私たち(特に妻)と一緒にいたいという気持ちはあるのだろうが、事情や状況を理解して受け入れてくれたのだろう。娘よ、ありがとう。これで安心してお父さんとお母さんは来週からお仕事に行けます。

 10時過ぎに妻と一緒に家を出て、赤ちゃん本舗で買い物をする。保育園用の夏服などを選んでいたら、ついつい必要以上に買ってしまい、結構な金額になっていて驚いた。

 昼食は、フランス料理店「HANZOYA」で食べる。妻への「ワンオペ育児お疲れ様でした」という感謝の意味を込めた食事会である。前菜からかなり手の込んだ料理が出てきて、それぞれしっかりと印象に残る美味しい一品ばかりだった。お店の雰囲気や接客も含め、期待以上だった。たまにはこういうお店でゆっくり食事をするというのも良いものである。

最初のドリンクは、スパークリングワインとノンアルコールシャンパン。

「新玉葱のブリュレ・サレ ローストベーコンのジュレ 菜花 セロリ トマト」
玉ねぎの甘みとベーコン風味のジュレの相性が素晴らしい。何より、玉ねぎをふわふわのパンケーキ状にしよういう発想がすごい。

「独活のロースト セロリブイヨン 野草のサラダ添」
ただただ独活が美味しい。セロリの清涼感ともよく合っている。

自家製ジンジャエールを追加注文。これがびっくりするくらい美味しかった。甘すぎず、辛すぎず。生姜の風味もしっかり効いているのに、かなり飲みやすい。ソムリエさんが沖縄へ勉強に行って考えついた独自配合だそうだ。

「鱸の藁燻し焼き 野草のガレットとハーブ&マスタード ベアルネーズとポルト&バルサミコ」
スズキの身のほくほく具合、皮のパリッとした仕上がり、ほのかな塩味、ソースとの相性、どれも素晴らしい。

妻は修善寺のクラフトビール。

私は山梨ぶどうジュースを注文。

「ドライエイジングビーフの鉄板焼き、蕪添え 赤ワインソース」(私のメイン)
食感がしっかりあって、旨みが凝縮されている。ドライエイジングビーフ独特の良い香りもする。

「A5ランク 岩手牛サーロインの備長炭焼き、柚子胡椒風味」(妻のメイン)
いかにもA5ランクのサーロインという柔らかさ。舌でとろける感じがまさにという感じ。

この中からチーズを選ぶ。3種類くらい選ぶことをおすすめされたが、決めきれずに4種類を注文。

チーズナイフを初めて使う。

左からブルーチーズ、山羊のチーズ、羊のチーズ、ウォッシュチーズ(塩水)。どれも比較的クセが強めのものを選んだのだが、個人的にはやはりブルーチーズが好きだ。また、添えられていた蜂蜜がそれにも増して美味しかった。ちょっとザラメ状になっているのもたまらない。

デザートはこの中から選ぶのだが、「全部」というチョイスも可能とのこと。

当然、全部を選ぶ。

食後の珈琲(紅茶)の後、更にハーブティーとマカロンも出てくる。しかも、かなり美味しい。

帰り際にお土産としてパンを頂いた。

 東京へ買い物に出掛けるという妻と別れ、私は帰宅。当初は少し休憩してからウォーキングに出ようと思っていたのだが、ラジオを聴いているうちに眠くなってしまい、そのまま居間で2時間近く眠ってしまった。

 18時過ぎに保育園へ娘を迎えに行く。娘はもう普通に遊びながら時間を過ごせているようで、私がやってきてもそれほど喜ぶ様子もなく、淡々と抱っこされて帰途についた。今週の頭には思いきり泣いていたのに、大した適応力である。一方で、この時間でも0歳児、1歳児のクラスで他の子は誰も残っていなかった。慣らし保育期間中だからかとも思ったのだが、事務主任の先生曰く、この年齢だと18時過ぎまで残っている子どもはほとんどいないとのこと。実態として、多くの親(主にお母さん)は時短勤務にして、早く子どもをお迎えに来るのだろう。いきなりフルタイムで走り出す我が家のような家庭は少数派なのである。

 保育園前で妻と合流し、話をしながら帰宅。妻は娘がお迎えの最後の1人になってしまうことをかわいそうだと感じているようだが、私はそうは思わない。むしろ、身内以外の他人の大人だけと過ごす時間は、子どもの成長にとってプラスなのではないかと感じる。同世代の子どもたちではなく、無条件の愛情を注いでくれるわけではない他人の大人とどう付き合っていくのかということを身を以って体験する貴重な時間なのではないだろうか。

 帰宅してすぐに娘の夕食、入浴。娘は私とお風呂に入ると必ず私の股間を蹴ろうとしてくる。以前に一度蹴られた時の私のリアクションが面白かったようだ。いつになったら忘れてくれるだろうか。

 娘が眠ったあとで大人たちの夕食。妻が作ってくれた親子丼が美味しい。

 23時過ぎに就寝。無事に慣らし保育も終了し、来週からは本格的な共働きを始める。これまでは妻に甘えて好きなだけ会社で仕事をしていたが、来週からは今まで以上に生産性向上を意識して、早く仕事を終えて帰れるように頑張ろう。