「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

史跡探索

2004-11-18 17:53:46 | 歴史・民俗
本日は週休、少し暖かい朝を向え、霧で覆われた遠野ではあったが、おそらく間もなく晴天になるだろうと判断して、町内の史跡探訪と市内の江戸期以降開基の寺院の取材と決め、自家用車にて9時に自宅を出発。
効率良く各史跡を廻り、松崎地区に入り廃寺跡を探すも場所の特定ができず同じ道を行ったり来たり、これは誰か地元の方に聞くのが一番と考えていると、松崎地区センターの所長さん、さらに近所で郷土史関連を時折ご教授いただく古老の方、地元の古老の方々、四名に会う。車を停めて場所を聞こうとすると向こうから、丁度いいところで会った、一緒に行こうと言うのです。史跡調査めいた話だったので渡りに船、これは一石二鳥と考え、私も車を置いて同行とありなりました。
道すがらなんの調かを聴きますと今月29日に地連協と歴史研究会の史跡めぐりの事前調査とのこと、矢崎地区から松崎地区の旧街道を踏破するもので松崎舘に通じる山道を歩くということです。
しかし、山道といいますか峰伝いの道、聞きますと昔は峰伝いに歩く道が最も効率がよく、今考える平地の道はあまりなかったのではとのこと。しかし歩いてみるとしっかりと道が残されている。山道であるがそれほど急な登りでもなく、道も2mはあろうかというしっかりとした跡がありました。探し求めていた寺跡も発見、経塚も見ることができ、松崎舘へも割と楽に辿り着ける、これはなかなかいい経験をしたと正直思いました。この道は昭和の初めまで使用されていたといわれており、それでも近年まで使っていた人もいたかもしれないということでした。
29日参加は15名くらいとか、それも50代以上の方々ばかり、歴史関連はどうしてもご年配の方々の専売特許的なことと趣味の範疇ですが、これらの史跡を残す、伝える、できるなら小中生も参加のカリキュラム等を組んで身近な歴史を学ぶという環境も必要ではないのか、そう感じてしまいます。・・・しかし、私も中学生の息子に以前、松崎舘というすごい史跡があるから一緒にどうだ・・と誘うも「興味ない」「山なんか行きたくねえ」これで終わりです。

予定の史跡めぐりは全部まわることができず寺関連はなんとか終了、山登りで少し疲労気味、午後は市民のオアシス水光園にて湯に浸かってサッパリして帰宅となりました。



画像は、松崎忍峠、矢崎に通じていたとされる旧道(山道)
コメント
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