日々の覚書

MFCオーナーのブログ

4/12 コージー・パウエル・トリビュート・セッション@BBA

2008年04月13日 15時44分17秒 | あれこれレポート

Overthetop

関東では既に桜は散ってしまったようだが、関西では今が見頃なんである。フツーは逆なんだけどね(笑)

そんな桜の季節になると思い出してしまう人たちがいる。コージー・パウエルもその一人だ。確か、10年前の4月、バイク事故の為天に召されてしまった。それ以来、この時期になると、コージー・パウエルを偲んでの集会が、あちこちで行なわれているはずだ。ジョン・レノンやフレディ・マーキュリーほどではないと思うけど。

前にも書いたけど、コージー・パウエルは大変人気のあるドラマーである。キース・ムーン、ジェフ・ポーカロと並んで、“ドラマーではない人にも人気ある3大ドラマー”と言われている(誰が言ったのだ?)。

かつて、ロックバンドに於ける花形はボーカリストかギタリストであり、決してドラマーではなかった。自分で楽器を弾きバンドもやってる人ならともかく、そうでないロックファンの大半は、レコードを聴く時でもドラムなんて気にした事はないはずだ。つーか、ドラムなんて誰が叩いても同じ、という認識の人がほとんどだったろう。確かに、キース・ムーンやジョン・ボーナムのように、(素人にも分かるような)個性的かつ独創的なプレイをする人もいた。この2人は確かに人気あったけど、キース・ムーンあたりは、その奇行ぶりが話題になっていたのは否めないと思うし、ジョン・ボーナムにしてもツェッペリンにいなかったら、ここまで人気だったかどうか。ロジャー・テイラーが人気だった時期もあるが、これはプレイ云々よりアイドル的な人気であった。ま、それ以外のドラマーは、多くのロックファンからはその他大勢として扱われていたのである。「ラウンドアバウト」をビル・ブラッフォードが叩こうがアラン・ホワイトが叩こうが、違いも分からんし、別にどうでもいい事だったのだ。

かように、ドラマーは一般的には日陰の存在であり、イケメンであるとか歌が上手いとか、ドラム以外の付加価値がないとスターにはなれなかった。それが覆したのがコージー・パウエルと言っていい。僕がコージー・パウエルのプレイを初めて聴いたのは、レインボーに加入してからで、それ以前はジェフ・ベックのバンドにいたらしい、という程度の知識しかなかった。通なファンは、レインボーにコージー・パウエルが入る、というので大騒ぎしてたみたいだけど(笑) ま、そのレインボーの『虹を翔ける覇者』が実に素晴らしい出来であり、レインボーがパープルを凌駕する人気を得ていったのに伴い、コージー人気もうなぎ上りとなった。レインボー時代の「ア・ライト・イン・ザ・ブラック」や「キル・ザ・キング」でのドラムプレイは、ツーバスを効果的に使った奏法を確立し、後のHM系ドラマーたちに大きな影響を与えた、という話は随分経ってから聞いたんだけど(笑) その後、レインボーを脱退したコージーは、MSG、ホワイトスネイク、ブラック・サバスといった人気バンドを渡り歩き、「コージーが来る!」というだけで巷の話題になるほどの高い人気を誇ったのである。

そのキャリアから、コージー・パウエルはどうしてもヘビメタのドラマー、という印象が強いようだが、案外と器用で柔軟性もある、というのはソロ・アルバムが証明している。特に、最初のソロとなった『オーバー・ザ・トップ』、これは傑作でしょう。ハードロックというより、ベックに近いロック・インスト・アルバムだが、ツーバスドコドコだけでない、多彩なプレイを聴く事が出来る。僕もこのアルバムを聴いて、コージーを見直した口だ(えらそーに)。

このアルバムにも収録されている、ドラムソロを伴ったタイトル曲は、彼のステージのハイライトでもあった。有名な「1812年」にのせてドラムソロを披露する訳だが、これが分かりやすくて、またカッコよかった。これがあるから、コージーは人気だったのかもしれない。人それぞれ意見はあると思うが、ドラムソロを楽しむ人なんてほとんどいなかった訳だから(ツェッペリンのライブ盤が好きでも、「モビー・ディック」は飛ばしてた、という人が8割はいるはずだ)、“見せるドラムソロ”を開発したコージーの功績は大きい。

と、やたら前置きが長くなってしまったが(爆)、お馴染み京都北山BBAでも、コージー・パウエル・トリビュート・セッションがささやかに行なわれ、僕も参加してきた。コージー・パウエルを偲び、コージー所縁の曲を演奏して盛り上がろう、というものだ。コージーを師と仰ぐドラマーが大勢集まるかと思われたが、意外と少なかったのがちと残念(笑)だったけど、セッションそのものは久々に和気藹々としたものとなった。

