ひき逃げにあった後、

 

ちょっと前にディスカウントスーパー”Aldi”で蘭（Orchid)の鉢植えが１２ドル程で売られていた。

その時買いそびれた私が数日後に店に戻ると、すでに売り切れ

 

 

 

その話を職場で中国人の寿司子にした所、

”サムズクラブで蘭の鉢植えが１３ドルで売られているから、

買ってきてあげる。”　と言う

 

サムズクラブはコストコのように会員制なので、会員でない私は寿司子に頼むことにした。

 

寿司半額セールの水曜日に職場に行くと

”メリークリスマス”　と言って

鉢を手渡してくれた寿司子はお金を受け取らない。

 

”そしたら私まで貴方にギフトを用意しなきゃならなくなるでしょ”　

 

と言い、お金を差し出しても、

 

”要らない　要らない　私は何も要らないわ　”　と

寿司子は困った顔になり言う。　

 

数週間前にはダックの丸焼きを頂いたし　貰ってばかりの私だ。

 

 

驚いた事に　その日サムズクラブに行く道、なんと寿司子はひき逃げにあってしまったらしい。

 

なんでも　左折専用レーンを走っていた寿司子は信号が黄色になったので　止まると、寿司子の右側のレーンを走っていた車が、左折専用レーンでないのに左折し、寿司子の車の右フロントフェンダーにあたった後、

 

　　　　　　　　　　　　　　　

そのまま突っ走ったらしい。

 

びっくりした寿司子は一瞬、

”私　何か間違ったことしたのかしら”と

そんな事がまず頭に浮かび頭の中は真っ白、そんな状態の寿司子に１０歳の息子さんが

”母さん　９１１　しなきゃだめだよ。”　と言い

警察に連絡を取ったらしい。

 

 

 

 

それにしても、そんな事故にあったすぐ後、サムズクラブに行き、自分の物でもない蘭の写真を何枚も撮り

 

”これはどう？”

”それともこっちの色が良い？”　と　

私の為に選んでくれたなんて、、、。

 

 

その後　ひき逃げ犯人は見つかったようだけど　その人が自動車保険に加入しているかどうかは、まだ分かっていない。保険に加入することは義務つけられているけれど、運転免許取得後　保険を解約し保険なしでドライブしている人はいる。

 

寿司子の自動車保険はLiability （強制保険）なので　加害者が保険に加入していない場合、自分の車の修理費はカバーされない　と思う。

 

悪い予感は当たらず、全てがうまく運ぶことを祈る。

 

 

 

明日の土曜日はカメくんに会いに夫婦でアイオワに行きまぁーす。

 

 

ぽちっとね

さつま芋Murasaki Japanese Potato

私が働くスーパーの野菜売り場に”さつまいも”を見つけたので　買ってみた。

さつま芋をアメリカ人に紹介する時、”Japanese　Sweet 　Potato”　と呼んでいたけど、店の棚には　”Murasaki　Japanese　Potato”　と書かれている。

 

確かに皮が紫がかっているから　そう呼ぶんだろうかねぇ

 

 

　　　　　　　　　”Murasaki　Japanese　Potato”

 

 

自分が働く店だけど、一度に多くの物を買わないので、支払いは何時もセルフレジで済ませる。

 

手に取ったさつま芋には商品のバーコードや番号が書かれたステッカーが貼られていなかったので　まずセルフレジにあるスクリーンに載っている商品を見てみた。

アメリカのスイートポテト（Yum）は載っていても　Murasaki　Japanese　Potatoはどこにも見当たらない。

 

セルフレジ担当の従業員も困り、約３分の１の値段だったYum　というスイートポテトとして重さを図り、それを３度して支払いを済ませた。

 

こういう抜けた事がよく起こる会社だ。

 

 

　　　　

クリームシチューを作ろうと、　ちょっと前にAldiで買った大袋入のジャガイモを取り出すと　いくつか腐っている。

 

