ここは永田町近くの某所。
こんにちは、こんばんわ・・・の判断が難しい午後5時過ぎ。
英語には"Good Evening"っていう便利な言葉があるんですけど・・・ってこの出だしどこかで・・・。
ああ~メディアテクノロジーでライブやってた時のオープニングの一曲が終わった後の私のMCの第一声だ。
・・・って何の話だ!って思いますよね。
まあ、今から20年くらい前、テクノなバンドその名も"メディアテクノロジー"というのをやっておりまして・・・
・
・
・
以下略
というわけで始めます。
このビルです。
全国旅行会館というビル。
山田彌一氏像
・・・誰だよ。
って調べたら・・・まあ一言で言うと、旅行業界の族議員だった人みたいですね。
まあ、気になった人は↓これでも見てください。
【山田弥一 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】
別に見なくてもいいけど
じゃあ、何で今日ここに来ているかと言うと。
四川料理の父と呼ばれる大人、陳健民さんが開いたお店に行ってきました。
こちらの・・・
ってこれじゃあ判んねえな・・・
もうずばりこれで!
こちら赤坂四川飯店です!
この赤坂四川飯店は、四川料理の父にして、日本の家庭に中華料理を広めた大人(たいじん)
陳健民氏
が開いたお店。
本格的な四川料理もそうですが、日本の家庭で簡単に再現できるよう、日本的な味に日本的な材料を使って四川料理、そして中華料理を広めた人でもあります。
干焼蝦仁をエビチリにアレンジしたり、回鍋肉、担々麺、麻婆豆腐を家庭で作りやすいようにアレンジしたレシピを公開して、日本に中華料理、特に四川料理をおなじみの者にしたのはこの人であります。
んで、なんでこのお店かと言うと・・・実はこの日、赤坂でお仕事してたんですよ。
しかもいい時間に仕事が跳ねる予定。
そしたら昼過ぎくらいに、友人・・・と言うには偉大過ぎる自作ラーメン界の巨匠、K田さんから「今夜あたりどこかで飯でもどうですか」ってなりまして、赤坂が近いもんだから、赤坂四川飯店の名前が出て、んで「じゃあ"赤坂"ってつくんだから直ぐじゃん!」って調べたら・・・おい永田町じゃねえか!
ということで、K田さんと店前で待ち合わせ。
入店です。
そうそう、これ、実はちょっと前のお話なんです。
ってのは、まだ都内に禁酒例が敷かれていた時代の話で・・・この日はノンアルでのシーメー("めし"ね)となりました。
4人掛け席に向い合せ、真ん中にはアクリル板があります。
アレコレいろいろ注文したのですが、お店のウエイターさんが
「2名様ですのであらかじめとりわけしてお持ちしましょうか?」
って優しい世界。
というわけで、ここからの写真は基本的に1/2でお送りいたします。
じゃあまずは・・・
陳マーボードーフ
※メニュー表の表記に従います。
やっぱ四川って言ったらこれだよねえ。
ちなみに、この陳マーボードーフ。先に書きましたように半人前です。
この後の写真も1/2なのでご了承ください。
ちなみに、ごはんはおかわり自由です!
そしてこのご飯が美味しいです!
酒の類が呑めない以上、この"ごはんも美味しい!"というのは重要なファクターです。
まずは一口・・・の前に
ごはんと共に!
美味しい!
ってのはもはや当たり前だと思っていたのですが、素晴らしいのはバランス。
巷の麻婆豆腐や担々麺が俄かにブームになっております。
その中には、唐辛子の辛さ(辣「ラー」)と山椒の痺れ(麻「マー」)に特化した、極端なものを出すお店、それに飛びつく人もいますが、この陳マーボードーフは全体のバランスが素晴らしい。
豆腐、炸醤(肉味噌)豆板醤、葉にんにく等々が調和してます。
どれもないと成り立たないし、どの食材にも役目があります。
今書いた食材はどれも重要だし主要なんですけど、一つ自分の麻婆豆腐でおろそかにしていた食材に気が付きました。
醤油です。
いままで、豆豉があれば醤油って要らないでしょう?