恒例のセットリストです。

Ready To Rock(Michael Schenker Group)
Lighs Out(Michael Schenker Group)

Slow An' Easy(Whitesnake)
Kill The King(Rainbow)
Long Live Rock 'N' Roll(Rainbow)
Starstruck(Rainbow)
All Night Long(Rainbow)
Eyes Of The World(Rainbow)
Goin' Down(Jeff Beck Group)

Giulty Of Love(Whitesnake)
Slide It In(Whitesnake)
Touch And Go(Emerson, Lake & Poewll)
Since You Been Gone(Rainbow)
Crying In The Rain(Whitesnake)
Assault Attack(Michael Shenker Group)

この曲は違うんじゃないか、とかいう細かい事はあまり気にしないようにしましょうね(爆)

この所、BBAでのセッションは、参加者も曲数も多く、進行に非常に気を遣うことが多くなっていたのだが、今回は人も曲も少なめで、その分のんびりとセッションを楽しめたと思う。実際、最近では珍しいことに、セッション本編が終了しても時間が余ったので、急遽その場でリクエストを募り、おまけセッションも行なわれた。こちらの方が盛り上がったかも(笑) で、おまけセッションで演奏されたのは、

More(アースシェイカー)
We Will Rock You~We Are The Champions(Queen)
Rock And Roll(Led Zeppelin)
Brown Sugar(Rolling Stones)
Highway Star(Deep Purple)
 

何でもアリ状態(爆) ま、しかし、事前に曲を決めて、タイムスケジュールもきっちり管理してのセッションとは、また違った楽しさがあった。その場で予定にない曲でも、やれるもんならやってしまおう、というノリを久々に味わった気もする。昔のBBAセッションは、いつもこうだったなぁ、なんて思ってしまった(笑) 原点回帰という事でよかったかも(何が?)

そんな訳で、またしても楽しい一夜でした。で、いよいよ来週は、WWRU3.5 in 京都、である。今までやったこともない曲もやってみるので、非常に楽しみ。諸事情で参加できない方は、是非レポをお楽しみに(爆)

恒例の記念写真です。huemuraさんから頂きました。ありがとうございます。

20080412_1

皆さん、お疲れさまでした。そして、BBAマスターありがとうございました。

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久々にU-500決算報告(笑)

2008年04月11日 23時15分16秒 | 与太話

このところ値上げの続く食品業界だが、Coco壱番屋、ドトールに続き、なんと王将までもが値上げをするそうな(餃子180円→200円)。材料費の高騰によるものだと思うが、たとえ材料費が元に戻ったとしても、一度上がった値段は下がる事はないだろう。王将の餃子が180円で食べられるのは、今月いっぱいだそうである。

と、のっけからいじましい事を書いているが(爆)、いじましいと言えば、久々にU-500の2007年度決算報告をしてみたい。は? 忘れてしまいましたか? U-500すなわち“昼食を500円以下に抑える”プロジェクトですよ。2年程前にも、当ブログで報告し(こちら)少なからず反響を呼んだあれ、である(笑)。諸事情により、去年は報告を控えたのだが(決して、500円以下を達成できなかった為ではない)、楽しみにしている人もいるらしいし(笑)、今年は報告させて頂く事にした訳だ。で、2007年度実績はというと...

昼食代総計    109,309円
昼食回数       243回
一回当たり平均   449.8円

う~む、素晴らしい。見事な数字である(自画自賛)。しかし、昼食代だけで、年に10万円以上かかってる、と思うと、ちょっとゾッとするね(笑)

月別の数字は、面倒なので今回は発表しない。が、代わりと言っては何だが、今回は昼食をとった場所を集計してみた。ま、同じような場所に集中してしまうのだけど...

