
せっかく浅草に来たのでもう一店だけ行きますか。
っていうか連食はある種計画通りでして・・・そのため朝ごはん抜いてきました。
だからさっきのは朝ごはん、そしてこれがお昼ご飯です。
・・・文句あっか!?
さて、気を取り直して、こちらのつし馬こってり豚骨で有名な田中商店のセカンドブランド店であります。
もともと豚骨+魚介系のブレンドスープのラーメンだったのですが、田中氏の出身地、青森県の地ラーメン、煮干だしの津軽ラーメンに変わったそうです。
そういや~津軽ラーメン流行ったからねえ・・・商売上手ね・・・とか言っちゃだめです。
しかし店内は煮干のよい香りが充満、これは銀座の享楽にも共通した香りだぞ!
というわけで、煮干たっぷりという中華そばの中盛りを期待たっぷりに頼みます。



・・・す・・・すみません・・・多くないですか?
・・・自分、さっきラーメン食べたばっかりなんですけど・・・なんか思ったよりぜんぜん量のあるラーメンであります。
少々見た目に怖気づきつつも・・・。
スープはそのとおり、煮干中心。
味付けの醤油ダレは豚肉を生醤油で煮込んでチャーシューを作ったときの煮汁だと思われる。
理由はチャーシューと醤油だれの味が一緒。少々工夫がないかな?
スープ全体は醤油が勝っており、煮干は少々引っ込んでしまった感じ、鶏がらなり豚骨なりの動物系スープのアシストがもっと欲しいところ。
麺はかん水をほとんど感じない少しだけ縮れた多加水の自家製麺。
伸び易い麺なのか、茹で上がりはダレ気味・・・。
かん水が控えめな上、煮干中心のスープで細いうどんの様。
今回は頼みませんでしたが、ご飯食べ放題や盛りを多くしてボリューム面でも強化している様ですが、ラーメンがちょっとなあ・・・。
ただ、それぞれの素材は悪くないので、素材を生かしてラーメン自体の底上げを期待したい。
正直今年の5、6月に秋田、青森と地方を回ったが、そこで食べたラーメンのほうが上に感じます。
この味はこの味で津軽ラーメンとして伝統的なのかもしれないですが、場所が変わると気候風土も変わるので、それに合わせた工夫をして欲しいなあ。
・・・あっ、今の時期って煮干の端境期なんですよね、湿度が高くて麺の水分量の管理も難しい時期だし、そういうアドバンテージもあったかもしれません。
ごちそうさまでした。
【地図】東京都台東区浅草1-1-8