って思ってましたが、違いますねえ。
醤油が味全体の下支えをしていることを、この日、ここで知りました。
これは、この食事の中で最大の発見だったことをここに記しておきます。
・・・それで、なんですが・・・ちょっと申し訳ないのですが、
本日ここまでの内容で語り過ぎました。
文筆によるエネルギー切れです。
疲れたので以降はちょっと手抜きモードとさせていただきます。
焼売です。
正直崎陽軒以外の焼売って久しぶりに食べる気がします。
辛子醤油で♪
春巻きです。
1品2本ですが、先のお話の通り、2分配です。
うん、美味しい♪
でた!汁なし担々麺。
汁なし担々麺はいろんな流派があるっっぽいですが、こちらのはこんな感じ。
丁寧に折りたたまれた麵が良いですねえ。
でも汁なしなので。容赦なくガッツリマゼマゼしていただきます。
・・・これ、初めて食べた味なんですが、甜面醤が強いですねえ。
辛さはほとんど無いというか、こういう汁なし担々麺もあるんですね。
先のマーボードーフにもありますが、いたずらに辛さや痺れに頼らず、美味しさを追求するという姿勢が、流石の四川飯店だと思いました。
最後は残ったタレと炸醤にご飯を
「ワタシ失敗しないんで」
と俺の中の米倉涼子が出てきます・・・なんだそれは?
オーラスはK田さんチョイスの"細切り鶏肉スープそば"
"細切り"と言いつつ、蒸し鶏が乗ってますね。
添えてある青物は小松菜。
ねぎのみじん切りが浮いています。
この半濁のスープはK田さんとも話になりましたが、おそらく上湯と白湯の合わせたものではないかと・・・。
ちなみに
上湯(シャンタン)は鶏、豚、火腿などから作られる一番スープ。
白湯(パイタン)は、豚ガラ、豚すね肉・背脂、鶏がらなどで煮込んだこってりとして白く濁ったスープ。
です。
白湯だけなら濁りが薄いし、旨味も多い気がするんですよねえ。
まあ、想像の範囲内ですが。
話過ぎると麺が伸びてしまいますので、この辺で
いただきます。
・
・
・
ごちそうさまでした(全体的な意味で)
というわけで、K田さんとの密会は(いや、別に密会でも何でもないんですが)ここまで。
帰り際、
横を見ると・・・
このコック服は
かの偉人、陳健民氏の名入りのコック服、生前こちらを着てらっしゃったのでしょうか?
K田さんとの話も楽しく、アルコールが無くても十分楽しく・・・
いや、やっぱりこういう席にはお酒が欲しいよねえ。
と思いつつ更けていく、永田町、赤坂の夜です。
K田さん、今度はアルコールありで行きましょうね♪
ではでは
【赤坂四川飯店】
登録しています
こんにちは、こんばんわ・・・の判断が難しい午後5時過ぎ。
英語には"Good Evening"っていう便利な言葉があるんですけど・・・ってこの出だしどこかで・・・。
ああ~メディアテクノロジーでライブやってた時のオープニングの一曲が終わった後の私のMCの第一声だ。
・・・って何の話だ!って思いますよね。
まあ、今から20年くらい前、テクノなバンドその名も"メディアテクノロジー"というのをやっておりまして・・・
・
・
・
以下略
というわけで始めます。
このビルです。
全国旅行会館というビル。
山田彌一氏像
・・・誰だよ。
って調べたら・・・まあ一言で言うと、旅行業界の族議員だった人みたいですね。
まあ、気になった人は↓これでも見てください。
【山田弥一 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】
別に見なくてもいいけど
じゃあ、何で今日ここに来ているかと言うと。
四川料理の父と呼ばれる大人、陳健民さんが開いたお店に行ってきました。
こちらの・・・
ってこれじゃあ判んねえな・・・
もうずばりこれで!
こちら赤坂四川飯店です!
この赤坂四川飯店は、四川料理の父にして、日本の家庭に中華料理を広めた大人(たいじん)
陳健民氏
が開いたお店。
本格的な四川料理もそうですが、日本の家庭で簡単に再現できるよう、日本的な味に日本的な材料を使って四川料理、そして中華料理を広めた人でもあります。
干焼蝦仁をエビチリにアレンジしたり、回鍋肉、担々麺、麻婆豆腐を家庭で作りやすいようにアレンジしたレシピを公開して、日本に中華料理、特に四川料理をおなじみの者にしたのはこの人であります。
んで、なんでこのお店かと言うと・・・実はこの日、赤坂でお仕事してたんですよ。
しかもいい時間に仕事が跳ねる予定。
そしたら昼過ぎくらいに、友人・・・と言うには偉大過ぎる自作ラーメン界の巨匠、K田さんから「今夜あたりどこかで飯でもどうですか」ってなりまして、赤坂が近いもんだから、赤坂四川飯店の名前が出て、んで「じゃあ"赤坂"ってつくんだから直ぐじゃん!」って調べたら・・・おい永田町じゃねえか!
