私の少年期、家は貧しい部類だったと思います。親父は仕事から帰ると酒をあおり、母親に小言をぶちまけそのまま寝てしまうことが多く、親子の会話もなく、どちらかといえば怖いというイメージでもありました。高校生の時のある日、どうしてもバイクの免許がほしくて意を決して免許を取りたいと告げると、「とれっ」と一言、免許をとれば次はバイクがほしくなるのは普通でもありますが、親父自らカタログを集めてきて品定め、「好きなの買ってやる」まさに意表をつく言葉でもありました。経済事情の苦しい中、親父は2年ローンで私の為にバイクを買ってくれました。この時ほどうれしいことはございませんでした。
クラスメートとはじめて遠出のツーリングに出かけ、帰りに当時700円だったかな?サングラスを買ってサングラス姿で帰って来た事がありますが、遠野市内に入るとサングラスを外し、隠すようにカバンの隅に忍ばせていました。個人的にはサングラスは不良のするものと自分でも思ってましたし、そんな姿みられたら怒られるだろうという思いでもありました。
高校も卒業近くなると進路についてがまさに一番のことではありましたが、進学するには経済的には無理、学力もない、それより何より将来何がしたいのか、自分でもわかりませんでした。結局、甘えもあったかもしれませんが、家から出ることなく地元に残りました。都会への憧れもありましたが、出る勇気が無かった、これが本音でもあります。
そんな環境といいますか、甘っちょろい考えで青年期を過ごした私も今や家庭を持ち、家を継いでいる。
そんな中、自分の子供の行動で少し家庭がゆがみかけている。まさに親の育て方が一番の原因ではあるが、それでも情けない。ここまでバカだったとは今更ながら悲しさを通り越してあきれてもいる。
自分の少年期のことを思い出して書き綴ったが、時代こそ違え、親同様に将来の目的もなくただ一日を過ごしている、過ごしたはなんら変わりない。強くもいえない。ただ私は酒飲みでグウタラな親父ながら、バイクを買ってもらった件、月々の支払いもかなりきつかったものと後になってわかった、自らが働いてようやくわかった、今それをわかってくれとはいわないが、自分がこうして好き勝手にしていられる現状、それも合わせて考えてもらいたい、いずれにしろ近い将来、厳しい現実に阻まれ、今の行為が悔やんでも悔やみきれない、大きな後悔として立ちはだかるのは絶対訪れるということ、肝に銘じてもらいたい。
クラスメートとはじめて遠出のツーリングに出かけ、帰りに当時700円だったかな?サングラスを買ってサングラス姿で帰って来た事がありますが、遠野市内に入るとサングラスを外し、隠すようにカバンの隅に忍ばせていました。個人的にはサングラスは不良のするものと自分でも思ってましたし、そんな姿みられたら怒られるだろうという思いでもありました。
高校も卒業近くなると進路についてがまさに一番のことではありましたが、進学するには経済的には無理、学力もない、それより何より将来何がしたいのか、自分でもわかりませんでした。結局、甘えもあったかもしれませんが、家から出ることなく地元に残りました。都会への憧れもありましたが、出る勇気が無かった、これが本音でもあります。
そんな環境といいますか、甘っちょろい考えで青年期を過ごした私も今や家庭を持ち、家を継いでいる。
そんな中、自分の子供の行動で少し家庭がゆがみかけている。まさに親の育て方が一番の原因ではあるが、それでも情けない。ここまでバカだったとは今更ながら悲しさを通り越してあきれてもいる。
自分の少年期のことを思い出して書き綴ったが、時代こそ違え、親同様に将来の目的もなくただ一日を過ごしている、過ごしたはなんら変わりない。強くもいえない。ただ私は酒飲みでグウタラな親父ながら、バイクを買ってもらった件、月々の支払いもかなりきつかったものと後になってわかった、自らが働いてようやくわかった、今それをわかってくれとはいわないが、自分がこうして好き勝手にしていられる現状、それも合わせて考えてもらいたい、いずれにしろ近い将来、厳しい現実に阻まれ、今の行為が悔やんでも悔やみきれない、大きな後悔として立ちはだかるのは絶対訪れるということ、肝に銘じてもらいたい。
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