Aldiの野菜は安いけど腐るのが早く、その上ほとんどの野菜は袋入で売られているので、夫婦ふたり暮らしには多すぎる。

 

かと言って　私は面倒くさいので冷凍保存もしない。

 

皮つきのジャガイモをまるごと冷凍室に入れるんだったら出来るけどねぇ　　笑

 

腐ったジャガイモを使うわけには行かないので

 

 

　　　　　　　　

　　　　　　これがイケた！

 

 

 

 

明日働いたら３日休み

そうして今週末　カメ君がテキサスに発つよぉ。

 

 

ぽちっとね

家族が陽性に

今週の土曜日に家族、友人が集まり、２年ぶりにクリスマスパーティーを開くことになっていた矢先　コロナ検査を受けた家族の一人から陽性である知らせが入った。

 

職場でも私のすぐ隣のレジで働くシェリさんがブースター摂取をしたにも関わらずコロナに感染され、重い風邪の症状でしんどい思いをされているらしい。

６０代後半で一人暮らしの婦人だ。

お子さんやお孫さんの何人かは、車ですぐ行き来できる範囲に住んでいらっしゃるので心配は少ないけれど、心細いよね。たった一人で過ごすのって、、、。

 

コロナの症状が軽いと、その分考え事をし過ぎて精神面でやられる人が多かったりしそうだけど　心のケアーとかはどうなってるんだろうねぇ。

 

今回のように、身近にコロナ患者が出ると　なんか心がしくしくして来る。

 

症状が出る前も感染力があるので　シェリさんと触れている（濃厚接触？）私は無症状感染者であるかも知れない。

無症状感染者も人に感染させることはある。

そう考えていると　土曜日のパーティーに行く気持ちが失せ、バッキーの足を理由に私達も参加をキャンセルする事にした。

 

すると　コロナに感染した家族の一人もクリスマスパーティーに参加出来るよう、日にちが２６日に変更された。

 

”日にちが近づいた頃に参加するかどうか　また考えようぜ。”　

とバッキー。

 

 

 

 

 

私が働く部署は、ほとんどが中国人で　皆ワクチン接種後もマスク着用し

コロナには非常に気をつけておられる。

それは有り難いことになるかも知れないけど　その分　私も気をつけないと彼らに申し訳ない。

あ～～

なんか　いつまで続くんだ　　これ！

 

ぽちっとね

保険給付があるうちに

火曜日の今日、ドクターのアポがあったバッキーと病院に行った。

 

ドクター曰く術後の経過は良好との事。

 

浮腫の解消に、膝まで来る医療用のストッキングを履くことになった。

 

それと指の上下運動を自分で十分できないバッキーの為、私が親指の関節を持ち、指を上下に動かすようにも言われた。

 

”この運動を１００回し、毎日２５回ずつ増やしていって下さい。”　

と、ドクター

 

えっ？　

毎日２５回増やすって　

　気が遠くなるような話だ。

 

それとも　２５回ずつ増やすのは冗談なんだろうか。

何を話すにしても　冗談交じりのドクターなんで　そうとも取れる。

 

こういう時は　私もさっとジョークを交わせばいいものを、そこまで頭が回らなく　ただ　黙ってドクターの話を聞いていた。

 

 

”次のアポは２週間後です。

その時　レントゲンを撮りますね。”　

と　ドクターは言って部屋を出た。

 

バッキーが受付で次のアポを取ろうとすると、２週間後に休暇を取っているドクターは来年の４日まで休みだと知らされたらしい。

 

来年に入ると、また一からのスタートになる。

医療保険のDeductible　（自己負担となる免責金額）を支払うまで、保険給付がないので　レントゲン検査費は自己負担になる。

 

そんなぁー

 

でもドクターが休みなら仕方がない、、、と、私なら直ぐに諦めるだろうけど、バッキーはその予約を２つに分け、レントゲン検査は保険が効く年内に、医者との予約は来年の４日に取った。

