娘2の友人の娘さん(ケネちゃん)がこの夏、交通事故で亡くなられた。
17歳になったばかりのケネちゃんは
高校卒業後、救急救命士と消防士になることを目指していた。
人を気遣い、助ける事をいつも心に置いていたケネちゃんは
献血が出来る16歳になってから
8週間ごとに献血をしていたらしい。
そんなケネちゃんの功績を称え
人々がケネちゃんの名前で献血をしてくれたら と
ご両親が皆に呼びかけ、
70人近い人がケネちゃんの名で献血の予約を入れたと言う。
私とニックママ(娘2)もその中のひとり
今日がその献血の日だった。
仕事をあがってから夕方、その献血場に行くと
「アイロンが低いって言われて献血出来なかったわ」 と
私より先に来ていたニックママ(娘2)が残念そうに言う。
なんでもヘモグロビン値が12以下だと献血が出来ないらしくて
ニックママはこの日11、5だった ということ。
彼女の食生活って乱れているんですよ。
中学で教えていた頃は休憩の時間がなくてランチ抜きが殆ど
朝はクリームたっぷりのコーヒーだけで
それを運転しながら飲んで中学校に行っていた。
勤め先を小学校に変えてから
ランチ時間もゆっくり取れるようにはなったらしいけれど
子供4人皆 スポーツをしている上
彼女自身もバスケのコーチをしているので
食べる暇もないほどのスピードで毎日が過ぎている。
今回の事で自分の身体のことも
ちゃんと考えるようになるといい。
そんな事を考えていると
なんだか 人を気遣うケネちゃんが天国から
「身体を大切にしてね」 って
娘に言ってくれているような気がして、
有り難い気持ちになった。
私のヘモグロビン値はこの日、14だったので
献血することが出来た。
ぽちっとね