岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【ラーメンレポ】佐野厄除け大師、そして佐野ラーメン・・・からの桐生!らーめん芝浜

2015-02-20 23:01:39 | ラーメンレポ

世の中の厄年の方々

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厄払い済ませましたか?




栃木県は佐野市、もちろん佐野厄除け大師からこんにちは。
昨年は本厄、今年は後厄ということで昨年に引き続き厄除けにやってまいりました。

平日のお休みを利用してのお参りなので、嫁はパート、子供たちは学校。
父ちゃんソロ活動です!



前年のお札を納め、



お参りもさっき済ませて



新しいお札もいただきました。



それにしても、1年たっても相変わらずさのまる推しの佐野市です。

じゃあ、早速・・・佐野ラーメンを・・・

と、やってきた佐野ラーメンを代表するお店の一つと言われる某店。

「某」とつくからには理由があります。

主にマイナス方向の・・・



スープも具も悪くありませんが・・・

佐野ラーメンが青竹の手打ち、手切りだって知ってますよ。
その乱切り具合が面白い食感を生み出してるんですよね・・・



でもこれはテキトー過ぎませんか?
素麺とほうとうを同時に食べているような・・・。

今日は言わせていただきます・・・



ちゃんと麺切り修行やり直してから来い!!



スミマセン・・・取り乱しました。

取り乱したついでに、盗んだバイクで走り出し・・・いや自分の車(今月車検)で走り出した後厄の真昼間。

後程この後厄からコメントをもらうことが出来ました。
「ええ、あのラーメンを食べた後でした。なぜか精神が高揚して・・・そこからしばらく記憶がありません。気が付くと30kmも離れた群馬県桐生市のラーメン屋さんに並んでいたんです」
・・・昔のUFO特番のUFOに連れ去られた人へのインタビュー風にまとめてみました。
この後ヤオイジュンイチさんがUFOと宇宙人への造詣深いコメントが入りますが、もうこのまま続けるのも苦しいので割愛させていただきます。

んでラーメンです。



最近のお店の中で、どこで聞いても、誰に聞いても評判がいい桐生の芝浜。
失意にまみれた男が涙を拭き、リベンジするのにうってつけの舞台です。

このお店の売りは



早朝7:00からいただける朝ラーと!
三種のラーメンがコースになって出てくる小麦三昧!

現在12:30・・・朝ラーの目はもうありませんので、ここは小麦三昧1200円しかないでしょう!
ということで、行列に並びます。
近くで地元の女学生3人がずっとクラスや部活の男子の話題で盛り上がっているのをBGMに待ち続けること15分ほど。
その自転車の左の背の高い君・・・君その「しゅんた」が好きなのバレバレだよ・・・のところで入店。



着席すると鶴の箸置きが縁起いい感じで、厄を落とした男のアイテムにふさわしい・・・。
宣言通り小麦三昧を注文して、やってくるまでの間、他のお客様のオーダーなどを目配せメクバセ。

地元の常連さんっぽい人たちは、醤油らーめん、塩らーめんのチャーハンセットなど。
おそらく、ここを目指してやってきた、ラヲタな人たちは小麦三昧。

後ろのテーブルは、3人でらーめんとつけめんと小麦三昧、チャーハンも頼んでシェアというたいそう楽しそうなことをしていました。
そういうところ、本日はソロ活動なので、胃袋もソロなので、大回りが効きません。

などと隣の芝生を覗きまくっているうちにやってきました壱の品。





「低加水のまぜそば」
上州産の地粉を使った麺を少量の醤油だれと油、崩したチャーシュー、ねぎと玉ねぎでいただきます。



まぜそばなのでよーく混ぜまぜして。



しっかり崩しチャーシューを絡めて一口。
ざっくりとした食感が面白い麺です。こういう表現は不適切かもしれませんが・・・

アルデンテ!

安易に使ってしまいました。
小麦をピュアに味わうためにこのシンプルさですが、自分ならこの麺で汁なし坦々麺をやってみたいな?と思いました。

続きまして弐の品。







中力粉と全粒粉を合わせた麺にたまり醤油を使った本返しと群馬産の辛味大根を使ったつけ麺



全粒粉のふすま(麦ぬか)がちりばめられたしなやかな麺を、3~4本くらい少なめに掬ったら



「ちょん」としっぽの方だけをつけて啜りこむ!

うん!しょっぱい!
中力粉、全粒粉でやや柔らかめの麺を、冷水で締めることでコシを出すのはそばの手法。
つけ汁も江戸前のそばっぽいですね。
これは小麦よりも辛味大根の勝利かな?

そしてオーラスを飾る参の品





小麦三昧、ラーメンは麺、とはいってもラーメンは汁物!という持論からすると、やはりなみなみとしたスープと合わせてこそのラーメン。



ラーメンはさすがの味。鶏と昆布のうま味が調和して甘さを感じるスープに、かん水控えめの麺。





チャーシューは煮豚と八角を効かせた生っぽいローストチャーシューの2品。
繊細の煮干しなどのスープならご法度ですが、このスープならローストチャーシューの八角の香りも良いです。



素晴らしい三種の麺の余韻をかみしめつつ・・・と、ここで生理現象。
ちょっとお手洗いを・・・



と向かう途中にちらっと見つけた製麺機!
やっぱり製麺機欲しいなあ・・・と必要もない・・・いや、需要もないのにそんな妄想にふけて逃げ出した桐生の昼がここに完結。

このラーメンの美味しさから見るに、お参りのご利益もしっかりあるようですね。
後厄も怖くない!

後厄のiwaYohと岩風呂を今後ともよろしくお願いします・・・というなぜか、なんでだか仰々しい締めで・・・ごちそうさまでした。

ではでは


【らーめん芝浜】







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