 

来年の４日がこの医者との最後の診察となるよう、足は清潔に保ち、指のリハビリにも励まなくては、、。

 

それにしても　回復にこんなに長い日数がかかるとは考えもしていなかったなぁ。

そうして　バッキーの体調を理解してくれ　給与も支払ってくれる会社には感謝だ。

 

 

ぽちっとね

カットとローライトで若返った、、、かも

何度も同じことを言って申し訳ないけれど、　買い物に行く度に店の鏡に映る自分の姿に

”誰この婆さん”　とぎょっとしてしまい　汚いグレーの髪の色や、伸びてボリュームのない髪型を変えることにした。

 

 

今週の土曜日、家族友人が集まってクリスマスパーティーを開くことになって、その中には２年ぶりに会う人もおり、すっかり老け込んだ自分を見せたくなかったのだ。

 

 

髪は染めずにローライトを多めに入れてもらった。

 

 

 

湿気のある夏と違い、冷たい風が吹き荒れるこの季節、外に出ると髪の毛がぺったんこになるので、ボリュームが出るようにカットしてもらった。

 

 

いつものカットのようにも見えるけど、それまでのカットは　↓　これ

 

　　　　

 

見比べると違いが分かるでしょ

　

前の部分は　↓

 

                       

 

長くしていた片方をバッサリ　カットして両方の長さをそろえた。

 

半日で仕事を終え帰宅したバッキーに

”髪の毛切ってきたよぉ”　と見せると

 

”そうかぁ　切ったようにも見えないけどなぁ”　と、、、笑

 

バッキーはいつもこんな調子だけど　良いの　良いの

 

本人の私には若返ったと見れるから

これで人の顔をまっすぐ見て　積極的に会話も出来る。

 

 

ぽちっとね

こんな姿でこの格好

バッキーの足が不自由になって以来、チャンスを洗うのは、私の仕事になった。

 

シャワーヘッドにアタッチメントをつけてもらい、

　　　　　　　　　　　　　　　

 

バッキーがチャンスを洗う時のように真っ◯でタブの中に入り、タブの外にいるバッキーと二人でチャンスを中に入れ洗う。

 

 

 

今回は、獣医が勧める自家製シャンプーに従って

食器洗浄剤（Dawn）1/4 cup

白酢 1/2 cup

湯 2cup を混ぜ作った。

 

 

毛がサラサラになったチャンス、１０歳は若返って見える。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

結婚生活４０年を振り返ってみて、何も身に着けず明かりの中で

 

　　　　　　　　　　　　　私は

 

この仕事をするのに、少々気が引けもした。

 

でも今更、恥ずかしがってもいられない。

若い頃のような恥ずかしさではないけど、

膝を付いた姿勢で前かがみになって、犬を洗ってる自分の姿を想像したら、笑い話にしかならないようで抵抗あったんです。　

 

ぽちっとね

どうすれば教えられるんだろう

毎日が猛スピードで過ぎて行くのが感じられるこの頃、

一つの要件を終えることが出来たら　それだけで　

”十分今日は生きたなぁ。”　なんてふと思ったりもする。　

 

小綺麗にした部屋で、穏やかな気持ちと一緒に、そっといる時間に　じぃーんと有り難さが感じられもする。　

 

 

 

本日は晴天のもと　街の郵便局へ足を運んだ。

 

カリフォルニアに住む義母にシャツを郵送するに当たって　どの方法が最も安価に郵送出来るか調べてもらい　この　Flat rateの封筒に入れることにした。　郵送料金は９ドル３５セントだった。

 

後は　家でゴロゴロ　

 

 

今日も足が赤く腫れているバッキーは、夕飯の時間まで寝室で過ごした。

 

４時頃　”映画を観よう”　と言う誘いがありバッキーと寝室で映画鑑賞

 

夕飯は昨夜の残りのチキンでカンパオチキン、冷たいご飯はバターライスにした。

 

盛り付けたら　火山のようで

 

