待合室でネットをしていると
ジェイク君が麻酔から覚めた と連絡を貰い
リカバリールームまでボランティアの婦人の案内で行った。
目を醒ましてはいたけれど本人
”まだ 頭がぼんやりしているから
ディスチャージ Dischargeするのを30分待ちたい ” と
そうナースに伝えたジェイク君が何度かうたた寝をする傍で
帰る準備が出来るのを待った。
ベッドに横になっていたジェイク君を
車椅子に移乗する援助はナースによってあったけれど
カーテンで仕切られた部屋から廊下に出てからは誰の援助もなかった
泊まる準備をしていた私とジェイク君は
デーバッグ Day bagふたつを持ち
それに松葉杖と私のハンドバッグも加った上
車いすを押す二つの手も必要だった。
手術を終えたばかりの患者の膝に
バッグを二つのせる事に気がひけたけど
そうするしかないので
車いすについた酸素ボンベを入れるホールダーに松葉杖を入れ
車いすを押し駐車場に出る前に薬を貰いに行った。
薬の説明を受けた後
支払いをその場でしなくてはいけない事を知ったジェイク君が
”保険を持っていません。” と伝えると
”そうですか それではディスカウントを入れて
28ドル(2800円)になります” と言われる
その安さに二人で驚いた。
ビルを出てから松葉杖で駐車場に止めた車まで移動
ここで転んだら一大事 と
気が気でなかったけど無事通過
病院に向かう朝は言葉数も少なかったジェイク君だったけど
手術を終え安心したのか
帰りの車の中ではいつもの調子にかえっていた。
頂いた薬には市販されている鎮痛剤もあったけれど
ペインが激しい時に使う処方箋薬の鎮痛剤もある。
”どの薬を何時に摂ったか記録しておく。” と言う彼に安心した。
子供や高齢者のケアーをするのとは違うので
どんな援助をどのようにすれば本人の負担にならないか なども
考えてしまうからね、、。
今日 ジェイク君のご両親が借家に来たけど
彼のシャワーを手伝った後 ゆっくりもせず帰られた。
明日はジェイク君のお姉さんと姪御さんがやって来る予定。