5時40分起床。娘に起こされて目が覚める。麦茶を飲ませたら、咳き込んで思いきり吐き出してしまう。昨日から下痢も続いているし、もしかしてウイルス性の胃腸炎か何かだろうかと不安になる。その後、再び眠った娘を布団に置いて、床の掃除。ウイルス性のものだとしたら、感染予防をしないといけない。
私も再度布団に横になり、次に目が覚めたのは7時半。娘は早朝のことなどなかったかのように元気いっぱいにしている。ただ、やはりお腹はかなり緩い。
妻が朝から病院へ行く。娘から私、そして妻へ風邪が広まり、今は家族全員が喉をやられている。
妻が帰ってきてから、庭のメンテナンス。隣家へ飛び出している木の枝を切り、雑草を抜いていく。所要時間は1時間半。ラジオを聴きながら取り組む。蚊が多いので上下長袖のジャージを着ていたら、見事に全身汗でびっしょりになった。しかし、ここまで豪快に汗をかくとすっきりする。シャワーを浴びたら爽快な気持ちになった。
先日義母がお土産で持ってきてくださった自家製の梅シロップでジュースを作る。美味しい。
ちょうど娘と妻がお昼寝中だったので、私も少し横になる。全身の疲労感が心地良い。
昼食は、先日埼玉へ行った際に、帰りの高坂SAで衝動買いした群馬名物の焼きまんじゅう。この甘じょっぱさがたまらない。娘も気に入ったようで、手をベタベタにしながら食べていた。
昼食後、再びお昼寝。炎天下での1時間半が思いきり体力を奪っていたことに気付く。こんなに肉体的に疲労感を感じたのは久しぶりかもしれない。おかげで、とても気持ち良く眠ることができた。
夕方、妻と娘がお散歩に行っている間に、家の掃除をする。これも結構な重労働で、家中をやると軽く1時間以上は掛かる。特に、家具を移動するのが大変だ。今日は娘のおもちゃの整理もしたので、合計で2時間近く掛かってしまった。
夜の娘のお世話はほとんど妻にお任せで、私はぼーっとしていた。単純に疲労困憊というのもあるのだが、何となく今日の自分の仕事は終わった感に包まれていた。そのため、通常は夜にやる洗濯も、明日へ延期。
夕食は妻が作ってくれたポークステーキ。
妻と娘が眠った後、私は疲れているもののそれほど眠くはないので、久しぶりにネットサーフィンをしたりして過ごす。
一昨日の名古屋競馬の第1レースでコスモレグノ号に騎乗した加藤利征騎手が、返し馬の最中に馬の頭を思い切り殴っている様子が映像で捉えられており、ネット上で拡散されている。これによって名古屋競馬へ苦情が殺到し、管理する愛知県競馬組合が公式サイトで見解を発表した。それによると、当該行為は「馬の頭部に止まった虻を払い落とそうとした行為であったことが明らかとなった」とのこと。調べればすぐに見つかると思うので動画へのリンクは貼らないが、それを見たらこの”公式見解”が嘘であることは一目瞭然である。どう考えても虐待行為だ。馬へのリスペクトがないホースマンがいることにも、それを元締めである管理組合がそれを擁護、隠蔽しようとしていることにも、本当にがっかりする。名古屋競馬には馬への愛で溢れる関係者の方もいらっしゃることを知っているだけに、このような形で名古屋競馬の名前がニュースになってしまうことが残念でならない。一方で、競馬に限らずどんな業界にも一定数のクズは存在するものなので、それを批判し淘汰するだけでなく、そういうクズがクズ行為に至らないような取り組み(教育やルール制定、罰則規定の設置など)に関する議論を活性化させるべきだと思う。
せっかくなので、もうひとつ競馬の話を。ディープインパクトが亡くなってから数日が経った。彼の素晴らしさはいろんなところでたくさんの人が紹介しているのでいいとして、ひとつだけ書いておきたいことがある。彼の死亡の知らせは競馬界だけでなく一般のニュース等でも数多く取り上げられ、普段は競馬に馴染みのない人たちにも多く伝わった。その中で、彼の最期が安楽死だったことについて、批判的な意見がかなり目につく。「馬は立てなくなったら苦しんで死んでいくしかないんだ」ということを理解していないのは仕方ない。しかし、考えてみて欲しい。今、誰が一番悲しんでいるのかということを。間違いなく、これまでずっと彼のお世話をし、最期まで傍に寄り添ったスタッフの方々だろう。そんな方々に、安易に発せられた心無い声が届かないことを祈るばかりである。ディープインパクトを育て、素晴らしい競走成績を残させ、種牡馬としての大活躍も支えてきたスタッフの方々へ私が届けられる言葉があるとするならば、彼が三冠馬となった2005年の菊花賞の実況で馬場アナウンサーが発した言葉をお借りして、「あなたたちもまた、近代日本競馬の結晶です」と伝えたい。どうぞこれからも、日本競馬の発展のため、ご活躍をお祈りしております。
2015年9月に社台スタリオンステーションを訪問した際に撮影したディープインパクト。