はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

自分の為に生きて

2008-12-05 | 家族の癌
義母の72歳の誕生日のお祝いをかね、義妹と次女もいれ、

皆で この町の日本のレストランで昨日はランチ。

こちらにある日本のレストランというとお寿司に鉄板焼き。

こんなふうにシェフがナイフを振りながら、ちょっとした演技をしてくれる。

From Collages


たまねぎの火山からは火が吹いたり、、、。

彼女の誕生日にと太鼓をたたいて、お店の人が歌でお祝いもしてくれた。
 
From Collages


聞くところによると、はじめての鉄板焼きに行った義母。

楽しんでもらえたみたいで、嬉しかった。
                      
From family




彼女を家に送ると、義父が雪かきをしていた。

義父の 放射線治療 もあと1週間を残すばかりとなった。

こんなふうにマスクをかけての放射線治療は、

本人にしかわからない辛さがあるらしい。

       
        
      


数週間の治療に 顔は赤く のどの辺りは焼けどをしたようになっている。

髪も失い始めた。

咽頭癌の腫瘍が大きくなり、食べることも出来なくなったため、

義父は 胃ロウを入れている。胃の下部に穴を開け、チューブをいれたもの。

大きな注射器のようなものに水溶性の栄養剤をいれ、胃に直接流し込む。

先日獏じいさんがお見舞いに行っていると、

”俺はこれからランチだ。!”

と言って、義父は自分で栄養剤を流し込んでいたらしい。

その言葉が 彼らしくて 思わず微笑んだ。

雪かきをしている義父を見て、義母がこう話し始めた。

”医者から 今は抵抗力も弱っているから 

この季節はなるべく部屋の中で過ごし 

肺炎なんかにかからないようするように言われてる。

あんな無理をして、癌じゃなくて 肺炎で死んでしまう。

でもね、もう一人の医者は、彼の好きなように生活をさせろ。 

と言うのよ、、、。

そりゃ あんまり無理な事はさせられないけど、

お父さんがしたいことはさせてあげたいとも思うのよ。”
 と、、、。


残された少ない命を彼の好きなように、彼の為に生きて欲しい と 私も思った。


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