社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月27日(土)

2014年12月31日 12時27分14秒 | 2014年

  8時起床。午前中は部屋の大掃除。普段はあまり手を付けない水回りを中心に、2時間ほど掛けて掃除をする。今年は去年と違い、2ヶ月ほど前に一度大がかりな掃除をしたし、それ以降も定期的に丁寧に掃除をしてきたので、それほど手間は掛からなかった。やはり、定期的に部屋に人が来る、それも恋人が来るという状況に置かれると、それなりに部屋は綺麗に保たれるものなのだろう。

  昼過ぎに家を出る。外は寒いが、日差しが強くて、日向にいると暖かい。

  京浜東北線に乗り、桜木町にあるウインズへ。明日の有馬記念の馬券を買う。前にも書いたとおり、今回の有馬記念は、ウインバリアシオンしか見えない。どんなに調子が悪かろうが、前走惨敗していようが、関係ない。それにしても、今年は何度も競馬場に足を運んだのに、最後がウインズとは。明日、現地でウインバリアシオンの勇姿を見られないのが残念だ。

  せっかくなので、同じく桜木町にある横浜美術館へ。先ほどまでの場末感から一転して、爽やかな雰囲気に包まれている。桜木町は、線路を挟んで海側と山側で全く空気が異なるのである。

  「ホイッスラー展」を観る。ホイッスラーの描く絵は、モノトーンとも言われるように、地味な色彩のものが多い。また、日本の浮世絵からも影響を受けていて、色使いや構図などの似ている作品が数多く展示されていた。中でも私が気になったのは、1876~77年頃に書かれたとされている『黄色と金色のハーモニー:ゴールド・ガール-コニー・ギルクリスト』である。作品全体が黄色と金色で構成されているにも関わらず、落ち着きのある雰囲気に包まれている。黄色と金色というよりも黄金色、秋の稲穂の色というイメージだろうか。真ん中で踊る少女の表情も、幼いながらも少し物憂げな感じが色っぽさを感じさせ、惹き込まれそうになる。残念ながら、お土産売場にこの作品の絵葉書等が置いていなかったので写真で紹介することが出来ないが、非常に印象深い作品だった。

  美術館併設のカフェで、少し休憩。ケーキとバナナミルクを頂く。ここのカフェは、(特にケーキの)レベルが高い。美術館のついでだけでなく、カフェ単体でも十分に勝負できる

  みなとみらい駅からみなとみらい線(東横線・副都心線直通)に乗り、西早稲田へ。久しぶりに、早稲田を歩く。とは言っても、文キャンは冬季休暇で閉鎖されていた。残念。

  「おとぼけ」で夕食をとる。注文な、メンチカツ定食。一時期値上げをして550円になっていたが、いつの間にかまた500円に戻っていた。学生にとって、この50円は結構大きいのではないだろうか。かくいう私も、500円のワンコインのお得感は、とてもありがたく感じる。しかし、いずれにしても、これだけ熱々で美味しいメンチカツと山盛りご飯でお腹いっぱいになって、この値段は安い。

  東西線で大手町へ移動し、東京駅と周辺の通りをライトアップするイベント「東京ミチテラス」を見学する。東京駅は開業100年ということで、「大正ロマン」をイメージした色彩に彩られており、正面から見た駅舎はとても幻想的だった。とにかく人が多いし、寒かったが、それを我慢して見に来て良かった。

  20時過ぎに帰宅。22時前に大学の忘年会を終えた彼女がやってくる。明日から金沢旅行で、飛行機の時間が早いため、前泊して一緒に空港へ行くのである。そのため、バタバタと慌ただしく準備をして、日付が変わる前には就寝。


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