 

と　名付けた。　笑

 

この夜もバッキーは冷たいビールを１缶　夕飯と一緒に頂いた。

 

１日１缶のビールなら　飲みたいものは飲めば良い　と私は思う。

 

 

夜のスナックはアイスクリーム

 

 

”大きなカップに入れてくれ。”　と言うので　バナナや缶詰の桃、ピーナツも加えて ”上げ底アイス”　にした。　

 

 

居間に置いている折りたたみ椅子に座って、数時間テレビを観ていたバッキーが腰痛を訴えるので

”背中をまっすぐしてみたら、、。”　と言うと

 

”まっすぐにしているよ。”　と　バッキー　

 

私には背中に何か抱えてでもいるように見えたけど、うるさく言うのは止めた。

 

でも　身体は伸ばしてあげた方が良いよねぇ。

 

あ～あ

どうすれば　身体を伸ばす快感を教えられるんだろう。

 

 

 

ぽちっとね

変な客

２時で上がる金曜日、帰ろうとバッグを持つと一人の紳士が寿司のショーケースを眺めていたので

 

”キャなァアイ　ヘルプ　ユー”　と訊いた。

 

”いやいや　寿司の事は良く知ってるよ。

僕はニューハンプシャー出身なんだよ。

向こうではね、ツナがよくとれるんだよぉ。”

 

そう話し始めた紳士が

 

”僕のこと　幾つだと思う？”　と訊く

 

”うーん　そうですねぇ。”　と　私は返事に困り、そんな不利を動作でも示していたら

 

”６０歳なんだ。”　と紳士は言った後、数秒間おいて

 

”そんなに見えないだろ？”　と言う。

 

 

 

話をしながら　変わった人だなぁ　と思った私は、お寿司の質問はなさそうだったので

”じゃぁ　失礼しまぁす。”　と言ってその場を去った。

 

 

 

 

今晩はご飯の上にチキンと野菜のホイズンソース炒めをのっけた。

 

　

 

”今晩は俺もビールだ。”　

そう言ったバッキーは１缶目を飲み干すや、ソファーから立って自分でキッチンまで２缶目を取りに行っていた。

 

飲んだとしても１缶しか飲まないバッキーなので、私はちょっと驚いた。

そうして一緒に飲めるのが　嬉しくもあったかなぁ

 

 

バッキーの足の腫れがひき、傷口のカサブタが一部　取れるまでもなり、良くなったかなぁ　　と思うや　今日は赤く腫れていた。

 

仕事に行くときは傷口にバンドエイドを貼り　その上をラップし、医療用のブーツを履く。

 

その状態で座った姿勢のまま８時間以上過ごすのが悪いとしたら

自宅勤務にしてもらうしかない。

 

 

 

 

今晩の夜のスナックは　いつものAldi

 

 

デザートだけでなく　ワインもAldi。

 

 

このワインも悪くなかったよ。

 

 

 

 

 

木曜日の試合前、時間つぶしに久しぶりに図書館に寄ったら

 

 

立派なクリスマスツリーが飾られていた。

 

 

ぽちっとね

大喝采の大興奮

"今晩あるバスケの試合はけいちゃん（姉）チームと

 

カメ君（弟）チームの対戦なのよ“　と

 

 

ニックママ(娘2)から知らせがあったので　

これは見逃せない　と 仕事の後バスケの観戦に行って来た。

 

けいちゃんがボーイズチームでプレイを始めてから　今回が２度目の試合になる。

 

前回の試合でチームは大差で負けてしまった事から、今回はぜひ勝って欲しいと願う気持ちが大きかった。

 

でも相手チームのカメくんにも活躍はして欲しかったけどね。

 

 

 

 

 

 

 

相手選手のファウルでフリースローになったけど　それもミスる。　苦笑

 

 

１４対１３でハーフタイムに入ったこの試合は

 

１−２点差のまま進み　シュートが決まる度に場内　大喝采

 