1位・・・紙文具流通センター 55回
2位・・・吉野家 21回
3位・・・ガスト 19回
4位・・・すき家 18回
5位・・・水戸屋 15回

一応解説しておくと(笑)、1位の紙文具流通センターとは、地域限定で申し訳ないが、うちの会社の近所にあり、そこの食堂を僕はよく利用しているのだ。しかし、55回も利用してたとは...利用回数は多いだろうとは思ってたけど、ここまで多いとは思わなかった。月に4.6回のペースである。ほとんど週に一回。記録を見ると、3日くらい連続で通ってる時もある。ま、一種の社員食堂みたいなもんで、2種類の日替わりランチと麺セット、その他うどん・そば、カレーライス、おかず数種類、というメニューで、僕が一番よく食べてるのは、日替わりBランチ500円也、である。値段の割には味もいいし量もそこそこ、しかも近所なもんで、事務所にいるうちにふと気づいたら昼だった、なんて時にはつい行ってしまうのだ。たまに日替わりAランチ550円を食べる事もある。あまり食欲ない時は、ご飯+味噌汁+生玉子、で済ませてしまう事もある。

という訳で、栄えある(?)一位に輝いた、紙文具流通センターの、ある日の日替わりBランチの写真がこれである。

200804091209000

この日は“ポークピカタさっぱり梅肉風味”であった。ちょっと分かりづらいけど、メインのおかず以外にも、生野菜、煮付け等々のつけ合わせが充実してるのだ(笑) サラリーマンの昼食としては、文句なしと言えよう。

2位から4位までは、特に解説の必要はないですね(笑) 3位のガストも、これまた意外だったけど、ここで注文するのは、常に日替わりハンバーグランチ504円也である。厳密には500円オーバーしてるのだが、税抜きだと480円であって、ま、ビミョーなとこだ(笑) ガストは、ランチ頼むとスープ飲み放題というのが嬉しい(爆)

5位の水戸屋も、これまた会社の近所にあり、よくある喫茶店だけど定食・カレー・スパゲティ等の食事メニューもある、という店。ここは、ほとんどの定食が630円なので、本来なら規定範囲外なのだが、会社の人と一緒に昼食べに行くと、ここになってしまうケースが多い(なぜか、うちの会社の人には紙文具流通センターは不評である)。ただ、値段の割には量が多い。味はまぁまぁだが。注文する時に、ご飯少なめにして貰っても、ガストの大盛りと同じくらいだ、と言えば、その凄さが分かって貰えるだろう(なんのこっちゃ)。金額以上の満腹感は十分にある。ひたすら空腹の時にはよろしい(笑)

という訳で、U-500決算報告でした(笑) 今後も、安く・おいしく・楽しく、と昼食を極めたいものである(意味不明)。

余談だが、今日仕事用の革靴を買ってきた。ダイエーで3990円也である。いいのだ、靴だって消耗品なのだから、金をかけるなんてとんでもない。どういう訳か、僕のことを、スーツでも靴でも時計でも高級品を身につけている、と大きな勘違いをしてる人がたまにいて、実物を知ってれば、そんな事はあり得ないことがよく分かって貰えるのだが(笑)、ブログやHPをだけでしか見てないと、そんな印象があるらしい。そんなにセレブ感漂ってますかねぇ、このブログ(爆) ま、高級スーツや靴を愛用してる人間が、昼食は500円以下、なんてケチくさい事を実行するはずはないのだが(爆爆)

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チャールトン・ヘストンを悼む

2008年04月07日 00時14分22秒 | 映画

アメリカの映画俳優、チャールトン・ヘストンが亡くなったそうな。享年84歳。記事によると、死因は不明だが、2002年にアルツハイマーの可能性がある事を告白していたらしい。慎んでご冥福をお祈り致します。

知ってる人は知ってるけど、僕は小学校5年か6年の頃、映画に興味を持ち始め、週末のテレビ洋画劇場を毎週のように見ていた。もちろん、映画の事なんか知らないから、放送されるのを何でもかんでも見ていたのである。で、その当時の好きな俳優がスティーブ・マックイーンとチャールトン・ヘストンだった。

チャールトン・ヘストンといえば、なんといっても『ベン・ハー』だろう。6年半の歳月と54億円という巨費を投じて制作されたこの映画は1959年に公開されて大ヒットし、アカデミー賞でも11部門を制覇した。この記録は未だに破られていないそうな。

昔のハリウッドでは、このような、古代ローマを舞台にしたスペクタクル巨編、というのがたくさん制作されていた。その中でも『ベン・ハー』は代表的な作品であり、チャールトン・ヘストンはこれ以外にも、『十戒』『エル・シド』といった映画にも出演し、高い評価を得ていた。いわば、この手の映画には欠かせない俳優だったのだ。彫りの深い顔立ち(外人だから、当たり前と言えば当たり前だけど^^;)、筋骨隆々の肉体、堂々たる立ち姿...そんな彼が、古代の衣装を身に纏うと、神々しいくらいであった。あまり、上品な感じはしなかったけどね^^;

