7時起床。
新年のあいさつをして、朝食をいただく。義母の作ってくれたお雑煮が美味しい。また、焼き鮭がとても脂がのっていて美味しかった。久しぶりにこんなに美味しい鮭を食べた。
妻と娘が奏でるピアノを聴きながらごろごろする。妻のピアノに合わせて、娘が大きな声で歌っている。幸せなお正月である。
10時過ぎ、近所の森へお散歩に出掛ける。落ち葉のじゅうたんを歩く娘がとても楽しそうにしている。ただ、かなり寒い。
昼前に妻のお兄さん一家が到着。やんちゃ盛りの男の子が2人、娘より少し小さい女の子が1人いるので、家の中が一気に賑やかになる。
自動餅つき機でお餅をつく。子どもたちだけでなく、私たち大人もその様子に興味津々である。できたお餅はきな粉餅、あんころ餅、おろし餅の3種類に仕上げられていく。できたてを食べると、びっくりするくらい美味しい。普段私はお餅をほとんど好んで食べることはないのだが、やはり美味しいお餅は美味しいということがよくわかる。
娘にはお餅をかなり細かくして食べさせる。しかし、かなり気に入ったのだろう、本人がそれをどんどん口の中に放り込んでしまうので、こちらはかなり冷や冷やした。
続いて昼食。おせち料理にお刺身などもあって、とても豪華な食事である。どれも美味しくて箸が止まらない。娘のスプーンも止まらない。生もの以外、ほぼ全てのものを食べていた。
しばらく休憩した後、みんなで近所の森へ遊びに出掛ける。サッカーをしたり、ドッヂボールをしたり、へとへとになるまで走り回った。子どもの頃に戻った気持ちになり、とても楽しかった。
夕方、私は一足早くおいとまする。妻と娘は3日までお世話になる。どうぞよろしくお願いいたします。
川越駅からは、ちょうど川越特急に乗ることが出来た。有料のTJライナーに使用される車両で運行される特急で、座席はクロスシートだし、川越から池袋までの途中で朝霞台にしか停まらない超速達列車である。
池袋で副都心線に乗り換える。こちらもちょうどFライナー(特急)が来たので、最短で菊名まで帰ってくることができた。
菊名駅を降りると、普段は明るい駅前が暗かった。お店が開いていないのである。良いことだと思う。お正月は休めばいいのだ。
そんなことを言いつつも、開いているコンビニで食材を買う。コンビニが元旦に開いていることにも感謝しないといけない。
19時半過ぎに帰宅。
届いた年賀状を確認して返事を書く。今年は事前には絶対に送ってきてくれることがわかっている3人にしか年賀状を出しておらず、さらにその年賀状にも今日の年賀状にも書いたが、今年をもって年賀状を書くこと自体やめることにした。年賀状を書くことは面倒ではあるが比較的好きなほうだし、もちろんもらうのは嬉しいのだが、正直なところ子育てで自分の時間が少ない今の状況ではその時間が惜しい。その時間があるのなら、少しでもテレビを観たいし、本を読みたいし、寝たい。だから、今日書いて投函した年賀状が、私の中では最後の年賀状である。
今日からは2泊3日の1人暮らしである。とりあえず入浴と洗濯を済ませてから、テレビで録画しておいた「さよなら たりないふたり」を観る。11月に映画館のライブビューイングで観に行った南海キャンディーズの山里さんとオードリーの若林さんの漫才ライブである。テレビ版なのでかなりカットされている部分があるが、編集がかなり上手なのだろう、要所要所は抑えていたし、面白かった。Huluで完全版が放送開始したそうなので、そちらも見てみたい。
「紅白歌合戦」の気になるところだけを見て、「笑ってはいけない」の序盤を見たところで力尽き、3時前に就寝。