 

接戦だったこともあるけど　弟を前にしているからか　何時もより力強くて積極的なけいちゃんだった。

 

いやぁー　すっごく楽しかったぁ

久しぶりに興奮したよ。

 

 

背が伸び始めたカメくんだけど、

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　

 

さあ　明日働いたら４日休み。

 

そろそろ寝ます　　おやすみなさぁい。

 

ぽちっとね

１３歳の一人旅

数週間前の事、

”クリスマスプレゼントはテキサスまでの航空チケットが良いなぁ”　と

カメくん（次女の息子）から、クリスマスプレゼントのリクエストがあった。

 

勿論、

行き先は床屋のジェイク君が滞在しているテキサス州にあるキャンプ場　

目的は、釣りをする事。

 

 

この夏、ボートでミシシッピー川に出て、それは大きなサイズの魚を何十匹も釣り上げたカメくんは、そんなエキサイティングな時間を求めているのかも知れない。

 

それにテキサスでは川魚とは違う種類の魚も釣れるだろうしねぇ。

 

そんなカメくんの思いを感じると、その願いを叶えてあげたく

グランパバッキーは早速チケット探しを始めた。

 

キャンプ場から車で３時間先にはなるけど、シカゴからサンアントニオって言うテキサス州にある都市までの往復チケットが３２０ドルであったのでそれをオーダーした。

 

１９日から２６日まで、クリスマスを挟んだ１週間をテキサスで過ごす事になったカメくんだ。

 

 

飛行機での初めての一人旅にもなる。

 

アイオワの家からシカゴの空港まで車で３時間

シカゴからサンアントニオまで飛行機で３時間

そうして、サンアントニオからジェイク君が滞在しているキャンプ場まで車で３時間

 

半日かけての大移動　　笑

 

 

乗り換えがなく　空港には床屋のジェイク君が迎えに来てくれるので心配はないだろう。

 

ただ　空港まで３時間X2も運転しなくてはいけないジェイク君には、ちょっと申し訳ない気もする。

でも、ジェイク君がカメ君の訪問を心から楽しみにしているのも強く感じる。

 

子供が大好きな人だからねぇ。

この旅はカメ君にとっていい体験になるだろうなぁ。

 

あー

二人の楽しい時間を想像しただけで、私までワクワクしてくるよ。　笑

 

このプレゼントはクリスマスプレゼントでなく　この夏に我が家のガレージの片付けを手伝ってくれたカメくんへの報酬　と話している。

 

ぽちっとね

言いたかったのは

”貴方　薬をバッグに入れた？”　

バッキーが数日前から摂り始めた抗生物質は１日３度摂るようになっている。

今日は店を転々と回り、薬を摂る為ランチに帰宅できないバッキーにそう訊くと

 

”Don't　babysit me！薬はとっくにバッグに入れてる”　と怒る。

 

そうだった！

 

バッキーは私が母親のような口ぶりで話すのを嫌う。

 

なのに　又　失敗！

 

 

 

でもね　今朝はすぐに機嫌を取り戻して

仕事に出かける私が　”行ってきます”　の　チュをしにいくと

 

”さっきは悪かったなぁ。　

お前は俺の心配をしてくれていたのに、、、。”　

 

と　反省の言葉をかけてくれた。

 

 

結構　これが多い人だ。

 

すぐに怒鳴るけど　いつも反省して　ひどい時は自分を責める。

 

 

責める姿はとても悲しいから、それはしないでいて欲しい。

 

 

ただ　じぃーーっと　静かに　”怒り”　を見つめて欲しい。

 

絶対　何かが　分かってくるもの。

 

そうしてその後　楽になるから

 

怒りの中に見える”憎しみ”は過去に受けた傷が膿んでいるように感じられて　それも見つめる事で癒やされるような気がする。

 

 

そんな事を昨日は言いたかったのでありました。

 

 

 

 

 

それでね、家を出る前に　

 

