6時起床。今日も、ひたすら事務作業に取り組む。コンサルタントの方々への謝金の支払いと、報告書のとりまとめ、報告起案の作成という作業を延々と繰り返す。しかし、全くゴールは見えない。山のように書類を作っても、今自分が何合目まで来ているのか検討もつかない。そのため、金曜日に上司に連れて行って頂くはずだった久しぶりの組合出張(しかも総会出席)も、私はオフィスでお留守番ということになってしまった。「こんなことなら、普段から書類仕事をコツコツやっておけば良かった…」などと後悔してもどうにもならない。やばい。とにかくやばい。何がやばいかって、どれぐらいやばいかわからないことが一番やばい。
やばいやばいと言いつつも、水曜日はノー残業デーが厳格に適用されるため、定時で退社(ナンセンス!)。しかし、こういう時の裏技として、私は家でも仕事用のメールを受信できるようにしてある。メールさえあれば、報告書の作成ぐらいは出来る。ただ、個人情報などの流出すると困る書類には手を出せないので、出来ることは随分限られている。
年度末の事務処理に追われる一方で、この時期は人事考課の行われる時期である。うちの組織の場合、まずは自己評価をして、続いて直属の上司による評価、部署長による評価と続く。初めてなので、通常自己評価はどの程度にするものなのかがよくわからなかったため、余計なことは考えず素直な自己評価を書いた。結果的には、各項目5段階評価で、「4」がふたつに「2」がひとつ、残りは全て「3」となった。これが甘いのか辛いのかはよくわからない。また、自由記述欄には「来年も今の上司の下で働きたい」と書きたかったのだが、よく考えたらこの書類は最初に彼の手に渡ることになるので、あえて直接的な表現は避けた。上司にラブレターを書くのは、さすがに恥ずかしい。しかし、私が彼の下で働きたいと思うように、彼が私を下に置いておきたい、育ててやりたいと思ってくださっているかどうかは気になるところである。今から振り返ってみれば、新人のくせにあまり素直な部下ではなかったような気がするし…。