岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

中華そば つし馬

2008-09-16 10:06:34 | ラーメンレポ


せっかく浅草に来たのでもう一店だけ行きますか。
っていうか連食はある種計画通りでして・・・そのため朝ごはん抜いてきました。
だからさっきのは朝ごはん、そしてこれがお昼ご飯です。

・・・文句あっか!?

さて、気を取り直して、こちらのつし馬こってり豚骨で有名な田中商店のセカンドブランド店であります。
もともと豚骨+魚介系のブレンドスープのラーメンだったのですが、田中氏の出身地、青森県の地ラーメン、煮干だしの津軽ラーメンに変わったそうです。
そういや~津軽ラーメン流行ったからねえ・・・商売上手ね・・・とか言っちゃだめです。
しかし店内は煮干のよい香りが充満、これは銀座の享楽にも共通した香りだぞ!

というわけで、煮干たっぷりという中華そばの中盛りを期待たっぷりに頼みます。




・・・す・・・すみません・・・多くないですか?
・・・自分、さっきラーメン食べたばっかりなんですけど・・・なんか思ったよりぜんぜん量のあるラーメンであります。

少々見た目に怖気づきつつも・・・。
スープはそのとおり、煮干中心。
味付けの醤油ダレは豚肉を生醤油で煮込んでチャーシューを作ったときの煮汁だと思われる。
理由はチャーシューと醤油だれの味が一緒。少々工夫がないかな?
スープ全体は醤油が勝っており、煮干は少々引っ込んでしまった感じ、鶏がらなり豚骨なりの動物系スープのアシストがもっと欲しいところ。
麺はかん水をほとんど感じない少しだけ縮れた多加水の自家製麺。
伸び易い麺なのか、茹で上がりはダレ気味・・・。
かん水が控えめな上、煮干中心のスープで細いうどんの様。

今回は頼みませんでしたが、ご飯食べ放題や盛りを多くしてボリューム面でも強化している様ですが、ラーメンがちょっとなあ・・・。
ただ、それぞれの素材は悪くないので、素材を生かしてラーメン自体の底上げを期待したい。

正直今年の5、6月に秋田、青森と地方を回ったが、そこで食べたラーメンのほうが上に感じます。
この味はこの味で津軽ラーメンとして伝統的なのかもしれないですが、場所が変わると気候風土も変わるので、それに合わせた工夫をして欲しいなあ。
・・・あっ、今の時期って煮干の端境期なんですよね、湿度が高くて麺の水分量の管理も難しい時期だし、そういうアドバンテージもあったかもしれません。

ごちそうさまでした。

【地図】東京都台東区浅草1-1-8


■トーキョーノスタルジックラーメン


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麺屋武蔵 江戸きん

2008-09-16 09:55:13 | ラーメンレポ


ついこの間嫁と、寿司→ハンバーグ→ラーメンの狂気の梯子をした浅草にまたやってきました。
そのときに気になったのですが、流石に胃袋の限界で入れなかったお店です。
最近のラーメンの新店事情に疎いのですが、なんと麺屋武蔵が浅草にも進出していたとは不勉強もいいところですな。
というわけで、本日はこの江戸きんにやってきました。

頼んだのは醤油らー麺。




豚骨、鶏がら、鰹節、昆布を中心にしたバランスの良いスープ。
本家新宿の麺屋武蔵の本流を感じさせますが、こちらのスープの方が完成度高いかも。
麺は麺屋武蔵の系列らしく、やや太めで平たく、ややガシッとした歯ごたえの麺。
具は大判で迫力のチャーシュー、極太のメンマはどちらも程よくスープや麺に合った味付け、最初やや冷たいので、スープになじませてからいただくのがグ~であります。
葱は、長ねぎと青ねぎのダブルスタンバイ。
食べ進むと丼の底に、醤油漬けの柚子らしきものが沈んでいて、香りを演出しております。
そして、見事だったのが、一枚だけ乗ってる海苔。
ラーメンに乗っている海苔って、薄いペナペナのスープの湯気ですぐしなしなになっちゃうと思うんですけど、これは厚みがあってちょっとやそっとじゃしなしなにならないかなり良い物です。