”身体が弱ってる時だから、人前ではマスクを必ずつけておくよう”　と

母親のような口ぶりでバッキーに言って出た。

 

 

ぽちっとね

久しぶりに夫 爆発！

休みの月曜日は２つの予約があった。

 

一つは私の医療保険（Medicare)の事でシニアセンターに行く事

もう一つはバッキーの予約で病院に行く事

 

医者との予約は午後２時半だったので　バッキーは朝早くこの街にある本社に向かった。

 

午前中、本社で仕事をした後、

ランチブレイクに帰宅したバッキーの表情が

　　　悪い。　

　　　　　暗い。　

　　　　　　　怖い。

 

久しぶりに見たその顔に

（さて　どうやって話していこうか）　と考える私は何の言葉も出ず

静まり返る部屋の中で二人でサンドイッチを食べた。　しーーん　

 

バッキーはミルク　私は白ワインを飲みながら、、、。　　

 

 

 

 

（そうだ　こういう時は何かバッキーが興味を持ちそうな話をだせば、彼が今持ってる怒りは小さくなっていくかも。）

そんな事を思った私が

 

”５０代始めの友達が話してたんだけどねぇ。

彼女達がソーシャルセキュリティーを受け取る頃には

今の８割しか貰えないんだって、、”

 

 

それが悪かった。

 

私がまだ話し中だったのに　バッキーは仁王のような顔になって

急に怒鳴り始める。

 

”どんな根拠があってそいつは　そんな事を云うんだ。

だいたい　調べもせずにそんな物事が分かっているような話を広げるから世の中狂ってきたんだ。

馬鹿な人間が多すぎる。”

 

そんな内容の事を大声で叫び始めた。

 

うわぁー　久しぶりの怒り声　

 

 

 

先週から本社で働き始めたバッキーのストレスが、かなり溜まってきているようだ。

 

特に今日は会社で何か嫌な事があったみたい。

 

 

それにしても　バッキーの怒りの中にある憎しみが強くて驚いた。

 

憎しみのない怒りはいいけど、強い憎しみを持った怒りは自分を直撃する。

 

自分の憎しみを見つめる時間は作って　這い出せバッキー。

 

ぽちっとね

大好きなんだね。

”オイ　具合でも悪いのか？　もう１２時近いぞ。”　と言う声に目を醒ました日曜。

 

見あげるとベッドサイドに立っていたバッキーが、マグカップをサイドテーブルに置いている。

毎朝、私が作る湯を今日は代わりに作ってくれ、いつまでも寝ている私の所まで持ってきてくれたのだ。

 

湯に溶かした蜂蜜の量も丁度良く、驚くほど美味しい白湯だった。

 

将来、私が弱った時、白湯はバッキーに任せられるなぁ。　笑

 

 

疲れは感じていなかったけど、身体が休息を必要としていたのかも知れない。

ぐっすり　昼まで寝たもので、あっという間に日が暮れた。

 

 

掃除、洗濯を簡単に済ませ　いくつかクリスマスプレゼントのオーダーも済ませたので　良しとしよう。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

バッキーと２歳違いの妹が養子に迎えた５人の子どもたちも

皆　成長し、家を出てそれぞれの道を歩んでいる。

 

その中のひとり　リアちゃんは老人ホームで働きながら、ナース・プラクティショナーを目指し大学で勉強をしている。

 

 

この夏、義母（リアちゃんのグランマ）が帰郷した時、リアちゃんが学校やバイトがある中、遠距離をドライブして３度も義母に会いに来た事に私は少々驚いた。

 

時には義母の顔を見るだけでトンボ返りをしなくてはいけない日もあったのに、往復５時間以上をかけ　リアちゃんは義母に会いに来た。

 

義母のことが本当に大好きなんだねぇ。

 

そんなリアちゃんの気持ちがずっと心にあった私は、

義母が帰郷していた時に撮ったリアちゃんと義母の写真を使って、何か記念になるギフトはないものかと考えていた。

 

