社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月19日(月) 命に触れる。

2024年08月21日 08時02分07秒 | 2024年

 5時半起床。自然と目が覚めた。

 肌寒いくらいの涼しさである。湿気もなくて本当に快適だ。これがずっと続けばいいのに。

 7時過ぎに出発し、弟家族の貸別荘へ合流する。

 ベランダで弟からもらい煙草をする。美味しい。

 朝食は昨日の買い出しで調達しておいた。

 地元で製造されたウインナーが美味しい。

 ノンホモ牛乳は自然と膜が張るほど濃厚で、甥っ子が特に気に入ったようだった。

 スーパーでこの牛乳が買えるのは羨ましい。

 朝食後は鬼ごっこタイム。昨日からやる約束をしており、鬼役の私が子どもたちを探す。氷鬼という私の知らないジャンルの、しかもオリジナルルールが満載で鬼役にとってかなり不利な条件だったが、姪っ子がスパイとして隠れ場所を教えてくれたこともあってどんどん見つけていく。朝から走り回って疲労困憊だが、子どもたちの歓声・奇声に包まれて楽しかった。

 娘の小学校に電話を掛け、休業期間中の台風前に学校に置かれていた朝顔たちを避難させたことを報告する。勝手なことをして申し訳ありませんという気持ちで報告をしたのだが、担任の先生は逆に感謝してくださってホッとした。お返しするのはこちらの都合に合わせていつでも大丈夫とのことなので、娘の鉢と同じタイミングで夏休み明けにすることにした。それまでの1週間、大切にお世話させて頂きます。

 10時前にチェックアウトして、「那須高原 南ヶ丘牧場」へ。牧場や釣り堀などの融合した施設である。

 入場してすぐの場所にチョウザメの泳ぐ池があった。かなり大きい。しかもニジマスと一緒に泳いでる。

 餌やりをする。食い付いて来るのは動きの速いニジマスで、チョウザメは優雅に漂っている。

 まずは釣り堀でニジマス釣りをする。当初は怖がって「お父さんと一緒にやる」と言っていた娘だが、最終的には餌を付けるところから1人で出来るようになり、見事に2匹を釣り上げた。

 掛かった瞬間の手に伝わる生命力が強い。

 釣った魚は全て買取なので、私たちは合計4匹でストップ。下処理と味付けをしてもらい、自分たちで炭火焼きにする。ここだけ暑い。

 釣った時点では少し小ぶりかなと思ったのだが、ホクホクの身がしっかり詰まっていて美味しかった。

 釣り堀が混雑していたのと、私たちが早々に釣り上げてしまったことで弟家族と魚を焼くタイミングが大きくズレてしまい、娘が食べている間に姪っ子ちゃんたちが焼き上がり待ちの時間を利用して別のアトラクションへ行ったのが羨ましかったようで、娘のご機嫌が急激に悪化する。どうしようもないことなのだが、娘には申し訳ないことをした。

 妻が根気強く娘を励ましてくれたおかげで何とか気を取り直すことができ、うさぎの散歩。

 散歩とは言いつつも、うさぎは暑さを苦手としているので、避暑用の穴で休憩しているところを眺めたり撫でたりするのがメインである。

 ロバと馬の餌やりもする。一見地味だが娘はこれが相当楽しかったようで、餌のおかわりをして熱心にあげていた。

 続いては、モルモットとのふれあいコーナー。モルモットも可愛かったが、娘は亀に触れたのが嬉しかったようである。我が家にはペットがいないのでこのように動物と触れ合う経験は貴重だし、先の釣り堀のように命を頂くことを意識する機会も大切にしたい。

 最後にみんなでソフトクリームを食べる。希少なガーンジィ種の牛乳から作る名物のバニラも濃厚で美味しかったが、期間限定のヨーグルトが酸味たっぷりの爽やかな風味で印象的だった。

 母と弟家族とお別れし、那須塩原駅へ戻ってレンタカーを返却する。

 15:03発のやまびこ214号に乗り、酷暑の東京へ戻る。娘が「もっとみんなと一緒に遊びたかったなぁ」と呟いている。

 新横浜へ戻り、駅ビルに入っているお弁当屋さんで夕食を買ってから17時過ぎに帰宅する。なんだこの暑さは。

 洗濯機を回し、入浴を済ませてから夕食。私は「富士鶏肉弁当専門店わいず」というお店の信玄どり飯西京焼弁当を選んだのだが、これが期待を大きく超えて美味しかった。

 鶏肉の西京焼きはこれまでに何度も食べているが、この西京焼きは特別に美味しいと思う。

 2回目の洗濯をしながら、普段より少し早めに娘を寝かしつける。娘は一瞬で眠ったが、私も一緒に寝落ちした。

 22時半過ぎに何とか復活し、寝室から這い出て洗濯を完了させる。

 今回の旅行前に実家の福島へ帰省していた義妹からお土産に頂いた「ままどおる」を食べる。私の中ではもらって嬉しいお土産No.1である。ありがとうございます。

 日付が変わる頃に就寝。今回の3世代旅行も楽しかった。企画して誘ってくれた母と、準備や現地での買い物に食事の準備、子どもたちのお世話など、色々と気を回して協力してくれた妻に感謝である。