義父が他界して今年の夏で5年になる。
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その後 義母は
義父と一緒に住んでいた家を売り
高齢者が住むアパート に 引っ越した。
芝刈りや雪かきが自分で出来ない事が
大きな理由 だったと思う。
人に頼るのが 嫌いな人だ。
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毎年 1度は
他州に住む3人の子供たちを それぞれ訪れていた義母が
カリフォルニアに住む義弟を訪問中の先月
脳卒中で倒れた。
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倒れたと言っても 意識はあり
すぐに 治療を始めた事も良かったのだろう
家族が心配したほどの事もなく
リハビリで 歩行器や杖を使って
歩くことも可能になるほど良くなった。
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ただ 会話は まだ うまく出来ず
バッキーも 彼女が話している事が
いまだ 理解出来ない と言う。
病院で スピーチのリハビリ が始まった頃
こんな出来事があった。
その頃 言葉を 発さなかった義母が
セラピストの人に 36 という文字を書いた
”あら 貴方は36歳なの?” と
セラピストが聞くと
にっこり笑う義母は
次に30 という数字を紙に書く
一体 何の事だろう と考えるセラピストに
11 と言う数字を書いた義母
それを見ていた義理妹は 顔一杯の笑顔で
”母は 貴方に自分の誕生日を知らせたんですよ” と
伝えた
1936年 11月30日 が 彼女の誕生日
ただ アメリカでは それを
11-30-36 と書き表すので
なぜ 義母が 逆から書いた のか
誰にも分かっていない。
でも この時 義母がコミュニケート出来る事が分かり
家族は 喜びで一杯 だった。
義母の話が続きます。
良かったら又 訪問ください
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バッキーは腎結石をしてから
お酒の量が ぐ~~~~んと減っている