そんな昨日、オーナメントを作ってプレゼントしようと　急に思いつきネットでのオーダーを今日終わらせた。

 

 

　　　　　セラミック

 

じっと見つめていると、なんとも良い笑顔をしている二人に涙が溢れてくる。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

アイオワのニックママ家族にもオーナメントを作ったよ。

 

６枚の写真が入れられるキューブのオーナメントだ。

 

　

 

　　　　　　　　　　　

 

キューブのトップには両親の写真

底には４人の子どもたちが並んだ写真を入れた。

　　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　　この写真→

 

６枚写真が入れられて　約２３ドル

　　

 

ぽちっとね

　　　　　　

その後

土曜の朝９時頃、バッキーは

足の手術を担当した医師に、傷口の写真と一緒にメッセージをテキストした。

 

すぐに返信を送ってくださった医師は

”化膿しているから処方箋を出す。”　と云う。

 

医師が処方してくれた抗生物質は１０日間の服用となり、バッキーは本日からそれを摂り始めた。

 

 

 

 

病気になる事が少ない自分を思うと、、、

 

子供時代　汚い生活をしていた。

 

高校時代に拒食症になり始め、それ以後、糖分の摂取量が低い食生活を続けている。

 

抗生物質をほとんど摂っていない。

 

睡眠の質が良い。

 

ストレスがほとんどない暮らしである。

 

 

 

どうなのかは知らないけど、そんな事が頭に浮かぶ。

 

 

　　　　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

今晩、寝室に行こうとしたバッキーが、ダイニングルームに置いているハイビスカスの鉢に目を向け

 

 

”オイ、まるで誰かが葉の１枚１枚を拭いたようだ。”

と　云う。

 

”水をあげただけよ。”

 

と言った私もハイビスカスの光沢する葉を目に、観葉植物を育てていたペムさんを思い出した。

 

”あーそう云えば、昔、ペムさんがミルクを浸した布で葉を拭くと良いって言ってたわねぇ。”

 

 

と、以前、彼女から聞いた話を云うと、バッキーが首を傾げる。

 

 

 

そう言えば、ペムさんは私達がアイオワを離れてからも、毎年の様に短い手書きのメッセージも添えたクリスマスカードを送って下さったっけ、、。

 

 

送るクリスマスカードも毎年、少なくなっているけど、感謝祭の従業員割引が２割だったので、店で売っていたカードを今年用に用意した。

 

日曜日の明日はクリスマスカードでも書くかぁ。

 

ぽちっとね

免疫力低下で調子悪し

医療用のブーツを履くようになった日、午後からアイオワに行き、カメくんのレスリングや

 

 

けいちゃんのバスケを観戦したバッキーは　

 

 

それだけでかなり疲れていたのに　

その翌日から仕事に戻り、水木金と１日デスクに向かっている。

 

 

今晩シャワーを浴びるため傷口のバンドエイドを剥がすと

傷口が化膿して見える。

 

手術の前に医者が

”術後はスクーターで、、”　と言い始めた時にバッキーがすぐに

 

”家に松葉杖がありますから　それを使います。”　と

 

断固として医者に言った事もあって、スクーターの選択を考えに入れなかった。

 

それに　過去、右足を骨折し松葉杖生活をしたことがあった私は、

”私に出来たことがバッキーに出来ない筈はない”　と

軽くも考え、自分の骨折とバッキーの手術の大きな違いも考えに入れていなかった。

 

松葉杖でなく、傷口への負担が少ないスクーターを選択しておけば良かった。と　今になって後悔。

 

 

 

週末仕事が休みなので、土日安静にする事で良き方向に向かうことを願う。

 

免疫力が低下しているバッキーは上唇に口内炎まで出来てしまった。

 

こういう体調の時は出来たら家にいてもらいたいけど、来週は仕事であちこちの店舗を回らなければいけないようだ。

 

 

 

ぽちっとね