こういった、歴史スペクタクルみたいな映画は、衣装といいセットといい、見てる分には楽しいのだけど、テーマは案外と深くて(必ずと言っていいほど、宗教が絡んでくるし)、小学生には難しいものが多かった。ただ、チャールトン・ヘストンが出てると、少し分かりやすくなったような気がして(笑)、最後まで見ていたものだ。『ベン・ハー』はともかく、『十戒』は今でも好きな映画である。

僕が小学校高学年の頃というと、70年代半ば頃になるのだが、チャールトン・ヘストンは相変わらず大スターで、歴史スペクタクル物があまり作られなくなっても、毎年主演作が公開されていたように思う。印象的なのは、当時流行りだったパニック映画にも出ていた事で、同じ年に公開された『大地震』と『エアポート’75』は、共に大きな話題となり、映画自体も面白かった。どちらの映画でも、ヘストンは体を張った演技を見せて(アクションをした、というのではない)存在感をアピールし、確実に映画の印象度を高めていた。

ま、今にして思うと、決して演技派ではなく、その姿をスクリーンで楽しむタイプの俳優だったように思う。全てのチャールトン・ヘストン主演作を見た訳ではないので、なんとも言えないが^^; 要するに、チャールトン・ヘストンが出てればOKみたいな。実際、僕もそうだったし。金をかけた大作というのが、実に似合う人だった。ジョン・ウェインみたいな感じかな。時代が違うけど、シュワルツネッガーも同タイプのような気がする。でも、ヘストンは、あまりコミカルな役をやったという印象はない。

ハリウッドが絢爛豪華で華麗な娯楽映画を、大金はたいて制作していた時代を象徴するスターだったような気がする。今のハリウッドでは、存在感だけではスターにはなれないだろう。最近まで、俳優としての活動は続けていたらしいが、なんか昔の人というイメージになってしまった。

余談ながら、ヘストンは、二度や三度の離婚が当たり前のハリウッドにおいて、一度も離婚したことのないスターとして知られる。なんというか、ちょっと意外だった(笑) 見た目は華やかだけど、実は堅実だったのかな^^

とにかく、時代は確実に変わっている。かつての大スターの訃報を聞くと、そういう思いを強くする。

なんだか久々に『十戒』が見たくなった。

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4月になると...その2

2008年04月05日 01時13分49秒 | 与太話

春といえばやっぱり花見であろう。断るまでもないが、この場合の花見とは、決してチューリップやたんぼぼを見て回ることではなく、桜を見る事である。花見=桜を見る、という訳で、「お茶でもどう?」という場合のお茶とは、日本茶や紅茶を指すのではなく、コーヒーの事である、というのと同様に、日本社会では常識なので、フレッシュマンの諸君はちゃんと覚えておくように(爆)

という訳で、4月は桜の季節でもあるのだ。で、以前、お馴染み忍者さんが友人や家族と花見をするのに、ついて行った事がある。花見といっても、朝から場所取りして、桜の木の下にござ敷いて、飲めや歌えやの大騒ぎをする花見ではない。4月の第一または第二日曜日の午前10時頃に、京都市内某所に集合し、それから夕方まで桜の名所を歩いて巡る、という文字通り花見なのである。途中に何度か休憩を挟みつつ、歩いて移動しながら桜を堪能するのだ。まぁ、疲れるといえば疲れるけど(笑)、数箇所も桜の名所を回ると、僕のような者でも、桜と一口に言っても、いろいろな種類があるのだなぁ、という事に気づく。京都御所とか円山公園とか、有名な所も行ったけど、それ以外の場所にも見事な桜があるのには、さすが京都と感心したものだ。

その花見には、3年連続で参加した。どこへ行ったのか、地名を覚えてないのが残念だが(笑) ただ、その花見のときの写真を当ブログにも掲載したので、興味ある人は探してみて下さい(笑)

さて、日付変わって今日4月5日は、先日も告知したが、エイプリル・フールズのライブの日である。このバンドに参加してから早や2年、4月1日(またはその近辺)にライブを行なうのが恒例となってしまい、今回で3年連続4月ライブへの参加となる。僕にとっては、すっかり春の風物詩となってしまった訳だ(爆)

という訳て、しつこいようだが、ここでさらに告知させて頂く(笑) おヒマな方は是非いらして下さい。

日 時  2008年4月5日(土)
       17:30 開場
       18:00 LLG(産業ロックのコピーバンド)
       19:00 FMF
       20:00 エイプリル・フールズ
場 所  ライブバー「The Cellar」
             大阪市中央区西心斎橋2-17-13(アメリカ村)
      
http://thecellar.web.fc2.com/index.html
料 金  入り口でドリンクチケット2枚(500円×2枚)を購入して下さい。
      チャージ等は一切ありません。
      追加ドリンクやフードは現金でお願いします。

