7時半起床。
朝食はトースト。
9時過ぎに家を出て、新幹線で東京へ出る。今日は、会社の後輩の結婚式に参列する。
挙式は人前式。誓いの言葉の際に、後輩が自身のことを間違えて「新婦」と言ってしまい、会場が笑いに包まれる。感動もあり、こういう笑いもありの良い式だった。
披露宴は盛大だった。随所に後輩と奥様のこだわりやゲストへの気遣いが感じられ、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。あっという間の3時間だった。
前菜。魚介のマリネとベルペッパーのムース。
穴子のフリットのポルチーニリゾット。お米は奥様の出身地である福島県(会津産)のコシヒカリが使われている。
真鯛のポワレ。
口直し。ライチシャーベットとジャスミンティーのジュレ。付属のライチビネガーをかけて食べる。すごく美味しい。
牛サーロインのロースト。
デザート。ウエディングケーキが美味しかった。ここのパティシエさんの腕は確かだ。
自身の結婚式でも感じたのだが、結婚式を挙げることの1番のメリットは、職場関係者や友人、親族など、自分の伴侶はこれだけたくさんの人に愛され、慕われているんだということを実感できることだと思う。そんな彼女/彼と結婚するのだから、自分も相手を大切にしていこうという責任感のようなものが生じるのだ。そうなると、その後に多少の揉め事や価値観の相違などのピンチに直面しても、結婚式当日のことを思い出せばそう簡単には相手を蔑ろにすることはできない。私たち夫婦も結婚してまだ4年と少しだが、当時のことを思い出して難を逃れたことが何度かある。
披露宴終了後、本当は昨日行くはずだったスーツの仕立て直しに行く。相談した結果、スラックスの裾を3cm長くすることになった。そんなに短かったことに驚いたし、何してくれてんねん!という気持ちになったが、言葉にも顔にも出さない。裾の長ささえ直ればそれ以外は大満足の出来なのだから。
公式な2次会にも参加。2時間の立食だったのでさすがに足が疲れたが、それでも後輩の幸せそうな笑顔を見ていると、こちらまでとても温かい気持ちになる。
2次会のお開きが19時過ぎだったので、職場のメンバーで3次会へ。ここまで来るといつもの飲み会である。
21時過ぎに散会し、帰りも新幹線で帰ってくる。
22時前に帰宅。妻が友人と電話で話し込んでいる。我が家にも何度か泊まりに来てくれたこともある私も知っている友人で、結婚が決まったそうだ。妻の声が弾んでいる。今日は人様の幸せのお裾分けをたくさん頂ける1日になった。