ということで、K田さんと店前で待ち合わせ。
入店です。
そうそう、これ、実はちょっと前のお話なんです。
ってのは、まだ都内に禁酒例が敷かれていた時代の話で・・・この日はノンアルでのシーメー("めし"ね)となりました。
4人掛け席に向い合せ、真ん中にはアクリル板があります。
アレコレいろいろ注文したのですが、お店のウエイターさんが
「2名様ですのであらかじめとりわけしてお持ちしましょうか?」
って優しい世界。
というわけで、ここからの写真は基本的に1/2でお送りいたします。
じゃあまずは・・・
陳マーボードーフ
※メニュー表の表記に従います。
やっぱ四川って言ったらこれだよねえ。
ちなみに、この陳マーボードーフ。先に書きましたように半人前です。
この後の写真も1/2なのでご了承ください。
ちなみに、ごはんはおかわり自由です!
そしてこのご飯が美味しいです!
酒の類が呑めない以上、この"ごはんも美味しい!"というのは重要なファクターです。
まずは一口・・・の前に
ごはんと共に!
美味しい!
ってのはもはや当たり前だと思っていたのですが、素晴らしいのはバランス。
巷の麻婆豆腐や担々麺が俄かにブームになっております。
その中には、唐辛子の辛さ(辣「ラー」)と山椒の痺れ(麻「マー」)に特化した、極端なものを出すお店、それに飛びつく人もいますが、この陳マーボードーフは全体のバランスが素晴らしい。
豆腐、炸醤(肉味噌)豆板醤、葉にんにく等々が調和してます。
どれもないと成り立たないし、どの食材にも役目があります。
今書いた食材はどれも重要だし主要なんですけど、一つ自分の麻婆豆腐でおろそかにしていた食材に気が付きました。
醤油です。
いままで、豆豉があれば醤油って要らないでしょう?
って思ってましたが、違いますねえ。
醤油が味全体の下支えをしていることを、この日、ここで知りました。
これは、この食事の中で最大の発見だったことをここに記しておきます。
・・・それで、なんですが・・・ちょっと申し訳ないのですが、
本日ここまでの内容で語り過ぎました。
文筆によるエネルギー切れです。
疲れたので以降はちょっと手抜きモードとさせていただきます。
焼売です。
正直崎陽軒以外の焼売って久しぶりに食べる気がします。
辛子醤油で♪
春巻きです。
1品2本ですが、先のお話の通り、2分配です。
うん、美味しい♪
でた!汁なし担々麺。
汁なし担々麺はいろんな流派があるっっぽいですが、こちらのはこんな感じ。
丁寧に折りたたまれた麵が良いですねえ。
でも汁なしなので。容赦なくガッツリマゼマゼしていただきます。
・・・これ、初めて食べた味なんですが、甜面醤が強いですねえ。
辛さはほとんど無いというか、こういう汁なし担々麺もあるんですね。
先のマーボードーフにもありますが、いたずらに辛さや痺れに頼らず、美味しさを追求するという姿勢が、流石の四川飯店だと思いました。
最後は残ったタレと炸醤にご飯を
「ワタシ失敗しないんで」
と俺の中の米倉涼子が出てきます・・・なんだそれは?
オーラスはK田さんチョイスの"細切り鶏肉スープそば"
"細切り"と言いつつ、蒸し鶏が乗ってますね。
添えてある青物は小松菜。
ねぎのみじん切りが浮いています。
この半濁のスープはK田さんとも話になりましたが、おそらく上湯と白湯の合わせたものではないかと・・・。
ちなみに
上湯(シャンタン)は鶏、豚、火腿などから作られる一番スープ。
白湯(パイタン)は、豚ガラ、豚すね肉・背脂、鶏がらなどで煮込んだこってりとして白く濁ったスープ。
です。
白湯だけなら濁りが薄いし、旨味も多い気がするんですよねえ。
まあ、想像の範囲内ですが。
話過ぎると麺が伸びてしまいますので、この辺で
いただきます。
・
・
・
ごちそうさまでした(全体的な意味で)
というわけで、K田さんとの密会は(いや、別に密会でも何でもないんですが)ここまで。
帰り際、
横を見ると・・・
このコック服は
かの偉人、陳健民氏の名入りのコック服、生前こちらを着てらっしゃったのでしょうか?
K田さんとの話も楽しく、アルコールが無くても十分楽しく・・・
いや、やっぱりこういう席にはお酒が欲しいよねえ。
と思いつつ更けていく、永田町、赤坂の夜です。
K田さん、今度はアルコールありで行きましょうね♪
ではでは
【赤坂四川飯店】
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