よろしくお願いしますm(_ _)m

ま、昨日から続くネタのまとめとして、僕にとって、プロ野球開幕・花見・エイプリル・フールズのライブ、は春の季語みたいなものだ、という事かな。という事で、ここで一句。

プロ野球 春の椿事は 大歓迎
桜見て 酒はなくとも 酔いしれる
4月バカ 嘘も誠も エイプリル

意味不明でゴメンナサイ(爆) 春眠暁を覚えず、と昔から言ってるし(やっぱ意味不明)

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4月になると

2008年04月04日 00時04分52秒 | スポーツ

3月8日にJリーグが開幕し、プロ野球は20日にパ・リーグ、28日にセ・リーグがそれぞれ開幕し、こうなると毎年、球春到来、春が来た、みたいな気分になる(笑) 実際には、4月にはなったけど、まだまだ寒い。

自分が中日ファンであるので、どうしてもプロ野球はセ・リーグが気になってしまう。今年は、開幕から阪神と中日が飛ばし、なりふり構わぬ補強をした巨人が開幕から5連敗して(球団史上初だそうな)、俄然面白くなってきた(笑) 投打の中心選手を揃って巨人に持っていかれたヤクルトが案外健闘してるのがよろしい。横浜と広島には、もうちょい頑張って貰いたいな。

開幕から5連敗した巨人だが、今日の中日戦で初勝利をあげた。途中まで中日がリードしていたが、ホームラン3連発で逆転、そのまま逃げ切った。ま、あれだけの選手を揃えてるんだし、このまま負け続ける事はないと思ってたけどね。それより、突如乱れて3発かまされた川上が気になる。

ネットの掲示板などを見ていると、金に物を言わせて補強を続ける巨人に対して批判的な意見が多いが、巨人ファンからの反論として、「巨人が金を出さなければ、一流選手はメジャーに行ってしまう。日本に選手たちを引き止める為には、巨人に入団させるしかないのだ」というのもあり、一理あるけど、やっぱり少し違うんじゃないか、と思ってしまう。なんたって松井をメジャーに行かせてしまったのは他ならぬ巨人だし、今年補強したのは外人選手ばかりだし。

巨人ファンに限らないが、日本の一流選手がメジャーに行ってしまうと、日本のプロ野球がつまらなくなる、という考えが僕には理解出来ない。以前に書いたが、僕はメジャー移籍容認派であるので(えらそーに)、一流であればあるほど、よりレベルの高い所でプレーすべきと思っている。メジャーに流出した選手の穴は、新しいスターを育てて埋めればいい。選手のメジャー流出をただ嘆いているなんていうのは、それに代わる選手を育てられない、と認めているようなものだ。プロ球団として、これはちょっと情けないのではないか? 一流選手をどんどん育てて、メジャーに高く売る、その金で有望選手をスカウトし、スターに育てる、これでいいではないか、と思うのだが。つーか、メジャーでは当たり前のように行なわれていることだ。どうせお手本にするなら、これくらいはしたらどうか。

もちろん、チームの顔としてのスター選手は必要だろう。今の、いやここ数年の巨人なんて、はっきり言ってオールスターチームみたいだ。そういうのも確かに味気ない。離れていくファンもいるだろう。プロ野球人気の低迷は、選手のメジャー流出によるものではなく、巨人の強引な補強によるものだ、という意見にも頷けるところはある。なんというか、阪神も最近この傾向が見られるし。ま、ちっとは中日を見習いなさい(爆)

そういう意味で、他球団は巨人を優勝させてはならない。巨人の、いやナベツネのやり方は明らかに間違っている、という事を思い知らせてやらねばならないのだ。はっきり言うと、巨人がどうこうではなく、あのナベツネを辞めさせて貰いたい(笑) 決して、優勝出来ない責任を原監督がかぶる、というのだけはあってはならない。

監督といえば、元サッカー日本代表監督のジーコが、現在監督を務めているトルコのチームがCLに出場し、あのチェルシーを破る、という金星を挙げたそうな。日本代表監督の時は一体何をやってたんだ、という批判も強いが、ここは日本代表の監督を経て、学ぶことも多かったのだろう、と思いたい(笑)

とまぁ、あれこれ考えてしまう球春なのだった。といっても、毎年考えることは変わらないのだけど(苦笑) もうちょっとビールが美味い陽気になったら、また大阪ドームの外野席に行きたいものだ(笑) 

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