う~んベタボメですねえ・・・別に宣伝しているわけじゃないんですけど、いや~美味しかったので・・・。
いや、ここはオススメですよ。
ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】東京都台東区浅草1-2-3


■湯気のむこうの伝説


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麺屋ひょっとこ

2008-09-16 09:44:17 | ラーメンレポ


どもども、久しぶりに有楽町交通会館、久しぶりに麺屋ひょっとこであります。
よくごらんいただいている方にはお分かりでしょうが、こちらは昨年の岩風呂ラーメン大賞に輝いたお店であります。




というわけで、頼んだのはいつもの和風柚子柳麺(わふうゆずらーめん)。
先日来たときは。黄色柚子の時期で、この時期の柚子で作ると柑橘系特有の甘みがスープに出てしまった印象だったのですが、青柚子の時期に戻って味わうとやっぱりこっちの方が・・・。
この柚子の香りのする、お吸い物の様なスープには三つ葉もよく合います。
細めの麺はやや固めの茹で上がりで、歯ごたえよく茹で上がっております。
そしてその上にはアンバランスなほどに大きなチャーシュー・・・今書いていて思いましたけど、このラーメンって長崎のしっぽく料理を思わせるものがありますな。
江戸時代、出島がある関係から、外国文化に触れることも多かった長崎で発展した和洋中の折衷料理です。


こちらは追加で頼んだ茶飯。
薄いしょうゆ味の茶飯を口に入れた後、スープをすすって・・・ああシアワセ。
いや~サスガの味であります。
ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F


■極うまラーメン(2008ー2009)


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御茶ノ水 大勝軒

2008-09-16 09:37:38 | ラーメンレポ


こんちわ~御茶ノ水です。というか、このへん神田小川町なので・・・。
本日はこの辺でお仕事がありまして、それが午前中でサクッとおわってしまい、仕方なく・・・仕方なく・・・仕方なくなく・・・御茶ノ水大勝軒にやってきました。
大勝軒といえばつけめんブームを生んだ東池袋の大勝軒を祖とした、東池袋大勝軒系が一大勢力でありますな。
このお店の他聞に漏れず、東池袋の系統。
メニューの中心はもりそばと呼ばれるつけめんが主流です。
ただ、自分的にはつけめんも美味しいですが、ナミナミスープでモリモリ麺の中華そばも捨てがたいものがあり、いつも注文の際に頭を悩ませます。





今日も葛藤の挙句最終的に「もりなま」!
通常のもりそばに生卵が入った一品であります。
そうそう、ラーメンに生玉子というのは、松本零士の漫画の中でたびたび登場しますが、それほどメジャーなトッピングじゃないですよね。
特殊な例で徳島ラーメンなんかはあの濃い目のスープやチャーシューの換わりに入ってる豚肉の甘辛煮等をマイルドに食すために、生玉子が重要ですけど・・・。
っま、それは置いておいて、食味レポートです。
豚骨鶏がら煮干鰹節を使ったガツーンと来るつけ汁。最近やたらと魚粉(鰹節や煮干の粉)が幅を利かせて、それが舌に触ってザラついたつけ汁が多いのですが、それが無い分さらりとしたつけ汁になっています。
甘みや酸味はやや薄い感じで、しかしこの酸味が絶妙で舌先にわずかに感じる程度の酸味が、隠し味的に食味をあっさりさせてくれます。
麺はこれぞ大勝軒!という感じのモチモチの自家製麺。そして普通盛りなのに写真の量!
太めでコシがあり、「この麺あってのもりそばだなあ」と思わずにいられません。
この麺の量ですが、先のつけだれの微妙な酸味のおかげで、最後まで飽きずにいただくことが出来ます。
麺をすべていただいた後、頼むとつけだれをスープ割りしてくれます。
大勝軒系のレポートは久しぶりでしたが、いや~流石老舗ののれんわけだけのことはあります。
ごちそうさまでした。
ではでは

【地図】東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F


■味は心。池袋大勝軒の味がご家庭で楽しめます


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