結婚当時の私たち夫婦の余暇の過ごし方で共通点があったのは、
お酒を飲みパーテイーを楽しむ、
ライブのミュージック を聞きに行く事ぐらいでした。
昔はまったく野球に関心のなかった私は
こうして 獏じいさんの親友のゲリーさんが
毎週日曜日にうちに来てバーベキューをし、
昼間っからビールを飲み、テレビで野球のゲームに見入るのを後に
長女の子守りを頼みモールに買い物に行っていました。
野球気違いの獏じいさんの夏の休暇の過ごし方は
シカゴに試合を見に行く事。
彼が計画を立てた結婚10年目のお祝いは、
シカゴで2泊しカッブズの試合を2日連続で見に行く
それも彼の友達つきで、、、、。
私は一日だけゲームを見に行き、
2日目は一人でシカゴのダウンタウンで買い物をしました。
自分が野球を好きになれば余暇も彼と楽しむ事ができるなあ、
と丁度 次女のソフトボールチームのスコアブックキーパーをしていた私は、
その頃から試合を見に行く度にスコアーをつけながら見るようにしました。
それから だんだんと 野球を楽しむ事ができるようになりました。
春からの野球シーズンに二人でビール飲みながら
テレビでカッブズの応援をするのは一つの楽しみです。
先日、知人に地元の高校生のミュージカルに行く事を勧められ、
その時獏じいさんが、
”プレイは彼女が好きで僕も行き始め、好きになったものの一つだ。”
と言い、少々驚いた事でした。
私たちは時々劇を見に行きますが、
私はてっきり 獏じいさんも好きで行っているんだろうと思っていました。
どうも彼も私の好きな事で余暇を楽しむ事をトライしてみて
そのうち自分も好きになってしまったようです。
銀婚式のお祝いに娘たちがプレゼントしてくれた
”シカゴ旅行”をカッブズの試合観戦と
ミュージカル "Wicked" で楽しんだ私たちでした。
いつのまにか 相手の趣味が自分の趣味になり楽しむようになっています。
結婚生活も長くなると顔まで似てくるといいますが、
こうして同じ趣味が多くなったりもするんですね。
定年してからは もっと多くのお互いの趣味に関心を持っていきたい事です。
お互いに無理強いはせず、興味がなければ共にする必要もなし、
ただお互いのもつ趣味を重んじる気持ちは持っていたいです。
二人で楽しんで老後を過ごしたいと思います。
ばばあ臭い話になってしまいましたね。
でも貴方にもいつか 来るんですよ。
今日も訪問有り難う。